787氏その1

787氏その1

 

 

「高橋玲奈さん…165票、村上夏美さん…129票、佐々木瑞樹さん…350票、
 よって今年のミスコンは2年B組の佐々木瑞樹さんに選ばれました。」

 

今、この高校の文化祭の目玉であるミスコンが行われたとこである。
ミスコンに選ばれたのは2年生の佐々木瑞樹である。
彼女は陸上部のエースであり、スレンダーな体つきにDカップという胸、
そして何よりそのかわいい笑顔で学年関係なく人気であった。

 

「瑞樹おめでとう」 「さすが瑞樹ね」 「やっぱり瑞樹よね」

 

みんなが声をかけてくる
「みんなありがとう、私が選ばれるなんて… 本当にうれしい。」
そう言ってはにかむ彼女はとても美しかった。

 

しかしそんな瑞樹のことをねたんでる2人がいた
それは勿論、瑞樹に敗れた玲奈と奈津美の二人である。
この2人は3年生で最後のミスコンで優勝狙っていたのである。
「マジ何なのよあの娘、2年生のくせにマジで空気読めてないんだけど。」
「本当よねぇ、ちょっと可愛いからって調子に乗ってさぁ。」
「最後の文化祭だったのに超ショックなんだけど」
「あの娘に復讐したいなぁ…」
「復讐ってあんたのに言ってるのよ……… そうだ、私に考えがある」
「考えって何よ?」
「あの娘の美貌をこわす… つまりぶくぶくに太らせるのよ」
「それ超いいね、でどうやって太らせるのよ?」
「それはね……」

 

 

それから2日後のことである、玲奈と夏美が瑞樹に会いに来たのだ。
「瑞樹ちゃんこの前は優勝おめでとう、これをプレゼントするわ」
そう言ってカプセルの入ったビンを渡したのである。
「なんですか、これ?」
「それはバストとかウエストに効く美容薬なのよ、
 私も飲んでるから瑞樹ちゃんにも上げようと思って」
「本当ですか、ありがとうございます先輩方」
瑞樹は嬉しそうに教室に戻って行った。
「疑いをしらない純粋な心って怖いねぇ」
「本当ね、あれが悪魔の薬だとも知らずに…」

 

実は玲奈と夏美が渡した薬と言うのは、腹を空かせやすくし
食べた物を脂肪に変えやすくする効果のある悪魔の薬であった

 

その夜、風呂上りに鏡の前で体の確認をしていた瑞樹。
形が良く大きい胸、贅肉のかけらもないくびれたウエスト、
程よい大きさのヒップいつもと変わらない。
「体重も測っとこう・・・・・ 48kgか、変わりなしっと」
Dカップの胸に162cmの身長を考えるとそのスレンダーさがわかる体重である。
いつもならストレッチをして眠りにつくところだが…
「あっそうだ、玲奈さん達にもらったこれ飲んでみよう」
「何々… 毎日寝る前に2錠か、本当にきくのかなまぁ飲まないよりはいいでしょ。
そう言って薬を飲むと瑞樹は眠りに就いたのであった。

 

この薬を飲むことで何が起こるとも知らずに…

 

 

次の日授業が終わり部活で走ってるとき彼女はいつもよりおなかが減っていることに気がついた。
「おっかしいなぁ、昼もしっかり食べたのに…」
しかしそれ以上我慢できずに彼女は帰りにコンビニに寄っておにぎりやスイーツを買っていった。
そして晩御飯もいつものようにしっかり食べたのであった。
「今日はいつもより食べすぎちゃったからな体重増えたかも」
と言い体重計に乗る彼女しかし体重計は48kgのままである。
「よかったぁ。」
だが体重は食べたからと言ってすぐに数値に出るものでもないのに
彼女は油断してしまったのである。
そしてストレッチをしてあの薬をを飲みこの日も眠りに就いたのであった。

 

