T×W α
斉藤 エリス 17歳 身長346cm 体重74kg B:113 W:79 H:98
幼い頃から、ハーフと言う事を考えても高すぎる身長である。
最近病院で検査をしたところ・・・
「よいっしょっと・・・」
金色の髪を少しこすりながら、エリスはその巨体を縮込ませて玄関をなんとかくぐる。
毎朝の事ではあるが、知らない人間がみたらぎょっとするだろう。
天をつく大男等という表現があるが、一般的な成人男性の二倍以上の身長を持つエリスは
まさにその言葉が相応しい。
最も、この場合は「天をつく大女」だろうが。
「じゃ、行ってきま〜す」
「はーい、いってらっしゃい」
母に挨拶をしながら、学校へ向けて足を向けるエリス。
近くの平屋の屋根に迫るその身長は異常と言って良いだろう。
幼少の頃から背が高く、小学校に上がる頃には大人の女性とそう変わらない身長であった。
最初はマルファン症候群も疑われたが、どうやらそういう訳では無く、
成長ホルモンの分泌が人よりも多いという事だった。
どういう訳か、エリスと同年代辺りからだがこう言った症状の女性が増えている。
「あ・・・そういえばシャーペンの芯、切れてたんだっけ・・・コンビニ寄ろうっと」
ふと思い出したのか、エリスは学校近くのコンビニに立ち寄る。
とはいえ、この身長である。気軽さが売りのコンビニだがエリスにとっては入るのも一苦労だし、
通路も狭いため気軽では無い。
まぁコンビニだけに言えることでは無いのだが・・・
「ついでに何か買っていこうかな?」
芯を見つけた後、彼女は菓子パンコーナーにそのまま向かった。
最近お気に入りのメロンパンがあるのだ。
メロンパンの他にもいくつかの菓子パンをぽいぽいと籠に入れていく。
この体だ、一日に摂取するカロリーも一般女性の比では無い。
「お、ケーキの新作が出てる・・・買っちゃおうっと!」
パンコーナーからの流れでデザートコーナーでも物色し、
買い物籠がいっぱいになる程に色々と入れる。
この籠の中身は授業の合間合間にある休み時間で消費され、一日持たないのだ。
当然、弁当は別に持っている。
新作のスイーツに目が無いのはどの女子高生も同じ。
まぁ量が違いすぎるが・・・
こうして買い物を終えたエリスは苦労しながら店を出て、学校へと向かった。
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「おはよーエリス」
「うん、おはようコモちゃん」
クラスメイトと挨拶しながら教室へ入る。
因みにエリスは廊下は常に屈みながら移動しているため、毎日腰が痛くて堪らないらしい。
ようやく自分の席に着く。
着くとは言うが、勿論普通の机では小さすぎて足が入らない。
なので彼女だけは特別に床にマットを敷いてその上に座っている。
その上で教師が作った特製の机を使用している。
しかし座ってもそこら辺の女子が立った時よりも高いのだ・・・当然場所は教室の一番後ろの
窓側で固定だ。
お陰で非常に目立つ。外から窓を覗けたのなら彼女の頭部が明らかに高いため、
エリスが居る教室は一発で解るだろう。
「しっかし、またいっぱい買ったねぇ」
「あははは・・・これ位食べないと持たなくて・・・貧血気味なのか食べてないと気分悪いし」
「そんだけ大きな体してればねぇ・・・太らないのは羨ましいわ」
「体の維持でそれどころじゃ無いみたい・・・この前の健康診断で背が伸びたって聞いたし」
「ああ、この前の・・・というかまた伸びたの?」
「うん・・・でも昔よりは伸びなくなったんだよ?」
「ああそう・・・」
呆れたのか、クラスメイトは話題を切り替え、エリスと他愛ない雑談をしはじめた。
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「じゃあ帰りのHR始めるぞ。
まずは配布物からだな。この前の健康診断の結果が帰ってきてるぞ。
中を良く見ておくように。それと今度の学内行事で──」
担任の先生がみんなにプリントを配る。
健康診断の結果と、いくつかの連絡事項のプリント。
受け取ったエリスは、気になる表記を見つけた。
【血液検査で異常がありました。かかりつけのお医者様に診察に行ってください】
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「あの・・・それで・・・」
「貴方の成長ホルモンが他人より多く分泌されているって言うのは知ってるわよね?」
「はい」
「どうも最近、貴方のホルモンが変化したようなの。
変化というか、急激に数が減っているのよ」
「えっと・・・今まで出過ぎていたのが減ったんですよね?
それならいいことなんじゃ・・・」
「そうも行かないの。今まで例えば100出ていた物が急に50になったら困るでしょ?
今の貴方はそんな状況なの。量だけで言えば普通の人と同じ位なんだけどね。さらにね・・・」
「さらに・・・?」
「インスリン・・・って言って判るかしら?膵臓から出てくるホルモンなんだけどね?
