897氏その2

897氏その2


#VOCALOID,ボーカロイト,ボカロ

 

ボーカロイドが世間を席巻している近未来。
アンドロイドとして作られた彼女達は一家に一体(一人?)いることもめずらしくなくなった。
そんな中、ある量販店では一体のボーカロイドが不遇をかこっていた。
「うぐっ、ぐすっ、どうして私が売れないのよう・・」
彼女の名前は弱音ハク。酒飲みボーカロイドである。
(キミはまた売れ残ったねぇ。店側としてもそろそろ売れてくれないと困るんだよ。)
髭の店長の迷惑そうな顔が頭をよぎった。
「お願い!誰でもいいから私を買って!」
その時、店長がハクを呼んだ。
「良かったな、ハク。お前を買いたいというお客様がいるぞ。」

 

「あなたが私のマスターですか?」
俺の前に現れたのは白髪タレ目のボーカロイドだった。
特価300円だったので少し不安だったが思わぬ掘り出し物だったようだ。
「私、弱音ハクといいます。よろしくお願いします。」
彼女は伏し目がちにあいさつをした。
「よろしく。早速家に来てもらおうか?」
ふふふ、これから楽しみだ。

 

私はマスターに連れられてアパートの一室にきた。
「ようこそ、ここが俺の家だ。」
見たところ、ごく普通の部屋である。
私はマスターに申し出た。
「それで、私は何を歌えばいいのですか?」
せっかく買ってもらえたのだもの、少しでも早く気に入られなくちゃ。
「いや、歌は歌わなくていいよ。それより、この服に着替えてほしいな。」
マスターが取りだしたのはひらひらのフリルがついたメイド服。
「これ、ですか?いいですけど。」
着替えた服は私には少し大きかった。
「何だかサイズが合っていませんけど?」
「大丈夫。それよりも写真撮っていい?はい、チーズ」
ぱしゃりとカメラのレンズが光った。
「うーん、ハクちゃんはきれいだね。」
やった、マスターに褒められた!
「それで、この次は何をすればいいのでしょうか?」

「ん?それはねぇ・・・」
マスターはつかつかと近寄ってくると。
「太ってもらおうかな。」
笑顔で私に手錠を賭けた。

 

「太っ・・・て?」
ハクはきょとんとした様子で俺を見つめていた。
「うん、実はさっき取ったカメラには写真を撮る以外に、もうひとつ機能があってね。
それが、「ボーカロイドが気持ちよくなると太る」ようにする機能なんだ。
分かりやすく言うと、快感を覚えると太っていく体質にハクはなったってこと。」
「どうしてそんなこと・・・むぐっ」
ハクが何か言う前に俺は彼女の口におにぎりを詰め込んだ。
「ふがっ!?・・・ごくん」
ハクがおにぎりを飲み込むとメイド服のお腹のあたりに張りが出た。
「うん、ちゃんと効果は出てるみたいだね。じゃ、どんどんいってみようか?」
俺は事前に注文してあった大量のピザやラーメンをとりだした。

 

数十分後。
食糧を全部食べた私の体は変貌してしまっていた。
くびれが目立ったウエストはぽっこりとお腹が出てしまい。
バストには大量の脂肪がつき、お腹に乗っかるようになり。
ヒップはメイド服を突き破りそうに肥大化してしまって。
(ふひぃ、こんなにデブになっちゃった・・・)
顔を赤らめて太ももを擦り合わせながら私は懇願する。
「マス、ターぁ・・。もうやめてください・・」
「やだね。それにしてもまだまだ足りないな。
そうだ、ジャンクショップで買ってきたアレを試してみよう。」
そういってマスターは小さい機械を取り出した。
「これはボーカロイドを淫乱にする機械でね。これを付けたらどうなるかな?」
え、淫乱になんてなりたくない。
「いやだ!やめて!」
私は必死で抵抗するが手錠で繋がれているためどうすることもできない。
さっきの機械が私に取り付けられた。

「あ・・・」
私の頭がボーっとしてきた。どこかに引っ張られる感じ。
その感じに抗うこともできずに私は理性を手放した。

 

ハクは真ん丸な顔に笑みを浮かべながら、巨大な乳房で俺のあそこを挟んだ。
「マスターぁ、今、ご奉仕しますね?」
そう言うと、胸を上下に揺すり始めた。
「う、はぁ」
「どうですか、気持ちいい・・・ですか?」
「いい、すごくいいよ・・・うっ」
俺は耐え切れずに精を放った。
ハクの顔面に飛沫がかかった。
「ひゃっ、マスターったら早いですね。」
ハクはぽってりとした唇をなめた。

 

「さあ、今度はハクを気持ちよくしてください。」
次にハクは四つん這いになって、俺の方にぶっとい尻を向けた。
たまらずに、縞パンをめくり入れた。
「あん。やさしく・・・してくださいね?」
俺は腰を振り、彼女の中に精を放つ。
「んふぅ、んはぁ、ま、マスターのが中にはいってきちゃうぅぅー」
すると徐汝にハクの体が膨らんできた。
みちみちとメイド服が張りつめていく。
「んぶぅ、ぶひぃ、ああああああ!!」
ばつん!と音がしてベルトのバックルが弾け飛び、白い腹肉がぷよんと覗いた。
それでも俺は行為をやめない。
ハクの体は肉団子のようにどんどん膨らんでいく。


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