瑞樹が自分の体の変化に気づいたのはそれから2〜3日たった頃だった。
部活で走ってる途中、自分の体が重いそして体の肉が揺れると感じるようになった。
「ちょっと太ったかなぁ。」
そう思った彼女は家に帰ってさっそくボディチェックをしてみると…
「っう… 嘘!? ……53kg… 5kgも太ったの!?」
「そういえば最近食べる量が増えたし、お腹がすくようになったけど短期間でこんなに太るなんて」
そう言い自分の体を見回してみた。
くびれが少し緩やかになり、お尻、太もも、二の腕や顔も一回りくらい太くなっていた。
   …ムニュッ…
「お腹のお肉がつまめる………… やばいよこのままじゃ、ダイエットしなきゃ。」
こうしてダイエットを決心した瑞樹、しかし…
   ギュゥ〜
瑞樹のお腹が音を立てる。
「……明日から部活でもっと走ればいいよね。」
というと瑞樹は腹のすきに我慢できずにカップラーメンを食べ始めた。
もう夜中の12時を回っていたのに…

 

 

それから1週間がたった。
瑞樹のダイエットの成果はというと……… 部活をしている彼女を見てみることにしよう。
   ブルン、ブルン
彼女が走るのと共に体中の肉が震えそんな音が聞こえてくる。
瑞樹はすでにぽっちゃりと言えるレベルまで太っていた。
ダイエットは失敗どころかだいぶ増量したようだ。
まぁ毎日あの薬を飲んでいるのだそれもそうだろう。
そんな瑞樹の様子を陰から玲奈と夏美の二人が見ていた。
「見てよあの娘、あんなに無駄なお肉つけちゃって、ブルン、ブルン言ってるわよ。」
「でも彼女にはもっともっと太ってほしいわ」
「そうね、もうしばらくすればデブになってくわ、楽しみね。」

 

瑞樹は帰宅後、恒例のボディチェックをしてみた。
前は軽くつまめる程度の腹肉だったが、今ではしっかりと両手で握れるくらい
脂肪がついてしまった。
顔も全体的に丸くなり二つ目の顎が見えてきた。
特にお尻にたっぷり脂肪がつき尻だけでいえばデブといってもいいレベルだ。
太ももや二の腕もしかっりと二回り以上太くなっている。
元から大きかった胸も若干増量してるがそれ以上に他が太くなっている。
瑞樹は鏡の前でジャンプしてみた。
   ブヨン
体中の肉が揺れる。
そして彼女は恐る恐る体重計に乗ってみた。
「………っご、61kg… そんなほんとにやばいよ、なんでこんなに太っちゃたの!?」
自分が落ち込むと鏡の中の太めの女の子も落ち込む。
「どうしよう… これ以上おデブさんになっちゃたらいやだよう…… そうだ!」
ここで彼女が思いついたこととは、例の美容に効く(ほんとは肥満化に効く)薬を
1日2錠から3錠に増やすことだった。

この行動が彼女の運命を決定づけるとも知らずに……

 

 

さらにそれから2日がたった日、クラスで昼食をとる瑞樹を見てみよう。
あれからわずか2日しかたっていないというのに瑞樹の体は肉を増量して丸々としてる。
痩せていた頃の制服を着ているのだからピチピチに引き伸ばされ、
その丸い体型にぴったりとくっついている。
この頃になると学校のみんなも表では何も言わないが裏では
「瑞樹って太ったよねぇ」「瑞樹やばくない!?」等というようになってきた。
昔に比べれば大分量が増えた瑞樹のごはん。
そして次の一口を食べようとしたときそれは起こった。        
    …ッブチ…
何が起こったかと言うといわずもがな瑞樹の肥満化に耐えきれなくなったスカートのボタンが
はじけたのである。自分が本当に太ってしまったなぁと泣きそうになる瑞樹、
そしてクラスのお調子者の男子がそのボタンを拾った。
「これ瑞樹のスカートのボタンだろぉ、お前本当太ったなぁ。」
その男子がそういうとほかの生徒も口々に言い出だした。
「確かに瑞樹太ったよね。」「瑞樹かわいいけど少し気をつけたほうがいいよ。」
「……うん…」

顔を赤くする瑞樹にはそれしか言えなかった。
その日の放課後瑞樹はいつものように陸上部の部活に行った。
制服がそうであるように部活で着るジャージも小さくなっている、いや瑞樹が膨らんだのだ。
そこに先輩がやってきた。
「瑞樹ちゃん最近ちょっと太りすぎでしょ体重何kgくらいになったの?」
「……68kg位です……」
「そんなに太ったの!? 競技にも影響するんだからしっかりダイエットしなさいよ、
 それにいくらかわいいからってデブじゃだめよ。」
「…はい。」
そんなことはわかっている、しかしお腹がすきすぎるし、いくら走っても太る一方なのだ。
その日も昔に比べれば20kgも余計な贅肉が付いた体を揺らし瑞樹は走っていた。
瑞樹を見ていたいろいろな人がブルンと体中の肉を揺らして必死に走る彼女を嘲笑していた。
学校のヒロインが笑われるデブになってきたのだ。

