67氏による強制肥満化SS

67氏による強制肥満化SS

 

 

「ねえ、見て、見て、こっちに来て」
3ヶ月前から付き合っている美紀が呼んでいる。

 

美紀「ミニスカ買ったの。どう?」

 

目の前に美しく太いぴっちぴちのおみ足が2本。
もうよだれがたれてきそうだが、ここは我慢。

 

俺「まるで丸太棒だな」
美紀「この前は大根だったじゃない。また太ったっていうこと?」
美紀「ゴボウのような脚とか、脚が細くていいね。とかはあきるほど言われたけどそんなこと言われるの初めて。ぷんぷん。もう帰る。」

 

ああ、本当に帰ってしまった。
いつもこんなもんだから、慣れてはいるけど。

 

彼女の言っていることはうそではない。
1年前に、初めて彼女に会ったとき、すごく細い脚だった。
その頃は、決して肌を見せるなんてことはなく、いつもジーンズかパンツスーツだった。
だから、本当にどれくらい細かったのかは正確にはわからない。

 

 

 

今日は彼女と外出。
デートの時は普通彼女の3歩くらい後ろを歩く俺。

 

ジーンズ姿の美紀が良く見える。
しかし、すごいことになったもんだ。
ぴちぴちになっている脚はもちろん、尻もすごいことになっている。
歩くたびに揺れる、揺れる。
隣を歩く女と比べたら、大人と子供のようだ。
でも、冷静に見ると、隣の女は普通の女だよ。

 

この光景、どこかで見たことがあるな?

 

そうだ。彼女と初めて会った時のこと。
紹介してくれた女性とたまたま美紀が並んでいて、後ろを向いたときだ。

 

美紀の尻があまりにも貧弱で大人と子供のように思ったもんだ。

 

美紀「さあ、家に帰るよ。」

 

家に帰った。

 

俺「しかし、お前も尻大きくなったな」
美紀「気にしているのに、そんなこと言うわけ? おしおきしてやる。」

 

寝ている俺の顔の上に、巨大な物体が・・
ああ、やわらかくて気持ちいい、なんて思ったのは数秒。

 

俺「苦しい! 痛い! 誰か助けてぇぇぇぇ!」
誰かって、この部屋には他に美紀しかいないのに。

 

美紀「く・・苦しい・・ た・・助けて・・」
俺「どうした?」
美紀「い・・いつも・・の・・」

 

またか。美紀の後ろに回って、上半身の服を脱がす。
あー、また肉にブラが食い込んでる。こりゃ苦しいわ。
でも、このブラ、この前買ったばかりだよな。

 

美紀「また使うんだから、壊さないでね」
といい続けて、タンスの肥やしになっているブラが何枚あることか。
苦労に苦労を重ねて、やっと取り外した。

 

美紀「ここ1年でブラ何回変わったと思う?」
俺「うーん・・ 何回もこんなことやってるな。 7回くらい?」
美紀「そんな少ないわけないでしょ。あなたと付き合ってからでそんなもんよ。付き合う前にも5回くらい変えてるもん。1年前は60AAでも緩かったのに・・絶対に使うから、全部捨てないもん!」

 

そんなに、すごいのか。
まあ、カップが変わるだけでなく、アンダーも結構変わっているからな。
でも、60AAのブラまでとっとくのか?
しかし、上半身裸の美紀は本当においしそうだ。

 

俺「いただきまーす」 と乳房に手が伸びる。
美紀「今、そんな気分じゃないの!」

 

と、胸に匹敵する二の腕から繰り出す強烈な張り手が飛んだ。
俺も、飛んだ。
いつの間に、こんなに力強くなってたんだ? 確かにぶっとい腕をしてるな。

 

 

 

美紀「ダイエット始めた。体重量ろう。るんるん。」

 

今月入ってからもう10回くらい聞いたセリフだ。

 

美紀「ああ、減ってた。減ってた。」

 

2回言うところが、何かあやしいな。

 

美紀「何、怪訝そうな顔してるのよ。本当に減ってたに決まってるじゃないの!」

 

俺「おめでとう。」
美紀「何か全然うれしそうじゃないのね。もう、いい。寝る!」

 

びりっ びりっ 大きな音が・・

 

美紀「私じゃないもん。絶対私じゃないもん。寝る!」

 

あれは、また、かなり増えてたな。
美紀の寝顔がとてもかわいい。
本当にいい彼女を持ったもんだ。

 

