Medly for--

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その日、次元都市ミットチルダでロストギアの暴走事故が発生した。
最悪、数百人もの人命がこの事故で失われると推測されたが、
その場に居合わせた6人の勇敢な魔導師の活躍によって、その被害は防がれた。
しかし、その代償はとても`重い`ものだった。
そう、彼女達6人の-・・・・

 

 

医務室。フェイトとなのはが向かい合っていた。
「フェイトちゃん
「うん、分かってる・・・」
フェイトは躊躇う事無く、体重計に乗った。
体重計が示した数字は65kg。
元の体重を考えると、結構な増量具合である。
その変化は、見た目の体型にもしっかりと出ており、なのはの当てるメジャーがそれを明らかにしていく。

 

「バスト102cm」
元より大きかった胸はより大きくなった。
「ウエスト71cm」
くびれていたウエストには脂肪がたっぷりと付き、くびれが殆ど無くなったぽっこりお腹になった。
「ヒップ97cm」
お尻も胸に次ぐ増量具合であった。

 

フェイト・テスタロッサ・ハラオウン 体重65kg 102・71・97

 

「失礼しました・・・」
フェイトが医務室から出た。
彼女の赤い瞳には悲しみの色が浮かんでいたが、
それは先程渡された検査結果の用紙、すなわり自分の太った事の証拠、
では無く、廊下で待っている5人、自分以上に太ってしまった愛しき人達を見てのことだった。

 

 

次に医務室に入ってきたのは、ウォルケンリッターのシャマルだった。
「シャマルさん、さっきはお疲れ様でした」
「ありがとう。でも、私はあまり活躍できなかったし・・・その上、こんなお腹になっちゃったし」
シャマルははにかみながらも、服をまくり上げた。
そうして出されたお腹には、フェイト以上に肉が付いていて、
完全に出っ張ったお腹になっていた。

 

「シャマルさんがサポートしてくれたから、フェイトちゃんやはやてちゃん達が勝てたんです・・・後、シャマルさんはお腹よりも胸とお尻の方がずっと凄い事になってます」
「ふふ、それもそうね」
そう、シャマルの体は胸とお尻が重点的に太っており、
先ほど見せたお腹も、その上下で医務服をはち切れんばかりに押し上げている胸とお尻と見比べたら、くびれて見えてしまう程だ。
なお、シャマルが今着ているのは胸とお尻に合わせたサイズの医務服なので、
お腹は完全に服に収まっていて、まくり上げない限り、肉が付いた事も分からなかっただろう。
顔も結構丸くなっているが、胸とお尻の巨大さを考えると、まぁ、しようが無いとも言える。

 

シャマル 体重73kg 120・77・118

 

 

シャマルの次に医務室に入ってきたのは、茶色の髪をした華奢な体の少女。
前にいたフェイト、シャマルの体型を考えると、この子の体はより細く見えた。
「アルフさん、さっきはお疲れ様でした。・・・すみませんが、子供モードは解除して下さい。これ、事件の報告書を作る為の検査でもあるから・・・」
「分かったよ。いやー、あんな事の後だったから、少しでもフェイトの負担減らそうと思ってたけど、やっぱダメだったか」
「その気持ちは分かります」

 

少女、アルフの体が大きくなっていく。
身長が伸びていき、筋肉質でありながらも程良く肉を載せた体になっていき、
事件の前のフェイトと同等の体型になった所でアルフの変化は終わった。
と思いきや、今度は横に大きくなっていく、そう太っていく。
腹や尻、手足にどんどん脂肪が付いていく一方、大きかったはずの胸、そして端正な顔には全く脂肪が付いていかない。

 

2度目の変化が終わった時、アルフはシャマルと同等の体重があろう肥満体となった。
彼女とは違い、胸よりも腹が突き出ている体はより`デブ`っぽく見える。
ただ顔は全く変わってないから、ある意味可愛いデブである。

 

アルフ 体重77kg 89・111・102

 

「うーーー改めてなると、本当酷いな、この体。
まっ、それでも私はフェイトを助けられただけでも満足だよ。
あのままにしておく訳にはいかなないよ・・・」

 

 