 

 

さらに一週間たったある日のこと。
瑞樹は太りすぎということで陸上部を退部になってしまった。
そのな瑞樹のボディチェックを見てみよう。
体重はついに82kgまで増えていた。
「本当にただのデブになっちゃったなぁ、動くだけで体が重いよ」
女子で82kgと言えばそうそういないレベルのデブである。
ミスコンで優勝した瑞樹がついにそんな体になってしまった。
顔は丸々と大きくなりしっかりとした二重あごになっている。
お腹はもはや座らなくても分厚い脂肪で三段腹が形成される。
お尻は軽く見ても100cm以上はある巨尻になっている。
そこから生える足も昔のウエスト並みの太さになってしまった。
一歩、歩くごとに全身の脂肪が揺れる。
それもそうだろう、昔に比べ34kgの肉が付いているのだ。
学校での瑞樹の扱われ方も学校のヒロインからただのデブキャラになってしまい、
「体が重そうだな」などと、からかわれるようになった。
それから数日がたった。

学校が終わり家に帰ろうとしていたとき、玲奈と夏美が瑞樹の前に現れたのだ。
「瑞樹ちゃん今から私の家に来ない?」
玲奈が誘ってきたのだ。
「っえ!?… はい。」
断る理由もなく瑞樹は玲奈の家に行くことになった。

 

玲奈の家に着き玲奈の部屋に通された。
すると玲奈と夏美がいきなり瑞樹にむかって笑い始めたのである。
瑞樹が何なのか分からずにいると夏美が口を開いた。
「瑞樹ちゃん本当に太ったよね、ミスコンで優勝したのがウソ見たい。」
続くように玲奈が言う。
「て言うかあんた唯のデブじゃん、よくそんな体で生きてれるよね。」
いきなり二人にこんなことを言われたのである。
恥ずかしさや怒りで瑞樹は泣き出しそうになる。
「何泣いてんのよ!? まぁいいわ、あんたのためにこれ用意したから。」
そう言って玲奈は体重計を取り出した。
「まずこれに乗りなさいよ。」
そう言い体重計に瑞樹を乗せようとする。
「っや、やめてくださいよ」
必死に抵抗する瑞樹だが先輩二人に命令され、体重計に片足を乗せた
少し体重をかけただけで目盛りは54kgをさした。
「はぁ?なにあんた片足乗せただけで私より重いとか、さすが脂肪の塊ね。」

「早く乗りなさいよう。」
言われるがまま体重計にのった、すると……
「え〜っと…… 93kgだって、ほんとやばいね。」
そういうと玲奈はいきなり瑞樹の腹をわしづかみにした。
  ブヨンブヨン、ブヨブヨ
玲奈の両手を持っても収まりきらない瑞樹の腹肉。
「はは、すごいよこのお肉どんだけ太ったんだよあんた」
顔を真っ赤にし恥ずかしがる瑞樹。
「っな、何でこんなことするんですか?」
「そうね… 本当のこと言っちゃうと私たちの最後のミスコンで優勝したあんたが憎かったのよ。」
「だかっらてこんなことするんですか?」
「そうよ、それにね、あんたがこんなブタみたいな体になったのも
 私があげたあの薬が原因なのよ。」
「それってどういうことですか?」
「もう鈍いわねあの薬に肥満化させる成分が入ってたってことよ。」
「っそ、そんなことしてひどすぎますよ!!」

「そんなこと言ってもあなたはもうブタちゃんになっちゃたのよ。」

 