 

 

美紀「何で、太っちゃうんだろう・・」

 

さすがに、昨日の1件は効いたようだ。
泣き虫美紀といわれた彼女が涙を流す姿を見るのは本当に久しぶりだ。

 

美紀「どうして太ったと思う?」
俺「食べすぎじゃないの?」
美紀「昔から食事量は変わっていないから違う。ヤセの大食いといわれ続けてきたのに・・」
俺「ぇ! あの時、食事に誘った時、すごい小食だと思ってたのに・・」
美紀「遠慮ってものがあるでしょ。あの後、おなかが減って仕方なかったので、食べたわよ。」
俺「何でだろうね」
美紀「あなたのせいよ! あなたと知り合ってからよ。太りだしたの。きっと、何か魔法でも使っているんでしょう。魔法を解いて! 元に戻して!」

 

そんなこと言われても・・
そりゃ、俺は確かにデブ専と言われてもしかたがないが、魔法使いじゃないよ。
でも、美紀の気持ちに少しでもこたえたい。

 

俺「明日、病院に行って見ようか」

 

翌日、病院にいった。出会いからの経緯を話した。
あまりにも急激な体重の増え方だったので、いろいろ検査をした。

 

医者「結果は来週になりますので、またきてください。」

 

 

 

今日から本社に転勤だ。
かわいい娘いないかな?

 

会社に着いて、俺が紹介された。
「・・ミキです。よろしく・・」
声が小さいやつだ。良く聞こえなかった。
どうやら、一緒に仕事をするのは、このぼうやのようだ。

 

ほとんど何も話をしないやつだ。
ただ、仕事はそこそこにはできるのが救いだ。

 

でも、かわいい娘はいないなあ。残念だ。

 

それから、1週間後

 

ふと、職場の名簿を見つける。

 

○○ 美紀 ? えっ? も・・もしかして、あいつ、女?
確かに男としては小柄だと思ったが・・
声も少年としてはおかしくないし。

 

同僚に確認した。
俺「もしかして、ミキって、女だったの?」
同僚「今まで男だと思ってたの? それで美紀とそれなりにうまくいっていたんだ。あの人、女扱いするとキレるから、やりずらくって。それに、ここしばらく誰かと話してるのなんて見たこと無かった。あなたが久しぶり、いや、始めてかも。これからも、よろしく。美紀の面倒見てあげてね」

 

しかし、あんなガリガリで無表情な女、面倒見てって言われてもなあ。
せめて、ブスだったとしても、肉さえあれば、少しはやる気も出てくるってもんなのに。

 

しばらくの間、当然ながら、何の変化も無かった。

 

いや、美紀だけは、少し、心と体に変化を感じていた。

 

半年後

 

今までワンパターンだった美紀が衣替えでもないのに、今まで見たことの無い服を着てきた。
1日だけかと思って、何か心境の変化でもあったのか? と思った。
1日だけに限らず、その後も結構いろいろな服やかわいい服なども着るようになってきた。

 

なんとなく、この時のことが心にひっかかっていたので、医者に説明途中だったが、話しかけてみた。
俺「半年くらいしてから、結構おしゃれになったよね? どういう変化があったの?」
美紀「何でだと思う?」
俺「この時から、恋心に気づいたの?」
美紀「この時は、まだなんとも思って無かったわよ。自信過剰ね。単に服がきつくなって、着れなくなっただけよ。その後もどんどん着れなくなっていくから、どんどん買わないといけなかった。ただ、それだけ。前と服を選ぶ基準が変わったのは確かだけどね。」

 

それから3ヵ月後(今から3ヶ月前)

 

全く、想像していなかった事態が発生した。
美紀「あなたのことが、す・・・ ・・・のことが、好き・・・・ 好き・・・・」
言葉はほとんど聞き取れなかったが、なんとなく、全身の力を振り絞って、告白しているのだろう。
それだけはわかった。
俺「一晩、考えさせてくれ」
告白されたのはうれしくはあるが、よりによって美紀かい。
でも、よく考えてみると、出会った時はガリガリだった美紀が、今は体型だけは普通の女に見えないでもない。
性格もおとなしいのは嫌いだが、向こうから告白してきたってことは、脱皮しようとしてるのかも。
まあ、今の美紀ではだめだめだが、将来性を見込んで、付き合ってみるか。だめなら、切ればいいし。

 

翌日、OKを出した。
これが、美紀の爆発的な成長の始まりとなるのも知らずに。

 

