547氏その7 3話

3話:犬歩棒突?葵、まさかの災難

 

 

そのころの遙・葵組はと言うと、追われていた。 
こちらのチームは地上から近い地点を散策し、施設の職員を見つけ、事情を説明してもらうことを
目的としていた。拉致している時点で、対話で解決する望みは薄いのだが、マギアの『人間どうし
なら、話し合ってみるべきだと思う』という強い希望でやってみることにしたのだが・・・
ダンダン!! ダンダン!! 
遙「ひぃやぁぁぁぁ!」
葵「エンジェルアロー!」

 

見つけられるなり、発砲された辺りやるだけ無駄だった様である。
最も、このチームに人数を割いたお陰で、クレナの救出、
というか脱出はすんなり成功したのだが。
遙が職員を引き付け、その間に葵が距離を取り武器を弾き、そこに遙が追撃し気絶させる
という戦い方でしのげているが、倒しても倒してもすぐに援軍がやって来る。
遙「お、多すぎるよぉ!!」
その時、廊下を照らしていた照明が消えた。
そのクレナがこの辺りの送電ケーブルを引きちぎったのだ。
葵「今の内にこの部屋に逃げ込みましょう」
二人は、敵職員が混乱している合間に脇にあった小部屋に入り込む。
その直後、敵職員の足音は小部屋とは反対の方向に消えていった。
葵「ひとまず切り抜けられましたね」 
遙「でもいきなり撃ってくるなんて・・ナインちゃんとマギアさんは大丈夫かなあ」

 

その頃の二人とクレナは、
ナイン「あの大部屋に拉致された人達が、集められているんですね」
クレナ「そうよ、何のために捕まえたのかは、分からないけどね」
目的地である一般人の監禁場所に辿り着いていた。
マギア「ともかく、俺達の問題に関係のない人を危険に巻き込む訳にはいかない」
「安全にかつ確実に、救出する方法を考えないとな」
そう言った矢先、大部屋から園児らしき子供が白衣を着た大人に引きずられながら出てきた。
大人は、懐から何かを取り出し子供の顔の間際に近づける。
照明の光を反射させるそれは恐らく、ナイフ。

 

職員「悪いのは、出てこない魔の者の野郎だからな、私たちのことを恨まんでくれよ」
そんな屁理屈はナイフを突きつけられた園児には聞こえない。
それに気付いてるのか、気付いていないのか、職員はナイフを高く振り上げ、
マギア「成る程、『魔の者』相手に『人』質にするつもりだったってか」 マギアにナイフを
掴み取られる。そのまま、その職員を平手打ちで吹き飛ばす。
その音を聞きつけたのか、大部屋の中と周囲の廊下から大勢現れる職員達。
マギア「戦うべきは俺達だけろうに!!」 突貫するマギア、ナインも続き、職員の武器を
切り裂いていく。
クレナ「戦いになるかどうかは知らないけどね!」クレナも突っ込む。
その巨体からは思えぬ素早さと巨体に見合った力強さをもって職員を次々に千切っては投げていく。
それでも見た目で倒しやすいとみなされたのか、多くの銃口が向けられ、火を噴く。
クレナ「はっ」クレナはその銃弾を跳躍で交わす。そして、触手を職員らの向こうの壁にかけて、
クレナ「とりゃぁーーー!」その木の幹のごとき脚の一振りで全員蹴り飛ばす
クレナ「ほっ」 体勢を戻すために大部屋の壁に両手を付ける。しかし・・・
バコッ クレナ「うぇっ!?」 交わした銃弾の内いくつかがこの壁を貫通し傷をつけていて、
勢い良く跳躍したクレナの重量に耐えきれず壊れてしまい、

ムニョン そのままクレナの上半身が大部屋の方に突き出てしまう。

 

