542氏による強制肥満化SS

542氏による強制肥満化SS

 

 

「アルクェイド……お前、最近柔らかくなってないか?」
 ベッドの中でアルクェイドを抱きつつ、その感触を改めて確かめる。
 ぎう、と良い匂いと共に柔らかい感触を堪能する。
「あうー……志貴、ちょっと痛い」
 腕の中でアルクェイドが抗議を上げる。
「あ、ごめんごめん。……でももうちょっとだけ」
 ぎゅうっと抱きしめると瑞々しい肌の感触がさらりと気持ち良い。
 あうう〜っ、って声はこの際聞かなかったことにする。
「……やっぱり、なあ」
「……なんなの、志貴ー」
 すっかりむくれた声のアルクェイド。
「お前、柔らかい。なんていうか、前よりぷにぷにしてるっていうか」
「……へ?」
 うん、初めての時より絶対柔らかくなってる。特にお尻とか太ももとか。
 ……ていうか、大きくなってる?
 お尻なんかもしかして90越してるんじゃないか?

 確認の為に、覆い被さってちょっと揉みしだいてみる。
「ひゃあっ、志貴……や、やぁっ」
 うん、これは――90以上あるよな。
 巨尻と言われたシエル先輩よりも大きそうだ。
「志貴…しきってばぁ……」
 大きくなったよなぁ。
 それに、太もももずいぶんむっちりしてきたし、全体的にふっくらしたよな・・・
「うう、あっ、やあ、ちょっと強い……だ、だめぇっ」
 なんというか、成長したって言うより、ふくよかになったってのがより感慨深いというか。
「志貴、志貴ってばぁ…ゃああっんっ、だ、だめぇっ、もっと優しくして…」
「ご、ごめんアルクェイド! つい夢中になって…」
「もう……えっち」
 涙目でそう言う事言われると、なんていうか。
「志貴のえっち……」
 思いっきり抱きしめたくなるじゃないかっ。
「ひゃあっ、し、志貴、今度は何?!」

「五月蝿いっ、お前がぷにぷにしてるのが悪いんだっ、そんなお前が大好きだっ!」
 力強く抱きしめてアルクェイドの柔らかい身体を思いっきり味わう。
「志貴、私も好きだけど…その、もうちょっと優しく、あ、やだっ、そんな強いの………あああんっ」
「……もう、結局なんだったの?」
 楽しむだけ楽しんで、ベッドの中でへばったアルクェイドが問い掛けてくる。
「だからさ、お前が昔より体が柔らかくてさ、……すっごく気持ちよかったんだ」
「……柔らかい?」
 アルクェイドは自分の腹部についた肉をつまむ。
 以前はほとんどつまむことが出来なかったはずの柔らかい肉が、彼女の手におさまった。
「…柔らかいと、好きなの?」
「……あー、うん。大好きだ」
「ふーん……そうなんだ」
 安堵した顔になるアルクェイド。
「ん? どうかしたのか?」
「……あのね、笑わないでくれる?」
「……何が?」

「あのね、……最近、体重がちょっとづずつ増えてるかなって……それに、最近服がちょっと、いや結構きつくなっちゃって・・・・・・」
「……ああ、なんだ、心配要らない。それは……あれだ、幸せ太り……かな?」
「……幸せ太り? 幸せだと、太るの?」
「あー、うん、どうやらそうらしいぞ」
「……そうなんだぁ」
 ふにゃーと、すごく嬉しそうな笑顔になるアルクェイド。
「……志貴とらぶらぶで、すっごい幸せだから太っちゃったのかー」
 一瞬、アルクェイドの言葉が恥ずかしすぎて言葉を失った。
「……幸せか?」
「うん、すっごい幸せー。だから、もっと太っちゃうー」
 耐え切れず、また抱きしめる。
「ふにゃあー」
 今度は優しく。でも、しっかりぎゅっと。

 

「志貴ー……大好きー」
「アルクェイド……好きだぞー」
 ぎゅうっと抱きしめあったベッドの中は、凄く暖かくて気持ちよかった。
 これは、アルクェイドのヤツ、また太るな・・・

 

 後日、アルクェイドの体重を量ってみたら、なんと60キロの大台を突破していたことが判明した。
 結局、10キロ近く太ってしまったのだった。

 

#型月,TYPE-MOON,月姫,アルクェイド・ブリュンスタッド


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