647氏による強制肥満化SS

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『謎の写真機』

 

 

 

「あっ、そうだ履歴書用に証明写真撮っとかなきゃいけないんだ。今時間あるし試しに撮っとくかな」
そうつぶやきながら証明写真機を探す彼女の名は、大原茉実(おおはらまつみ)。大学生である彼女は就職活動真っ只中。慣れないスーツを着て企業の説明会から帰る途中であった。
「なかなか見つからないな〜写真機なんかどこにでもありそうなのに…まあ、見つからなかったらまた今度だな〜」
しばらく歩いていると、人気のない大きめの地下道に写真機?が見つかった。
「あ、見〜つけた!でもこんなとこに置いといて意味あるのかしら…壊れてないよね…?」
看板のランプは一応ついている。
「んっ?『PHOTO PLUMP』って書いてある…メーカー名?かな聞いたことないけど」
「へぇ〜100円なのに取り直し無制限なんだ…画質とか大丈夫かな?まあ、就職用の初めての写真だから試し撮りのつもりで…」チャリン
100円玉を投入すると写真機は動き出した…
「フムフム…なるほど!準備が出来たら横の赤いボタンを押すと5秒後に撮影…と、あとは下のボタンで画像を確認して撮り直しか印刷か選べばいいのね、よし!行くぞ」
写真機の壁に張られた使用方法をチェックした彼女だったが、1番下に書かれている注意書きが擦れて読みにくくなってしまっていることには気付かなかった。
そして、髪型を整え、服の乱れを直し、姿勢を正して彼女は撮影ボタンを押した。
ピッ ピッ ピッ ピー カシャッ

 

「きゃっ!」ミチ…ミチ…
撮影の瞬間、写真機は閃光に包まれた…彼女は強めのフラッシュかと驚き、思わず目を閉じてしまった。
「あ〜びっくりした〜 もう!ちょっとフラッシュライト強すぎじゃない!」
「これ絶対目閉じてるよね〜確認してみよ」ポチッ
「あ゙〜やっぱし閉じてるよ ハァ…撮り直すか」ポチッ
彼女は再び撮影ボタンを押した。
ピッ ピッ ピッ ピー カシャッ
ミチ…ミチ…
「よし、これなら…あ〜なんか顔怖いな…撮り直すか」ポチッ

 

ピッ ピッ ピッ ピー カシャッ
ミチ…ミチ…

 

「まだなんかしっくりこないな〜まあ撮り直しし放題だからもう1回!」ポチッ

 

ピッ ピー カシャッ
ミチ…ミチ…

 

「もう1回!」ポチッ

 

ピッ ピー カシャッ
ミチ…ミチ…

 

ポチッ

 

ピー カシャッ
ミチミチ…ミチ…

 



 

その後、彼女は何度も何度も写真を撮り直した。そして、30分の試行錯誤の上やっと自分の納得のいく写真が撮れた。
「よし、これでOK!印刷っと」ポチッ
「さて、結構時間くっちゃったから早く帰らなきゃ」スクッ…フラッ
勢いよく立ち上がった彼女がふらついた…
「ととと…あれれ服がキツい様な気が…あと体も重い…?なぁ〜んて 座りっぱなしだったからだよね! おっ写真出てきた〜 どれどれ…えっ!?」ポヨヨン
彼女は写真を見た直後自分の体を見て初めて、体型の変化に気が付いたのだった…

 

大原茉実byshake氏


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