◆ljirvoyfcjt氏その１
私には、2つ年上の姉貴がいた。
その姉貴は、何かとつけては
私を“パシリ“にしていた。
「ちょっと！リモコンとってきて！」
リモコンぐらい自分で取ればいいのに...
もうここ10年ぐらいこんな調子だ。
だからこそ悔しい。
何か、復讐できたらいいんだけど...
ん？そうだ！
ぐうたらな、怠惰の具現化ともいえる姉貴......
“太らせて“しまうか？
それはいい。
なんてったって”怠惰の具現“なんだから。
でも、どうやって？
あの姉貴はどんだけ食べても太らない。
そんな姉貴を、どうやって......？
......”あの博士“に頼んでみるか
うん。あの人ならなんとかできる
”あの博士“とは、近所に住んでいる科学者で、
本当は亜野博士らしい。
んで、いつもなんか変な薬を作ってる。
姉貴はもともと食欲旺盛だから
食欲促進剤的なものはいらない...
となると、太りやすくする薬...
”肥満薬“か。
”あの博士“なら造作もないことだろう。
じゃあ、早いうちに復讐してやろう
「博士〜」
「ん？
何か用かね」
「肥満薬、作れる？」
頼んでみる。
すると
「作れんことはないが、なにに使うのだ？」
「えーと、あ、近くで痩せすぎて困ってる人がいるの」
困ってるかどうかは別として、痩せすぎている人はいる。
うちの姉貴だ。
「そうかそうか、そういうことなら喜んであげよう」
そうやって、出されたのは
見たところただの水が入った1Lのペットボトルだ。
「これは、見た目上はただの水だが、小さじ1杯で1キロは増える」
「だから、取り扱いには、くれぐれも注意してな」
なるほど。
小さじ1杯は15cc...つまり
......1Lで1トンか...
間違えた間違えた。
小さじ1杯は15ccじゃなくて5ccだ
そして、5ccで1キロと考えると...
最大で200キロ、か。
ふむ...
いきなり太らすのもいいけど
どうせならじわじわと太らせたい
ということで、この肥満薬の小さじ1杯分を、姉貴の食事に毎日入れて行こう。
1日目
早速、姉貴の食事に肥満薬を入れた。
小さじ1杯ほど。
それにしてもやっぱりよく食べるなぁ...
5日目
これで姉貴は5キロ太った。
見た目的にはあまり変わらないが、
姉貴は変化に気付いたらしい。
食事量を減らしてたｗ
15日目
これで15キロは太った。
顔は相変わらずだが、お腹がぽっこりとしてきた。
肉付きが良くなり、今ではちょいぽちゃぐらいだ。
姉貴はなにがなにやらわからず、青ざめている。
30日目
30キロ以上太ってるんじゃないか？これはｗ
どうやら、肥満薬の副作用で太りやすくなったらしい。
当の姉貴はもう諦めてやけ食いしてるｗ
余計太るｗ
顔に肉がつきはじめ、もともとあった胸はさらに大きく、
しかし、それ以上にマフィントップになった腹が目立つ。
太ももも、大分太くなった。
60日目
60キロ以上だｗｗｗこれはｗｗｗ
もう、ここ数日は肥満薬も入れてないのに勝手に太る。
まあ、毎食たっぷりと、間食とコーラ1Lをラッパ飲みしてたら
そうなりますわな。
顔はすっかり肉がついて、目元とかでかろうじてわかるぐらいｗｗｗ
胸はもう爆乳レベルだけど、それ以上に大きいビール腹が堂々と鎮座しており
満月のような尻と丸太のような太もももセットだ。
んで、ちょうど同じころ、バラそうと思ったんだけど
こんな姿じゃ学校行けないとかなんとかで
引きこもっちゃったんで、バラす必要もなくなった、と
これで、姉貴へのささやかな復讐は終わったのかな？
姉貴
体重
45kg→50kg→60kg→72kg→113kg
終わり