腹肉が挟まってしまいクレナ自身ではどうしても抜け出せなくなってしまう。
ナイン「・・・」(抜け出すために)尻肉を上下に激しく揺らすクレナを、少し惚けながら、
見ていたナインだが、脚を掴みクレナを引き抜こうとする。
ビリイッ  しかし既に限界だったのか、Gパンの脚の生地が裂けてしまい、
とても太く肉々しい生脚が露わになってしまう。
その様にある種の衝撃を受けたのかナインは、クレナの脚に手を当てたまま動きを止めてしまう。
そのことに気付かぬクレナ、大部屋側の上半身がもっと大変なことになっているからだ。
園児1「すっごいぷよぷよだぁ」丸い頬をたぷつかれ、 
園児2「牛さんなのかなぁ?」
身動きする度にお尻ほどでは無いが激しく揺れる胸をペタペタと触られ、
園児3「豚さんじゃない?」
挟まり、はみ出てる腹肉をモニモニとつかまれてといった具合にである。
クレナ「ひゃ、ひゃめてょ、くすぐったいよ」
ちなみに大人の監禁者は、職員に抵抗して殴られたのか、全員部屋の隅で気絶している。
マギア「なにやってんだか・・・」呆れるマギア。こうゆう茶番を演じる余裕は無い。
と言ってもここにいる職員は皆気絶させており一息付くほどは有る。

いや、それも無かった。一人気絶してない職員がいて、ライフルを構えている。
銃弾が放たれる。当然狙いは身動きの取れないクレナ、
そしてその前のナインとその後ろの子供達。
マギア「やめろーーー!!」マギアの突風が銃弾を弾き、職員を壁に叩き付けた。
空気の激流はそのまま壁にふきかかる。
その一部が、壁に開いた「換気口」と書かれた穴に入り込んだ。

 

ここで視点を遙・葵組に戻す。
二人とも暗闇に目が慣れてきて、葵は壁に備え付けられた装置を見つける。
葵「これは、「第二換気システム管理装置」・・?」
地下の施設である以上、換気は必要不可欠である。
しかし本来なら空気の流れを調節するこのシステムも停電により機能を停止している。
その為、真下から入り込んだマギアの突風はデフォルトのパイプ配置に沿ってこの部屋まで
流れ込み、
葵「ふわぁぁ!?」 吹き出て葵を直撃した・・・
遙「だ、だ、大丈夫!?葵ちゃん」 葵「だ、大丈夫です・・・」
マギアの突風を喰らったのだ、大丈夫なわけが無い。
魔の者の力が天ノ遣にぶつかった時、その身体を肥え太らせる。
今の葵はクレナを優に上回る肥満体である。
体重自体はクルミより軽いが、顔にも肉が付き、声が少しくぐもってしまってる辺り
「デブ」っぽさは上回っている。まずレオタード状の衣服から伸びる二本の脚は
丸太の様に太く、隙間が無くなり内股がくっつきムニュゥと変形している。
このSSでの設定では、  もとい魔の者と対を成す天ノ遣、ツインエンジェルの衣は

体型にあわせて大きさを変える。その為今の葵の体型にもピッタリと合っている。
その分、大きさや太ましさが際だっているのだが、例えば五割り増しに巨大化したお尻は
布地の下からそのラインと深い谷間を見せている
顔にも肉が付いたと言ったが、頬に少し肉が付き顔の輪郭が丸くなった程度である。
しかし声が少しくぐもったとも言った通り、顎の辺りは、声帯を圧迫する程に脂肪が付き、
くっきりとした二重あごが出来ている。
元々中学生にあるまじき程の大きさだった胸は、更に巨大化しバスケットボール大の爆乳となった。
しかし一番の肥大化を遂げたのはお腹である。
数字にして約二十八割増し(2,8倍)、10数kgの脂肪を蓄え、
小学生中学年の全身に匹敵する程の直径をもって葵の視界の下半分を遮るその様は、
正に太鼓腹である。
遙「ほ、ほんとに大丈夫なの、葵ちゃん・・・」
葵「だ、だいじょうふではないですが、これでもまだ援護は出来ると思ひます・・」
「ひとまふ、この部屋から出て下におひてみましょうか」
葵はドスンドスンと大きな足音を立てながら部屋から出ようとする、が、出れない。
腕を伸ばしても、せり出たお腹の前幅の方が上回っている。

要するにお腹がつかえてドアノブに手をかけられない・・・
葵「    遙さん、後はたのひます・・・」 
それだけ言って、葵はクルミとテスラの居る地上への階段の方へ歩き出した。

 

神無月葵 157cm 43kg→132kg 
91・58・88→126・150・132

 

#快盗天使ツインエンジェル


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