ダンシングソード&ミート〜重厚なる決意〜

ダンシングソード&ミート〜重厚なる決意〜 ミィミィ編

 

 

この世界では、かつて妖魔が出てくる地を団結した人々が「白地」として封印した。
しかし今また封じたはずの白地が各地に現れ、出てくる妖魔が人々を脅かしている。
その白地に自ら向かおうとする少女がいた。
―――彼女らを止めようとする男も現れた。

 

 

 

 

 

ミィミィ。萌黄の食いしん坊少女。
孤児院育ちながらも、明るく育った彼女は
世界中の美味しいものを求めてグルメの旅に出た。
そして危ないところこそ美味しいものがあると勝手に思った彼女は白地へ向かった。

 

そんな彼女を入口で呼び止めたのは、黒いマントを纏った初老の男だった。
「この先は怨みと憎しみが渦巻く場所、行ってはならんぞ・・・」
「ウラミとニクシミ?聞いたことない名前の食べ物なのら。食べてみたいのら!」
男を振り切り白地へ入り込むミィミィ。
男はそれ以上何も言わなかった。
ただ、奇妙な言葉をぶつぶつと呟き、どこかへ消えていった。

 

 

白地では大勢の妖魔に加え溶岩や毒といった自然現象もミィミィの障害となったが、
それ程手こずることもなくミィミィは白地を進んでいく。
しかし、最も強き障害は彼女の体の中で蠢いていた・・・

 

 

「えぃっ!」ミィミィの振り下ろしたバトルアックスの一撃が妖魔を吹き飛ばす。
 と同時にミィミィの体が一回り膨れ、彼女の丸いシルエットをより丸くする。

 

「うぅ〜、一体どうなってるのら・・・」
年相応に小柄だったミイミイの体は、横に大きい丸い体に様変わりしていた。
ゆったりとしていた服も、今ではパツパツで、
ミィミィの丸いシルエットをくっきりとさせている。
一番脂肪が集まっているお腹は妊婦の様な太鼓腹となって突き出ているし、
膨らみかけだった胸も、たっぷりの栄養(?)によって、
立派な巨乳へと発育してお腹に乗っかっている。
下半身もそんな上半身と釣り合う程の太さである。
お尻は胸を上回るほどに丸く大きく突き出ていて、
二本の脚は互いに擦れ合う程に太くなっている。

 

妖魔を倒すたび、彼女の体は少しずつ膨れ、太っていき、
それでも進んでいった結果、こうなってしまったのだ。

 

「・・・でもここでこうなるってことは、
 奥には同じように太った動物たちがいるってことなのら!」
「絶対食べるのら〜〜♪」
ミィミィは(勘違いから)先に進む決意を固めて、
白地を突き進んでいった。

 

 

そして―――

 

 

悲痛さすら感じさせる叫びをあげて、女性の亡骸の様な姿の妖魔が消滅していく。
妖魔のいた場所を縦に小さいが横にはとても大きいシルエットが通り過ぎ、
そのまま白地から出て行った。

 

 

 

数ヵ月後、ミィミィは白地の近くの村にいた。
笑顔で料理を堪能している彼女の体は、今やとてつもない肥満体だ。
重さだけなら白地で戦った妖魔すら軽く凌駕するだろう。
顔つきこそ余り変わってないが、それでも真ん丸な顔であり、
首が肉に埋もれ、胴体と一体化してしまっている。

 

一番大きくなったお腹周りは、見るものを圧巻さえする程の巨大さであり、
数字で見ると、身長に迫るほどの大きさだ。
胸もお腹程でないが、順調に発育しており、彼女の頭よりも大きな爆乳だ。
ミィミィが料理を噛み締めるたびに、たぷたぷと揺れている。
揺れているのは腕も一緒だ。こちらは動かす度に揺れている。

 

そんなミィミィの自重を支えているのは、胸以上の大きさのお尻であり、
そこから投げ出されている脚は、太さこそ大樹の幹の様であるが、
長さの方は胴体の脂肪に埋もれる様な形で短く見えてしまう。

 

 

 

ミィミィは太りながらも白地を進み、白地を支配する妖魔を倒したが、
(当然のことながら)白地には彼女の求める美味しいものはなかった。
しかし、白地の妖魔に脅かされていた周囲の村の住人は、
ミィミィを救いの女神として崇め、料理を献上し始めた。

 

「目新しい料理は無いけど、それでも美味しいのら〜」
白地での肥満化に加え、人々の献上する大量の料理を残さず食べ続けた結果が
今の超肥満体である。その体は今もなお少しずつ太り続けている。
やがて人々は、とても美味しそうに料理を食べる、
とても丸々としてある意味可愛らしい姿のミィミィを「食べ物の神様」として祭ったという――――。

 

 

ミィミィ 12歳 143cm ?kg
→66kg 82・89・83
→91kg 91・103・96
→153kg 123・139・126


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