473氏による強制肥満化SS
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7,
「暑〜い。汗かいちゃった〜。拭いてちょうだーい。」
「自分で…… 拭ケ… ばイイ… のニ……」
「あれれ? いいのかな? あたしにそんなこと言って〜」
「…ク… ソ……」
もうユウは完全にあたしの道具だ。
真っ白に燃え尽きた(肉体的に)体で、あたしの言った通り働くユウを見ていると本当に楽しい。
「ぶっちゃけもう人間には見えないよね〜。生けるシカバネって感じ?」
「う… ルサ… い…。」
白ーくなった針金細工みたいな体で、充血した眼を半開きにしたその姿はまさにスケルトンみたいだ。
「あなたはあたしに逆らっちゃいけないの。あなたの魂はあたしのお腹の中にあるんだから。」
そう言ってあたしはユウに買わせた特大のベッドの上で大きなお腹をむにむにさすった。
「殺さなかっただけ感謝しなさいよ。あたしの優しさであなたは今生きてるんだからね。」
魂を抜き取っただけだと、体の方は死なないらしい。
こいつの魂を食べたあたしは、こいつの体が生きるか死ぬかの決定権を持っている。
「クソ…… この…… デブ……」
「あなたがこんな体にしたんでしょ〜?」
丸太のように太くなった手足。クッションみたいなお尻。ど〜んと前にせり出したお腹。
その上に乗っかっている、牛… というより妊婦のお腹くらいのサイズがある二つの胸。
この前体重計とかいう道具で重さを測ったら400`超えてた。正直、一人だともう動けない。
もう悪魔っていうより肉牛の魔獣ですって言った方がいいかも。角も生えてるし。
「一生あたしのお世話をさせてあげるから感謝しなさい。」
「ウ…… クソ…… ハァ… ハァ……」
あたしの脇の下の汗を拭いていたユウが倒れこんできた。
まぁ、それだけ痩せてれば体力も無くなるわよね。
人間の仕事や生活はちゃんとできてるのかな?
「不健康極まった体ね。」
「ハァ… ハァ… お前…… モナ……」
うるさいな。
「ま、せいぜい憎悪や絶望を感じるがいいわよ。あたしがぜ〜んぶ食べてあげるから。」
「………!……。……ふん……。」
もう地獄になんて帰る気ないし、このまま一生吸い取ってやるわよ。
あたしの下僕としてね。
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