Tripul and Drum

Tripul and Drum

 

 

宇宙空間を進む一艘の宇宙船。
その船倉では、とある`アイドル`のライブが行われていた

 

様々な姿の宇宙人が彼女の歌と踊りを楽しんでいる。
その輪の中心にいるアイドルは―---とても太った少女、ルン・エルシ・ジュエリア。
ルンが体を動かす度に、その肉が弾み、踊る。
胸やお尻、太ももの肉も激しく揺れているが、
一番揺れているのは腹の肉。
ルンは歌の間に、自分の腹を叩き、軽快なリズムを響かせる。

 

ルンがメタモル星に帰省した帰り、乗っていた星間旅行宇宙船が事故でとある惑星に不時着してしまった。
そこにあったのは、ゾルゲムが残した、生物を肥満化させてから、捕食する生物兵器。
その魔手が乗客に及ぼうとした所を、ルンがその身を犠牲にして、いや肥やして皆を助けた。
ルンだけでは無く、もう一人の彼女、いや`彼`も・・・

 

「ルン!その体でライブなんて無茶な事をするな!!」
ライブを終えたルンを問い詰めているのは、彼女と同じ顔をした少女、
いや、本来は少年なのだが、生物兵器の持つ毒のもう1つの効果で女体化してしまったのだ。

 

「いいじゃん、地球の御門先生に問い合わせたら、このタイプの肥満化なら薬で何とかできるらしいし、そう思ったらこれもいい経験だと思ってね」
「・・・歌うのはともかく急に太った体で踊ったりしたら、骨が折れるかもしれないだろ?
そんな事になったら・・・」
「気遣ってくれるのは嬉しいけど・・・それだったら、あんたの体型の方がマズイよね?」
「う・・・」

 

そう、レンもルンと同等の肥満体になっていた。
いや、体重は同等だがその太り方は二人で異なっていた。

 

支える筋肉も一緒に肥大化し、脂肪がパンパンに張り詰めているルンの肥満体に対し、脂肪だけが膨らみ、垂れ気味になっているレンの肥満体。

 

ルンの脚は、丸太の様な太さであり、脚と脚が隙間無くくっついてる様はある種の安定感を醸し出している。
レンの脚は、ルンよりは細いが十分に太い大根脚であり、むしろその肥満体を支えるには細く見えてしまう。

 

メートル越しのサイズを持って、脚と同様の安定感を醸し出すルンのお尻。
そんなルンのお尻よりも大きくて、モモ、もとい桃の様な巨大さを誇っているレンのお尻。

 

ルンの胸は元より大きかったのだが、その胸も肥満化により更に巨大化し、
今や、メロンの様なサイズの爆乳であった。
しかし、そんな胸を上回るのは、元が男であったはずのレンの胸。
こちらはスイカの様なサイズであるが、余りに大きすぎてお腹に乗っかってしまってる。

 

そして、二人の肥満体の中でも、一番の巨大さを誇るお腹。
胸を乗せながら突き出ているレンのお腹は、深い段差を持った立派な三段腹であった。
ルンのお腹は、サイズ自体レンよりも大きいにも関わらず、綺麗な楕円形で突き出ていた。
先のライブの事も考えると、正しく、`太鼓腹`であった。

 

こんな体でありながらも、二人とも顔はふっくらと丸くなりながら、元の可愛さを保っていた。

 

ルン・エルシ・ジュエリア 158cm 48kg 83・55・83
→93kg 108・145・115(ルン)
→91kg 118・131・121(レン)

 

「さて、帰ったら、リトくんに私の活躍を教えないとね♪
でも、その前に御門先生に治してもらないと・・・出来れば、太った事は隠しておきたいし・・・」
「ボクは男らしく、包み隠さすララちゃんに言うよ。このボクの大活躍を!!」
「・・・活躍って、アンタは私の後、くっついてきて、捕まった人を起こしただけじゃない」
「・・・それを言うならルンが、あいつの毒に足を突っ込んだせいで、二人ともこうなったんじゃないか!」
「アンタがビックリして止まらなければ、私は逃げれた!」

 

ここまで丸々と肥えながらも、可愛らしい双子の
キツい内容ながらも、何処か微笑ましい言い争いを船倉の中に響かせながら、
宇宙船は地球へと向かっていくのだった。

 

おわり


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