事実を聞かされ激怒する瑞樹、そんな瑞樹に二人は最後の仕打ちを用意していた。
「瑞樹ちゃんこれ何かわかる?」
夏美が持ってきたのは若干小さめ、今の瑞樹にとってはとてつもなく小さいスクール水着だった。
「これはあなたがミスコンできた水着よ、あなたにはこれを着てもらうわ。」
「私たちに着せられるのと自分できるのっどちがいい?」
「っそ、そんなの着るわけがないじゃないですか。」
「ふ〜ん、私たちに逆らっていいの?
 あなたを肉塊にする方法なんていくらでもあるんだからね。」
玲奈に脅され仕方がなく水着を着ることになった瑞樹、別の部屋に着替えに行った。
制服を脱ぎ下着を外し全裸になった瑞樹。
裸だとその太さがよくわかる。
「こんなの着れるわけないじゃない。」
そう言いながら水着を着始める瑞樹。
体の3分の1しか入れていないのに水着は限界に近づいてくる。
「う〜ん、う〜ん…… はぁはぁ。」
必死に水着を伸ばしなんとかその巨体を水着に収めた。

ちょうどその時あの二人が部屋に入ってきた。
そして小さな水着に無理やり体を押し込むデブ瑞樹を見た二人は先ほどよりも大きな笑いを挙げた。
「うわー想像してた異常にやばいね、よく水着が入ったよその体で。」
そう言いながら玲奈が瑞樹の腹を突いたその瞬間
   ッバン
音をたてて瑞樹の水着がはじけた、そして尻もちをつく瑞樹。
二人の前にその裸をさらしてしまい必死で隠そうとする瑞樹だが
体が大きくなりすぎて隠しきれないでいる。
「いっいや、見ないで。」
そういう彼女の体を見てみよう。
まずはお腹から、今まではただの三段腹だったのが今は段の一つ一つがむっちりとし、
肥大した大きさをもって段腹を強調している。そのウエストサイズは計ってみなければわからないが
スレンダーだった頃の3倍近くはあるのではないだろうか。
そしてお尻はどうだろう元から大きかった彼女の尻だが、
さらにその大きさを増し尻もちをついているぶん横に広がり幅を取っている。
そこから延びる太ももからふくらはぎも以前に比べてかなりの増量を果たしたようだ

特に太ももは少し動かすだけでぶるぶると揺れる。
陸上選手として走っていたのがウソのように思えてくる太さだ。
二の腕に持ったっぷりと脂肪がつき元の彼女からは考えられない太さになっている。
そして顔はどうだろう丸々とお肉がつき完全な二重あごになっている、
人気の高かった彼女の笑顔も今では暑苦しいだけだ。
美少女佐々木瑞樹から巨デブ佐々木瑞樹へと変貌したのである。
「裸だとさらにすごい体してるわねお相撲さんみたい。」
玲奈が瑞樹の腹を揺すってみると腹だけでなく体中のを肉が波を打ち始める。
「すごい、すごい何この肥満娘超うける。」
夏美が携帯を取り出し瑞樹の全裸写真や動画を取り始めた。
「私たちのこと誰かに言ったらこの動画ばらまくからね。」
と瑞樹を脅す。
こうして瑞樹への復讐は成功したのであった。

 

 

それから1年後の文化祭を迎えた。
瑞樹は3年生になっていた。
そして今年も文化祭の目玉ミスコンがやってきた。
瑞樹にはディフェンディングチャンピオンとしてミスコンに出場する義務があった。
何人かの発表が終わり残すは瑞樹だけになっていた。
会場で瑞樹が紹介され去年の映像な度が映し出される。
何も知らない一部の人や新入生からはその美しさに歓声が上がる。
そしていよいよ瑞樹が登場した。
「…………。」
会場が静まりかえる。
なんと体重150kgはありそうなデブ女がビキニを来て現れたのである。
しばらくの静寂の後に会場はザワザワシ始め。
「なんだあのデブ女。」「本当に瑞樹ちゃんか?」「帰れ帰れデブ女。」
などとヤジが飛び始めた。
瑞樹は顔を真っ赤にしその巨体を揺らしながらステージ裏へ逃げて行った。
その様子をギャラリーからOBとなった玲奈と夏美が見ていたのである。

「ふん、これであの子も終わりね。」
「かわいいからって調子に乗るからこうなるのよ。」
そう会話する二人、しかし何かがおかしいそう夏美の体である。
瑞樹並みとは言わないが彼女も60kg近くのぽっちゃり体型になっていた。
実は同じ大学へ進んだ玲奈と夏美その大学でもミスコンがあり、
そこで優勝するために玲奈が太らせたのであった。
夏美も瑞樹と同じ道をたどるのやら………

 

〜〜END〜〜


トップページ 肥満化SS Gallery(個別なし) Gallery(個別あり) Database