◆wlkRjR8P8.氏による強制肥満化SS

◆wlkRjR8P8.氏による強制肥満化SS

 

 

「こ・・待っ・・・つい・復・・────────

 

暗黒神ラプソーンが倒され、世界が平和が戻り半年が過ぎた。
ラプソーンを倒した一行の一人であるゼシカ・アルバートは故郷のリザース村に戻り、平和な日々を過ごしていたのであった・・・。

 

(・・・・最近変な夢ばっかり見るのよね)
私はここ数週間変な声が聞こえてくる夢を見ている。
初めの頃は声ではなくただの音に感じたが、ここ数日は何を言っているかははっきりしないものの、人の声に聞こえていた。

 

「ま、考えても仕方ないわね」

 

そう言うと私はいつものように着替えようとしたその時、胸の部分に違和感を感じた。

 

「ん?ちょっと服がきついような・・・また自慢の胸が大きくなっちゃったのね♪」

 

そう結論付けて、私は朝食をとり、いつものように部屋でぼんやりしていたのであった。

 

(みんなと冒険してた頃は楽しかったわね・・・)

 

正直、今の生活は楽ではある。しかしながら、何の刺激もなく私には非常に退屈であった。

 

「いっそ一人旅にでも出ようかしら・・・よしっ!そうと決まれば早速!」

 

私は旅に出る準備をし、玄関へと向かった。

 

「お母さん、ちょっと出かけてくるわね!」

 

「ゼシカ!どこに行くの? ゼシカ!」

 

お母さんの声が聞こえるが、私はそのまま小走りで村の外へと出たのであった。

 

 

 

「さーて、どこに行こうかしら・・・」「エイトたちにでも会いにトロデーンにでも行きましょ」

 

っと私はトロデーンへ向かったのであった。

 

「トロデ、久しぶりね」

 

「おお!ゼシカか!半年ぶりかのう」
「会いに来てくれたか、ミーティアたちも喜ぶわい」
「ささ、宴の時間じゃ!」

 

宴が始まり私はエイトたちと話をしていた。
話に夢中になっているとあっという間に日は暮れ、空は真っ暗になっていた。

 

「今日はもう遅いから泊まって行くのがよかろう」
「そうさせてもらうわ」

 

トロデはそう言うと、メイドにゼシカを部屋へ案内させた。

 

(ふぅ……久しぶりの宴で調子に乗って食べ過ぎたわね。デブのラプソーンみたいにならないようにしないとね)

 

私はお腹が苦しくなってすぐにベッドに横になった。

 

────────「ついに時は来た……今こそ復活の時だ!」

 

私は猛烈な空腹で目を覚ました。
先ほどの声が何であったかを気にとめる余裕もなく、ただ空腹に支配されて徘徊した。
まだ外は暗く、城は寝静まっていたため、誰にも会わずに食糧庫へとたどり着くことができた。

 

「たべもの・・・おなかすいた」

 

私はただひたすらに食べ物を貪った。肉、果物、そのすべてがとても美味に感じる。

 

「おいしい!もっと!たべもの!たべる!」

 

私は手を止めることなく貪り続けた。
私のお腹はパンパンに張りつめ、その苦しみに私は正気に戻った。

 

(ハッ!私ったら何やっているの!)

 

しかし、手と口は意思に反して食べ物を貪り続けた

 

(苦しい!手が止まらない!)

 

その時である。お腹の張りが少しずつ消えていく感覚を感じていた。

 

(お腹が楽になってきてる…)

 

それと同時に張りつめていたお腹から全身に暖かい何かが広がる感覚があった。

 

(暖かい…一体何なの…)

 

私はここで体を見ると、自慢の胸が大きくなっていくところが見えた。

 

(胸が大きくなっている?)

 

しかし、胸だけでなく、体全体が大きく、太く、より重くなっていることに気付く!

 

(太ってきてる!この私が!いやああああああああああああ)

 

しかし、意に反して手と口はせっせと食べ物を掴み!貪り!そして飲み込んでいった!

 

(いやあああああああああ・・・・・わたしのからだがああああ・・・・)
私は意識を手放した。

 

 

 

【ここから第三者視点になります】

 

意識を失いながらもゼシカは食べ物を貪り続けた。
食べ物を飲み込むたびに体は大きく膨らみ、ついには服が破れた。
だらしなく膨れ上がった大きな胸は、分厚い肉の段になったお腹の上に覆いかぶさるような形になり、程よい肉付きできゅっといたお尻は、下着を吹き飛ばして太くなっていった。
あまりの重さについにゼシカは自立できなくなり、ドシン!と重い音を立てて尻もちをついた。
手の届く範囲の食べ物を喰らい尽くすと、魔法を使って口へ食べ物を運び、さらに太っていった。
もともと大きかった胸はブクブクと太り、人一人分は入れるほどの大きさになった。
腹はどこまでも沈んでいきそうなほど分厚く、尻はつぶれて床に広がり、太ももはもう歩けないほどの太さになっていった。

 

こうしてゼシカは食糧庫の食べ物をすべて喰らい尽くし、目を覚ました。

 

「なによこれえええええええええ!!!」

 

ゼシカの叫び声で目を覚ました城の者が急いで食糧庫へ行くとそこには肉塊と成り果てたゼシカが鎮座していた。
はっきりとしていた顔は盛り上がった肉に埋もれて目は細く、ほっぺたは丸々と膨らみ、口は常にもごもごとしている。
胸は樽のような大きさに膨れ上がり、乳首からはギトギトに脂ぎった母乳も垂れている。
直径2mほどになった腹は壁のようにせり出していた。尻はつぶれて絨毯のように広がり、その尻から生えている丸太のような足は90度ほどの角度で投げ出されていたのであった。

 

「すぐに魔術師をお呼びいたします!」
と城の者が言った途端。
「その必要はない!」
とゼシカの方から声が聞こえた。

 

城の者がゼシカを見ると、ゼシカの方にはただただ黒い霧しか見えなかった。

 

「な、何だ!」

 

黒い霧は徐々に晴れ、霧の中からラプソーンの姿が浮かび上がってきた。

 

「この小娘の魔力により!我は今復活した!」

 

ラプソーンが以前ゼシカに取りついていた時に、ラプソーンは万一のためにゼシカの中に自らの一部を隠していたのである。

 

「この小娘は我が頂いてゆく!」

 

とラプソーンは言い、身動きの取れないゼシカと共に闇の中へ消え去った。
トロデが着いたころには荒らされた食糧庫の中には何もいなくなっていた。

 

 

 

闇の世界

 

「貴様には礼を言う!一つだけ願いをかなえてやろう!」
ラプソーンはゼシカに言った
「たべものぉ!たべものぉ!」
ゼシカは急激に太ったことで心が壊れてしまい、ただただ食べ物を求めるのみに成り果てていた。
ラプソーンは無限の食べ物をゼシカに与えた。
「おいしい!おいしいのぉ!」
ゼシカは眠ることなくひたすら食べ物を貪り、自らの母乳をすすり、永久に、際限なく太っていくのであった。

 

ゼシカが消えて数か月後、人間界に太ったゼシカによく似たモンスターがたくさん現れるようになった。
これはラプソーンが生み出したモンスターであり、このモンスターは人間を見つけると動きを止める呪文を放ち、脂ぎった母乳を飲ませて太らせるといったものである。
こうして痩せている人間はだれ一人としていなくなったのであった。

 

「計画通り・・・我のことをデブだデブだと言っているからこうなるのだ!」
こうしてラプソーンの復活&人類デブ化計画は成功したのである。
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