150氏その9

150氏その9

 

 

設定:ホームステイ先は巨デブ一族の家
    過食と運動不足でみるみるアメリカンサイズに

 

 

「あんたアメリカで何してきたのよ…?」
「フゥフゥ… とりあえずコーラ1本ちょーだい… あ、ピザない?」
「1本…?」

 

 

「ハァハァ… あ〜ピザうま〜〜♪ …ハァハァ」
「…あんた、日本人女性として太りすぎよ…」
「うぅ〜… それは言わないでよぉ…」
「あ、自覚あったのね…」
「ちょっとお肉が… フゥフゥ」
「ちょっとじゃないわよ! 今何キロなのよ?」
「ボリボリ… 向こうの体重計で量ったときは… フゥ… 300ポンドくらいだったなぁ…」
「300ポンド? …(計算中)… あんた! 300ポンドって136キログラムもあるじゃない!」
「えぇ〜! そんなに太っちゃったのぉ!?」
「見て分からなかったのか!」
「少しはぽっちゃりしたとは思ったけど… 向こうのママさんは400ポンドだったしぃ… ハァハァ」
「比べる対象がおかしいわ! あんたそんな体型でよく生活できたわね…」
「向こうはママさんが車で送り迎えしてくれたから… 学校でも私普通くらいの体型だったよ?」
「…あんたもうダメよ… この日本じゃ生きていけないわ…」
「ふえぇ〜、こんなはずではぁ〜〜… ぐすん… ボリボリ」
「いいからそのポップコーンのバケツから手を離せ」

「ハァハァ… それでね… ランチは学校のカフェテリアだったんだけど… 全部食べ放題なの… フゥフゥ」
「……」
「デザートも食べ放題だったんだよ!」
「…よかったわね」
「あと、ママさんに向こうのモールに連れてってもらったんだけど… フゥ…
おっきいお菓子がいっぱい売ってたんだ!」
「……」
「アイスなんてバケツで売ってたの! もうアレ食べたら日本のアイスなんて食べれないね!
…ハァハァ」
「……」
「あと、あと… フゥフゥ… 感謝祭でホットドッグの大食いコンテストがあったんだけど…」
「アンタ勉強の思い出はないのか」

 

 

「むふぅーっ… むふぅーっ… ポリポリポリ…」
「…………」
「ハァハァハァ… ごきゅっ… ごきゅっ… っぷはっ」
「……あんた…」
「ふぅ… あ、お姉ちゃんおやすみ〜」
「あんた、朝から食べることしかしてないじゃない」
「え! そんなことないよぉ〜… はぁはぁ… きょ、今日は秋の洋服を買いにデパートに…」
「デパートに行って?」
「ドネルケバブを三枚ほど…」
「やっぱ食ってんじゃない」
「…はい…」
「あんた帰国してから更に太っているわよ? 今日買った服も着れなくなるわよ!」
「うぅ〜… だってぇ… 食べるのがとまらないんだもん〜…」
「それがヤバいのよ! 完全に堕落したデブの生活よ! はっきり言うわ! デブよ! デブ!」
「ぅあ〜ん… お姉ちゃんのバカ〜!」
バタンッ!(扉を閉めて部屋に逃げる)

「(言い過ぎたかな… でもやめさせないと、あのコ日本に住めない身体になっちゃう…)」
「・・・・・・・・・」
「ん、なんか部屋から聞こえる…?」
「ボリ … ボリ……」
「まだ何か食べてる!!」


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