795氏による強制肥満化SS

795氏による強制肥満化SS

 

 

「うぅ...もっ、もう食べられない」
そう言う彼女の目の前には新たな料理が運ばれてくる。

 

話の発端は友人の美里が「いっつもピイピイ言ってて可哀想だし、今日くらいは奢ってあげるね...」と言った一言から始まった。貧乏大学生にとっては生命線とも言える一言、月末ともなれば尚更に嬉しい言葉だった。
早速、案内されたのは、老舗の食堂と言った感じの洋食店である。
「ここね、昔からの常連だから安くしてもらえるんだ」
そう言う美里の笑顔に違和感を覚えながらも私は奢ってもらった。

 

美里のオススメを...
オムライス、ハヤシライス、カレー
いつしか取り憑かれたかのように彼女の勧めるままに食べ続ける

 

次第に指先は浮腫み、全身がぶくぶくと肥え太りながら柔らかく弛んでゆく
戸惑ったようにスプーンを持っている手を止めるも自分がなんで戸惑っているのかわからない
「どうしたの?もっト食べテイイのよ」
美里が微笑みながら更に自分のオススメを注文する
「本当に...良いの?」
「もちろんよ。だって、シンユウだもの」
その一言で私は食べ続ける。せり出した腹がテーブルにぶつかろうと食べる度に二の腕と言わず全身が震えようと気づく事なく食べ続けた。
「もういいかしらね」
美里が指を鳴らした。あれ...店が、明かりが消えた?
気づくと目の前には半分だけ悪魔のような女がいる
「美里...なの?」
「そうよ。私の子豚ちゃん(笑)貴女が欲しくてフトラセチャッタ」
「えっ?」
少しずつ頭がはっきりしてくるにつれて何かが自分に言い聞かせてくる。現実を見るなと...
「料理はまだまだ好きなだけあるわよ」
「もっ、もう食べられない...」

彼女の目の前には新たな料理が運ばれていた。
「もう食べたくないよぅ.....うぅ、パクパク」


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