Idol Debut(アイドルデビュー) 大型新人は太目のあの娘!

Idol Debut(アイドルデビュー) 大型新人は太目のあの娘!

 

 

宇宙のエンターティメントが集まる星、エンタメ星。
そのとあるステージ。
観客席は全て客で埋まっていて、その中で2人の観客がパンフレットの中の
あるアイドルを見ていた。

 

そのアイドルはその名と同じ色の髪をしたすらりとした体型の美少女。
細い手足に程よい大きさの美乳、そしてくびれた腰周り。
その腰から下はプロフィールに隠れていた。
『モモ・ベリア・デビルーク
デビルークの第三王女。おしとやかに見えるがその本性は腹黒 
151cm 45kg  B 80 W 54 H877 』

 

「ヒップ877って・・・どんだけ下半身太りなんだよ」 (正しくはH77である。)
「あまりにも大きすぎて却って気づきにくかっただろうよ」
2人の男が見ているのは過去のイベントで配られたパンフレッド。
それもプロフィールの誤植がある初期版パンフレッドだ。
このパンフレッドは、この誤植ともう一つの違いから
プレミアがついている代物だった。

 

「もっとも、どの道今の体型とはかけ離れているけどな」
「ははは、だよな〜」
その直後、ステージに一人のアイドルが出てきた。
2人を含めた満面の客たちが一斉に立ち上がる。

 

出てきたアイドルはその名と同じ髪をした少女。
その顔立ちと肌の張り、そして全体的な雰囲気は美少女と呼ぶに相応しいが、
体の肉付きはやや太い。

 

まず2本の脚は、綺麗な形をしていて、
その上でかなり太くて、脚と脚が密着している。
顔は、端正な可愛さはそのままに、頬が膨れ、丸くなっている。
整った形はそのままに巨大化した胸は、衣装の上から存在感を主張している。
お腹周りはくびれを残しながらも、柔らかい脂肪に覆われて、ぽっこりとしている。
それも下に行くほど太くなっていき、下っ腹が衣装の下に乗っかっている。
そしてお尻は、明らかに一番大きくて、
衣装をパツパツに押し上げ、その丸さをくっきりとさせている。

 

 

客たちは大歓声をもって、眼前のアイドルを、モモ・ベリア・デビルークを迎え、
モモは丸い笑顔でその歓声に応えた。

 

 

時を遡ること3ヶ月。ララやナナ達に続き、
この星でアイドルになるためにモモはとあるプロダクションを訪れた。
マネージャー希望のリトと共に。
2人を見た社長は少し考えた後に言った。
「 よし、君は特別養成プログラム付きで採用しよう」
「 特別養成・・・? 一体どういうものでしょうか?」

 

「今流行りのぽっちゃりアイドル、そう『ぽちゃドル』を目指してみようか!」
「な、な、何でそんなことをしなきゃいけないんですか!!」
モモは当然のことながら反発してきた。

 

「君には素質がある!絶対に売れる!売れなかったら責任は必ず取る!」
「イヤです!いくら売れるためでもそんな真似はしたくありません!」
(枕営業みたく言わないでくれ・・・まぁ大差は無いがな!)
「責任はリトさんに取って欲しいです!」 「何で!?」

 

(やはりそうか。ならば)「ではそのリト君はどう思う?」
社長が、リトの方に聞いてきた。
「え、俺は・・・」
「率直な感想を言いたまえ」

 

「・・・・・・・・ あり・・・だと思います」 (!) (よし!)
長い沈黙の後のリトの返答、
それを聞いたモモの表情の僅かな変化を見逃さなかった社長は
自分の狙いが的中したことを確信する。

 

 

1週間後、モモ・ベリア・デビルークがこのプロダクションから
デビューすることが決定した。

 

 

まず、元の体型でプレデビューしておき、
正式デビューの際にそこからの変化を印象づける様にする。
(冒頭の誤植パンフレットはその時に配布されたもの)
そこから3週間に渡り、特別養成プログラムが行われた。
まず、ある程度オーバーする様にカロリー計算された食事メニュー。
カロリーを消費し切らない様に運動量が計算した上での
太った状態での動きを想定してのダンスレッスン。
もちろん歌のレッスンも行われた。
そんな3週間は瞬く間に過ぎて行き、モモの「ぽちゃドル」としてのデビューの日がやって来た。

