太るスプレーの幻想入り
#東方Projectシリーズ
幻想郷 そこにある無縁塚 そこには外の世界からあらゆる現実より忘れ去られし物が集まる
そこに普通の魔法使い 霧雨 魔理沙が来ていた
当然 物漁りである 外から入って来た道具は自分の魔法の研究に利用できるものがある事も
あるからだ
「うーん今回はあんまりいい収穫はなさそうだな…」
余りいいものが拾えず帰ろうとしていた時
「ん?なんだこれ」
それは幻想郷では見かけることの無いもの スプレー缶だった
「なんか入ってんのか?」と魔理沙が振るとチャポチャポと液体の音だ
「見る限り穴とかもあるしここ押したら出るのか?」
プシュっとスプレーの出口を押すと
「お これ霧吹きか?こりゃ使えそうだ中身も入ってるし香霖に見せてみるか」
そう言ってその場を箒で飛んで 魔理沙は去って行った
その場にあったガラクタがまんまるに膨らんでいるのも知らずに…
〜香霖堂〜
「これは…中身はわからないけど液体を霧状に噴射して絵を書いたりする道具みたいだね
霧吹きに使っても問題ないと思うよ」
と香霖堂の店主 香霖こと森近 霖之助の道具の使い方が分かる能力で拾った霧吹きのような物を
鑑定してもらった
「もし良ければ買い取ろうか?中身はともかく結構強く噴射できるみたいだし使えそうだ」
と買い取りを申し出られた魔理沙だが…
「断るぜ とりあえずいいもんだってのはわかった ありがとな香霖!」
そういって来てすぐ鑑定をしろといきなり迫った魔理沙は香霖堂を後にした
「…商品の滞納分返して欲しかったんだけどな…」
〜博麗神社〜
「霧吹きねえ…それにしちゃ変な形してない?」
と博麗 霊夢は友人が持ってきた霧吹きと呼称される物を見ていた
「それがなそこのでっぱり押すとすごい勢いで中の液体が噴射されるんだぜ
結構すごいと思うが」
「ふーん で これ中身なんなの?」
「知らん」
霊夢は飽きれた様子で「あんたねえ
知らんって…拾った物の中身くらい確認しておきなさいよね…」
とスプレー缶をチャポチャポと鳴らした
「もういいだろ 返せよ」
と魔理沙は霊夢の手からスプレー缶を取ろうとした
その時…!
プシューーーーーーー!
「うわっ 何すんのよ!かかったじゃないの!」
とスプレー缶の中身が霊夢に吹き付けられた
「すまん でもお前がすぐに返さないからだぜ?」
「まったく…」
と霊夢が自分にかかった液体をぬぐっていると…
「…何…お腹が…痛い…?」
霊夢がお腹を抱えてうずくまりだした
「どうした?霊夢 腹が痛い?大丈夫か?」
「お腹が…すごく痛いの…皮が引っ張られるみたいで…」
その様子に心配した魔理沙が
「待ってろすぐ竹林の医者を呼んできてやる!」と箒に乗って飛び去って行った
その場に残された霊夢はお腹を押さえてうずくまっていたが
やがて異変が起こり始めた
「何…!?お腹が…」
霊夢のお腹がぽっこりと膨らみ始めていた
「嫌!なんで膨らむの!?」
膨らみ続ける霊夢の腹部 最初はガスがたまったように張りつめていて
苦しかっただけだったが…
その膨らみはどんどん柔らかさを帯びていき…
霊夢のお腹は脂肪が蓄えられうずくまっていた霊夢はその膨らんだお腹でえびぞりのような
体制になりそのまま後ろに倒れこんでしまった それでもお腹は脂肪を蓄え続け
元々くびれてへそが見えていたお腹は1メートルに迫る程膨らみ へそはくぼんで深い穴の
ようになってしまった
「うっぷ…何なの お腹がこんなに…太って…苦しい…」
異変が現れたのはお腹だけではなかった 続いて幻想郷の中では小ぶりな方の胸が膨らみだした
ぐんぐん膨らんでいく胸で巻いてあったサラシが胸を締め付けていき
「く…苦しい…」
と下を見ると憧れでもあった谷間がサラシの間から覗いていた
しかしその向こう側にぶよぶよのパンパンに膨らんだお腹が覗いていたため全然喜ぶことは
出来なかった
そうこうしているうちに膨らんだ胸によりサラシがブチっと音を立てて破けた
締め付ける物がなくなり胸がさらに膨らんでいく
そこまで見たところで霊夢の目線は下を向いていることが出来なくなっていった
同時に膨らんでいた顎の肉が二重あごとなり下を向くことが出来なくなってしまったのだ
「体が…重い…」
整った形で結構自信のあったおしりは片方だけで元の霊夢の頭の重さくらいまでぶよぶよに
膨らみ 倒れていたことで地面と自重で横に広がってしまうほどになり
脇を出した服装のために二の腕が膨らんで袖は裂け目が入り
自慢だった脇も脇と腕にたっぷりついた肉で見えなくなってしまった
太ももはたっぷりと肉を蓄え閉じることも出来なくなってしまい ふくらはぎと足はこれまた
丸太のごとく太くなってしまった
とてつもない肥満体に数秒のうちに体が変貌したことで霊夢は自分で起き上がることすら
出来なくなってしまった
「た…立てない…お腹が邪魔で…起き上がれない…」
起き上がろうと頑張る霊夢だが樽のように真ん丸の曲線を描いたお腹で思うように動けなくて
横にゴロゴロ転がるだけだった
「ううっ…急に体がこんなに太るなんて…」
霊夢は自分のお腹に手を当てた すると手がずぶずぶと沈みこんでいった
かなりの柔らかさだ
自分の顔を触ると頬にも大分肉が付いているようだ
膨らんだ頬で目が細くなっている
と ここで更に追い打ちをかける出来事が起こってしまった
起き上がれずにゴロゴロ転がっているうちに魔理沙が置いて行ったスプレー缶を
重たくなったお腹で潰してしまったのだ ブシュッと嫌な音がお腹の下で響き
少し後にじわ〜っとお腹にさっきの噴射された液体が広がる感覚がした…
「まさか…!?嫌っ!嘘ッ!」
そう太る原因となった薬品らしき物体を膨らんだ体に更に浴びてしまったのだ
「いやあああああああ! うっぷっ おえっ体がっ!」
止まっていたお腹の膨張は再開して全身がさらに脂肪を蓄えていった
膨らんだお腹は膨らみ続けとうとう横に転がることすらできなくなり段を作った
おしりはまるで紅魔館にあるソファのようになり 全身が肉の塊のようになり
最終的に膨らんだ体で身動きできないところまで太った霊夢
魔理沙まだ来ない
霊夢は元の姿に戻れるのか!?
終わり