 

 

体重が増え続けたのは、前述の通りだ。
ただ、しばらくはそんなに目立つわけでもなかった。
最初にわかる変化が出てきたのは、声だ。

 

ずーっと弱弱しい声で語尾が良く聞こえない話し方だった美紀が、
少しずつ声が大きくなってきた。
数日も立つと、普通に話せるようになっていた。
1ヶ月もたつと、部屋の端にいても聞こえるような大声になっていた。

 

声が大きくなるにつれ、変化が起きた。
美紀「おはようございます。」
一同「・・・」
美紀「おはようございます。」
一同「・・・」

 

そりゃそうだ。美紀が俺以外の他人に話しかけるのも見たことが無いのに、いきなり挨拶かい。
びっくりして、声も出ないわけだ。
何日もすると、皆も慣れてきて、挨拶を返したりするようになった。

 

美紀が普通に俺以外の人間にも話しかけるようになった。
いつのまにか、美紀の周りには人だかりができるようになっていった。
同僚「美紀、最近、太ったな(笑)」
美紀「そうですか? ここに元気の素が詰まってるんですよ。」
と言って、胸を指差す美紀。うーん、かわいいなあ。

 

 

 

夜、いつもどおり、美紀を抱きしめる。
毎日、毎日、抱き心地が変わっていく。
俺「お前、また太ったんじゃないか?」
美紀「あなたにだけは言われたくない!! 絶対太ってないもん。太ったは厳禁!」

 

俺が太ったって言わなくたって、体重増えれば同じジャン、と思う俺。
でも、こんな娘を抱けるなんて、ちょっと前には想像もしてなかったなあ。
本当に幸せだ。

 

美紀「ああ、終わった。」
俺「え? もう終わったの? 早いね。」
美紀「あんなの簡単じゃない」
俺「・・・・」

 

こんなことばっかりになった。
もともと、仕事はできるほうではあったが、出来具合に拍車がかかっている。

 

そうだ、俺、今一件トラブル抱えてたんだ。
今の美紀なら、なんとかしてくれるかな?

 

俺「・・・ というわけで、助けてくれない?」
美紀「いいよ」

 

というわけで、クレーム顧客対応に美紀を一緒に連れてった。

 

俺「なんだ、その格好?」
美紀「クレーム対応なら、女の武器!ってやつを使わなきゃ」

 

太めになりつつあった美紀だが、こうやって見ると凄いボディだ。
本当に、いかにも服から肉がはみだしそうだ。
デブ専の俺からみるとムラムラしてくる。
しかし、仕事で、彼女がこんな格好をしているのは、あまり気分がいいものではないな。

 

俺「今日は、彼女に説明させます。」
しかし、あのエロオヤジめ、美紀に色目使いやがって、許せん。
美紀「○×◎●・・・・」
あいつ、こんなにプレゼンうまかったっけ?
俺まで説得されてしまってる。

 

ん? エロオヤジの顔も正気になってるな。
美紀の身体から話術に注目が移ってる。

 

美紀「・・ 以上です。」
顧客「良くわかった。引き続き取引をお願いしよう。ただし、2つほど条件がある。」
俺「何でしょうか」
顧客「1つは、取引を今の倍に増やしてほしい。お宅の商品は、結構いいものだったんだねえ。もう1つは、お宅の担当を替えてほしい。ぜひ、この娘をお願いしたい。」
俺「・・ 即答できかねますので、上司に相談してお答えします。」
顧客「頼んだよ。君。」

 

会社に帰る途中、やけに美紀が大きく見える。
来る時も、服がきつめだったとは思うが、やたらきつそうだ。
もしかすると・・ 自信がついてくると大きくなるのか?
なんとなく、美紀が太る理由がつかめたかもしれないと思った瞬間だ。

 

俺「かくがくしかじか・・でした。」
上司「それは良かった。美紀、これからよろしくな。」
美紀「はいっ!!」
俺「そんなあ・・」

 

美紀はどんどん、仕事量が増えていった。重要な仕事を任されることも多くなっていった。
しかも、美紀が美人という評判が日に日に高まっていった。
俺は、すごい美人だと思うが、普通の好みの人でも美人に見えるのか。
太っているからといって、絶対的にきれいなら、やっぱりきれいなのか。

 

ちょっと前まで、俺が美紀の告白を受けるかどうか主導権があったのに・・
今では全く美紀にかなうところがない。
本当に、美紀が大きく、大きく、見える。

 