 

 

更衣室。モモは1人で衣装に着替えようとしていた。
鏡に映る自分の姿は、明らかにぽっちゃりとしている。
下着姿なので、その肉付きがよく分かる。

 

まず腕はむちむちとした肉を付けて、男の様に太く、
それでいてより柔らかくなっている。
胸は元の形を保ったままに大きくなっている。
お尻も同様の様子だが胸よりもやや大きくなってる様だ。
そんな上下と見比べると、お腹周りは凹んでる様に見えるが、
実際には、たっぷりと脂肪が付いてぽっこりとしている。
下腹部は特に肉が付いてパンツに乗っかってしまってる。
その下に目をやると、ラインはそのままに太くなった2本の脚が
内股でやや擦れている。
顔もやや膨れ、丸くなっている。
(・・・・・)
意識して太ったとはいえ、これまで太ったことの無いモモにとっては
見返してみるとその体型は衝撃的なものだった。
(3週間でここまで太るなんて・・もしかして私、太りやすい体だったの・・・?)
確かに元の体から双子の妹のナナよりかは肉付きが良かった。
(でもこうして見るとぎりぎりデブというより・・・いや間違いなくグラマー寄りの

ぽっちゃりよね・・・)
モモは微かに安堵しながら、用意された衣装に袖を通した。

 

 

(・・・・)
衣装を着てから、また鏡を見る。
衣装は上下で同じサイズの様に見えたが
実際には上の方はやや大きめに、下の方はやや小さめに作られていた。
そのため、胸やへそ上の辺りは小さく見え、
下腹部やお尻は大きく、太めに見える。
(下半身太りの『ぽちゃドル』として売り出すつもりなのね・・・)

 

それは養成プログラムの途中経過から、モモにはやや下半身太りの傾向があることに気付いた
社長達が、どうせならそれを強調させようと考えたからである。

 

そんな裏側を察したモモはやや沈んだ気持ちのまま、社長達の待つ方へ向かった。
「 お待たせしました」
「おおっ、似合ってるよ」(似合う様に作った甲斐があった)
「それじゃあいこうか。君の努力をみんなに見せようじゃないか!」
「・・・笑われたりしないですよね・・・」
「その時は前にも言った通り責任は私が「オレが取る!」
そう言ったのは、リトだった。

 

「でも・・・モモだけでなく社長達も頑張ってきた。
その頑張りはみんな認めてくれると思うんだ」
「・・・リトさん」
「結城くん」
(そして君も私たちを手伝ってくれた。
何より、彼女を一番頑張らせてきたのは君自身だよ)

 

「・・・やってみます!」
リトの後押しを受けたモモは決意を固め、ステージへ向かった。
そして、観客たちは彼女を好意をもって受け入れた。

 

 

それから幾度かの仕事を経て、現在に至る。

 

ステージでそのふくよかな体を弾ませながら踊るモモを、
社長とリトは舞台裏から見ていた。

 

「改めて聞こうか。結城くんは今のモモくんのことをどう思っている。
「素晴らしいと思います・・・誰かのために頑張った結果ですから」
「そうか。  じゃあ君も頑張ってみるかい?」
「はい、マネージャーとしてやれる事を頑張っていきます」
「・・・・・ああ、今はそれでいい。よろしく頼むよ」
(だけどいつかきっと・・・見せたい、いや見たい)
社長は目を閉じて想像する。
「ぽちゃドル」から「デブドル」に成長したモモと、
リト、もといリコが彼女と並ぶ「デブドル」として、共にステージに立つ日を・・・

 

 

おまけ モモの現在のプロフィール。
「モモ・ベリア・デビルーク デビルーク生まれのぽっちゃりプリンセス。
おしとやかな内面に似合わぬ迫力ボディの女の子
151cm 59kg B 87 W 69 H92 」


トップページ 肥満化SS Gallery(個別なし) Gallery(個別あり) Database