560氏による強制肥満化SS

560氏による強制肥満化SS

 

 

朝、三座久礼子(くれこ・さんざ)が、不安な夢から醒めて目覚めたら、
ベットの上で自分が小デブに変身してる事を発見した。

 

彼女は、中年のように丸みをおびた背を下にして、仰向けになって横たわっていた。

 

頭をもたげると、アーチのように膨らんだ真っ白な下腹が見える。
腹の上には一本の横じわがあり、へその部分でくぼんでいる。
腹の膨らんでいるところにかかっている布団は今にもずり落ちそうになっていた。
太くなった脚の肉が、彼女の目の前でぷるぷる震えている。
胴体の大きさに比べて、指先は自分の記憶の通り細かった。

 

「どうしたの?」と彼女は思った。夢では無いの?

 

辺りを見回すといつもの自分の部屋。テーブルの上には写真。
彼との旅行写真を切り取って、小綺麗な金色の写真立てに入れておいた画だ。
ニットの帽子をかぶり、マフラーをした人が写っている。彼が撮った私の写真だ。

 

最近忙しかったから、きっと寝不足なのね。そう思いながらまた眠ろうとした。

 

・・・

 

「6時45分です、お仕事はどうすんの」。音声つき目覚し時計の優しい声。


トップページ 肥満化SS Gallery(個別なし) Gallery(個別あり) Database