4番目に入ってきたのは、最初のアルフと同じくらいの背丈の女の子。
ただアルフとは違い、この時点で、太り気味であった。
「ヴィヴィオ、お疲れ様。良く頑張ったね」
「うん、フェイトママやアインハルトさん達と一緒に頑張ったよ。ただ・・・」
女の子、ヴィヴィオが自分のぽっこりとしたお腹をさする。
「これからはストライクアーツの練習と一緒にダイエットもしなきゃ・・・」
「でも、ダイエットは明日からにして、今晩はフェイトママも一緒にご馳走を食べよっか。頑張ったご褒美に♪」
「うん!」
「さっ、その前に検査をしないと。大人モードになって」
「分かったよ。セイグリット・ハート!!」
ヴィヴィオが、自分のデバイス、セイグリット・ハートを起動させ、
自分の身体を変化させる。
本来なら、整った体型の大人モードになるのだが、
背丈が伸びる以上に、横幅が大きくなっていく。
特に下半身の巨大化が著しい。
変化が終わった時、ヴィヴィオはシャマルやアルフ以上の肥満体の女性となった。

アルフとは違い、胸も少しは大きくなっているが
顔も少しふっくらとしていて、
お腹は胸を乗せながらも、胸より遙かに大きく突き出ている。
そして一番大きなお尻は桃の実の様な巨大さであり。
そこから伸びる足はドラム缶の様な太さであった。

 

高町ヴィヴィオ →体重54kg 77・70・81
→体重88kg 96・112・131

 

「・・・やっぱり、今日からダイエットする」

 

5番目に入ってきたのは、ヴィヴィオと同じ様に、丸っこい体の女の子。

 

「アインハルトちゃんお疲れ様。ヴィヴィオ達を助けてくれてありがとうね」
「・・・いえ、私は守り切れませんでした。ヴィヴィオさん達の体は太ってしまいました
「でも、命を助ける事は出来た。これは誇るべき事だよ」
「なのはさん・・・ありがとうございます」
なのはの言葉を聞き、アインハルトは表情を緩めたが、そこから、また違った色の気まずさを浮かべた。
「それで検査の方ですが・・・やはり大人モードでも測らないと駄目でしょうか?」
「うん、正確な結果を報告する必要があるから・・・悪いけど・・・」
「分かりました。アスティオン!」
アインハルトが、自分のデバイス、アスティオンを起動させ、
自分の身体を変化させる。
ヴィヴィオと同様、背丈と一緒に横幅も大きくなっていくが、
ヴィヴィオとは逆に下半身は殆ど肉が付いていかず、
その分、お腹と胸、そして顔に肉が付いていく。

 

変化が終わった時、アインハルトもまた、肥満体の女性となっていた。
その体は胸とお腹が重点的に太ったリンゴ体型であり、
体自体はヴィヴィオよりも一回り小さいが、見た目の印象はヴィヴィオよりも太って見えてしまう。
更に、顔は元の端正さを残しながらも丸々と膨れ、立派な二重あごが出来てしまってる。

 

「・・・・・・」
強さを追い求める`覇王`の生まれ変わりとして、そしてそれとは別に年頃の女の子としても、今の体はとても恥ずかしいらしく、アインハルトは黙りこくった。
なのはも気持ちを察して何も言わず、手早く身体測定を済ませて、アインハルトを帰らせた。

 

アインハルト・ストラトス →体重50kg 84・67・71
→体重79kh 116・111・88

 

 

最後に入ってきたのは、肥満体の女性。
そう、入ってきた彼女、はやては、まごうこと無き肥満体。
その体は、これまでの6人の中で一番の巨体であった。
満遍無く肉の付いたその体は、巨大なサイズであろう医務服をパツパツに押し上げている。
その中でも一番大きなお腹は、医務服に収まりきらず、
へその辺りが見えてしまっている。
顔も真ん丸く膨れているが、それは却って、ある種の可愛らしさを醸し出していた。
ただ、今、その丸顔の中にあるのは、真剣な眼差しであった。

 

八神はやて 体重93kg 105・123・102

 

「なのはちゃん・・・」
「はやてちゃんで最後だよ。この事故で被害にあった6人の身体調査は」
「6人か・・・なのはちゃん、私の考えを言わせてもらうとな・・・この結果は・・・」

 

「数百人の人命は守られ、その代償は取り返しの付く範囲での肥満化。うん、万々歳や!」
そう言うと共に、その丸い顔に見合った笑顔になるはやて。
だが、その言葉を聞いたなのはは、複雑そうな表情になった。
「ごめん、はやてちゃん。私はその意見に賛成できない。確かに命を救えたのは嬉しい結果だった。でも、でも・・・」

 

なのはは、窓の方を見る。
そこから見えるのは、太った体に苦労しながら歩いて行くヴィヴィオとアインハルト。
2人に合わせて太った大人モードで歩くアルフ。
そして、心配そうにしながら、そんな3人と一緒に帰るフェイト。
彼女の太り具合は、ぽっちゃりの程度で済んでいる、はずなのだがーーーー

 

「フェイトちゃんが・・・・!!」

 

 

To be continue・・・?


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