医者「だいたい、様子はわかりました。来週、もう一度きてください。結果を説明します。」

 

 

 

翌週、結果を聞くために、再度病院へ行った。

 

医者「いやー、驚く結果でした。ここまで急激に太りましたからね。」
美紀「ぇ、私、死んじゃうの?」
医者「さすがに、どこかに問題があると思ったのですが、全くの健康体です。念のため、去年の健康診断のデータも取り寄せましたが、ひどい結果でしたね。貧血、低血圧・・・」
美紀「そういえば、最近ものすごく体調いいですね。」
俺「それでは、太った原因はなんなのですか?」
医者「おそらく、ホルモンが原因していると思われます。もともと、美紀さんは、女性であることを拒絶していたとのこと。そうですね。」
美紀「・・・」
俺「はい」
美紀「ごん!」
俺「何するんだよ」
美紀「何で、あなたが答えるのよ」
医者「まあ、仲がよろしいのはわかりましたので、続けます。精神的な問題で女性ホルモンが止まっていたと考えられます。まあ、必要最低限くらいは出ていたでしょうが。それが、恋をすることで、普通に女性ホルモンが出るようになって、第二次性徴に似たような状態になったのでしょう。女性的な体つきになって、丸みを帯びてきた。途中までは、たぶん、こういう理由でしょう。」
美紀「途中・・ までは?」
医者「そう、途中までは、普通の太り方だったようですよね?」
美紀「付き合い始めるまでですね」
医者「つきあい始めてからの急激な太り方は、一つのことが原因とは考えられません。一番大きな原因は、美紀さんが成長したことでしょう。心だけでなく、身体も成長した。子供ではないので、身長は伸びずに、体重だけ増えた。医学的に言うと、ストレスがなくなって、消費カロリーが減ったこと、成長のために、摂取カロリーが増えたこと。」

俺「ちょっと待ってください。美紀は、食事量は変わっていないって言っているんですよ。」
医者「食事量が変わっていないなんてことないですよね。」
美紀「そういわれれば、増えてるかも。3倍くらいにはなっているような気もするけど、そんなの変わったうちに入りませんよね!」
俺「3倍かい・・ それで太らないわけ無いだろ!」
医者「美紀さんの言うとおりですよ。今の美紀さんは、細かいことは気にしない、おおらかな女性になっていますから」
美紀「さすが、お医者さん。話がわかる。ダメ彼氏とは言うことが違うね!」
俺「・・・続けてください。」
医者「次に、検査の結果、昔は健康状態に問題があり、今は全く問題が無いことです。それに、痩せていたときより、今の方が遥かに美しい。もともと、美紀さんにとっては、今の身体が普通。いや、まだ普通に達していないのかもしれません。いずれ、美紀さんに適した状態で落ち着くでしょう。今より、増えるのか、減るのかはわかりませんが。」
俺「まだ、美紀、太ってもいいんですか?」
医者「自然に任せるのが一番いいのではないでしょうか。」
俺「美紀、まだ太っても大丈夫だって!」
美紀「やだ! そんなの絶対にやだ! 痩せてやる! 痩せてやる! 痩せてやる! 痩せてやる!・・」
医者「女性ホルモンもどんどん強くなってますね。より美しくなられるのではないでしょうか。結論としては、全く問題なく、自然に任せてください。ということです。」
俺「ありがとうございました。」

 

 

 

それからしばらくして、美紀の肥満化がゆっくりになってきた。
食事量は以前に増して増えているが、だんだん服が長持ちするようになってきた。
いつしかして、美紀の肥満化が止まった。
でも、食事量の増加と頭脳や心の成長は引き続き続いている。
今が美紀のベスト体重みたいだ。

 

美紀は最高の女だ。俺は最高に幸せな男だ。
でも、現在、一つだけ悩みがある。
美紀の食費の増加に、美紀の給料が追いつかない。
今は、美紀の食費のために、美紀が転職を繰り返している。
もちろん、俺の給料など全然増えない。
美紀の服で貯金は全部使ってしまって無い。
今では、美紀も世間で言うかなりの高給とりなはずなのだが・・

 

ぜいたくどころか、食費が足りない!
今でも、美紀は、痩せる、痩せる、痩せるって叫びまくっているが、
食べる量を減らさない限り無理だ。

 

END

 

  この物語は90%フィクションです。
  登場人物は、実在する人物とほとんど関係ありません。


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