485氏その2

485氏その2

 

 

俺は旭野砂妃(あさひのさき)ってんだ。昔はそれなりに有名な悪だったんだぜ...(ハアァ)

 

だけど、あまりの堕落っぷりに天界から目をつけられて堕落を矯正する脱堕天使レイとか名乗るやつと戦う羽目になっちまったんだ。どうせ平和ボケした弱っちいだろうと油断してたら強いのなんのってボコボコに痛めつけられた挙げ句に戦えないぷよぷよの体にされてペットとして飼われっちまったのさ。
じゃあ、話は終わったんじゃないかって?それが終わってないんだなこりが、最近では堕落したやつが以前よりも増えたんで脱堕天使見習いの力を与えてやるから手伝えってさ。んで、こうして久しぶりに下界に下り立った訳だよ...(ハアァ)
「なんか...こうして改めて見るとつまんねぇ所だな」
昔はここでブイブイ言わせていた栄光?の日々を思い出すと泣けるぜ!とりあえずそんな事を頭の隅に追いやり手渡されたターゲットの写真を見ているとどこかで見た気がする...絶対とは言い切れねえがな!
「大河内輝美(おおこうちてるみ)かぁ、どこが堕落してんだ?」
艶やかなセミロングの髪に清楚で気品溢れる、如何にもなお嬢様って感じだ。理由がなんであれ堕落しているなら矯正しないといけねぇが...

 

「まぁ、仕事みたいなもんだしな!ちゃちゃと潰すぜ!」
早速、大河内の家に行ってみりゃ誰もが羨む大豪邸だ!とは言え、これからそいつがどうなるのかは見物だがな。チャイムを鳴らして出てきたのは、これらまた大豪邸にふさわしい...気品溢れる育ちの良さそうなメイドだった。
「どなた様でしょうか?」
「大河内さんの学友です。今日、大河内さんに招待されまして...」
「そういうことでしたら、どうぞこちらに」
脱堕天使の力で変装した俺は元の「美しくて超絶的にスタイル抜群!!」の体型に加えて清楚で儚げな感じのどこからどう見ても育ちの良いお嬢様って感じだ。まあ、今じゃぁ...本当に育ちの良い体になっちまったけどな ...とは言え力に関しては半信半疑だったのだが、こうして警戒されずに家に案内されてるんだ。信じるしかねぇな
そんなことを思っていると、いつの間にやら大河内輝美の部屋に着いたようだ。
「輝美様、学友の方がお目見えになっています」
「ん〜、入るように言ってください」
「との事ですので、どうぞ」
そんなんで良いのかとツッコミたくなりながらも中にさっさと入れば、写真で見たのとは違いアッバウトな雰囲気を醸し出していやがる。しかも、俺が誰だか知らない筈なのに何故かひとりで納得したように頷いて気味が悪いぜ
「輝美...さん?」
「次の相手は貴女なのかと思いまして、それとも...まあいいですわ」
にこやかに笑みを浮かべて微笑みかけるが、目だけが獲物でもみるように俺を品定めしてやがる。なるほどな、そっちの趣味があるってわけか
ただ、そっちの趣味があるってだけじゃターゲットには選ばれない筈、なにか裏があるな。だけど、正直調べるのはめんどくせぇ!!どうするかな?


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