それが多く分泌されてるみたいなの。
このホルモンは血液中の糖分を細胞に運ぶ役割を持っているんだけどね、
糖尿病の人はこれが分泌されなくなるの。
簡単に言うと、普通なら血糖値・・・
つまり血の仲の糖分の量はある程度保たれるんだけど、
糖尿病の人なんかはこの調節機能が悪くなるの。
その時にこのインスリンというのを投与するのね。でも、貴方は逆にインスリンが出過ぎなの。
これが多すぎると低血糖という状態になるの。つまり血中の糖分が少なくなりすぎって事。
低血糖が続くと頭がガンガンしたり、手足がしびれたり、意識を失ったりするのよ。
まぁブドウ糖とかとれば回避できるんだけどね・・・」
「えっと・・・逆糖尿病みたいな感じですか?」
「そうね。どうも成長ホルモンの所為で膵臓の調子が悪くなったみたいなのよ・・・
詳しいことはさらに調査しないと解らないけどね」
エリスの最近の体のだるさが貧血気味だからでは無く、このインスリンの所為だった。
エリス自身は良く判ってないようだったが・・・
「とりあえず食事量を増やしてみて、駄目なら炭酸飲料みたいな
糖分が多く含まれている物を摂取して。
低血糖は本当に大変なのよ。気分が悪くなったらなるべくすぐに何か摂取すること。
できれば液体の方が消化しやすくていいから。粉末のブドウ糖も出しておくわ。
それと悪いんだけど月一で通院して貰う事になると思うわ。
基本はただの検査だからそちらの都合に合わせるから。
じゃあ、お疲れ様」
「は、はあ・・・お疲れ様です」
なんとも言えない生返事をして、エリスは診察室を出た。
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「んで・・・いつもより食べてると」
「うん・・・」
翌日、学校でクラスメイトと会話しながら、エリカはまたパンをかじっていた。
しかも普段よりもさらに多い量を。
「しっかし難儀ねぇ・・・まぁ頑張って」
「うん。まぁお菓子とジュース食べて良いって事だし、どっちかというと得したかも」
冗談っぽくエリスは答え、食べるのを再開した。
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「え・・・入院ですか?」
「そうよ。いくら何でもインスリンが出過ぎなの」
翌月、検査のために病院に来たエリスは、そんなことを言われた。
どうやらインスリンの分泌量が多すぎるらしい。
「最近食べる量増やしてるのよね?」
「は、はい・・・おかげで少し太っちゃいました」
エリス自身、スリーサイズはもの凄い事になっている。
数値だけ見れば、グラビアアイドルとして引っ張りだこだろう。
が、それは通常身長ならの話で、3m50cm近い身長で考えれば細身といっても良かった。
確かに、先月に比べればややふっくらとしたようにも見える。
「そう・・・因みに今日は朝食に何を食べたの?あと何時ぐらいに食べた?」
「えっと・・・ご飯を・・・どんぶりで2杯と、目玉焼き3つと、サラダと・・・
あとベーコン4枚と味噌汁を2杯です。時間は・・・朝の8時頃です」
「そのほかに間食は?」
「あ、病院に来てからサンドウィッチ3つ食べました」
「ふむ・・・となると測ったのは2時間値か・・・
普通それだけ食べれば血糖値が200越えてるはずなのよ。
でも貴方の数値は78。低血糖ギリギリなのよ」
「そうなんですか?」
「ええ。やっぱりおかしいわね・・・その調査も兼ねて暫く入院して欲しいの」
「はぁ・・・解りました」
「ごめんなさいね。個室を用意するけど、ベッドの方がどうなるか・・・」
「あー・・・」
エリスは自分の身体を見渡す。
一応椅子に座っているのだが、その状態でも天井に髪の毛が擦りそうなのだ。
それに足も非常に邪魔だ。人一人分の長さがあるのだから当たり前だろう。
「まぁその辺は相談してみるわ。流石に毎日貴方のお宅に行くわけにも行かないし・・・
それじゃあご両親に連絡してくれる?」
「わかりました・・・」
入院。
この言葉は意外と重くエリスの心にショックを与えた。
健康体──身長以外は──が取り柄だったエリスが入院しなければならないのだ。
漠然とした不安が、エリスにのしかかっていた。
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「はい、これを飲んでね」
暫く待たされた後、何とかベッドの手配が済んだのか病室に案内されたエリスは、
液体の入った500ml缶を渡された。
「あの・・・これは?」
「流動食、簡単に言えばゼリーみたいな物よ。勿論カロリー・・・と言うより糖分ね。
普通の物に比べて多めに入ってるの。今後はこれを定期的に飲んで貰うから」
「それは構わないんですけど・・・あの、どの位入院すれば・・・」
「それはなんとも・・・場合によっては結構長くなるかも」
「そう・・・ですか・・・」
ベッドに腰掛け、手に収まっている缶を弄る。
ふと、医者はこう思った。
『やっぱり体は大きいけど、中身は普通か・・・』
確かに、エリスの体は大きい。
今彼女が持ってる缶も、一見すると180ml缶を握ってるようだが、これは500ml缶だ。
だが、中身は普通の少女なのだ。
いきなり入院。それも訳の分からない病気でだ。
不安で無いはずが無い。友人とも遊べない。
学校はサボれるだろうが、この年頃なら遊べない方が辛いだろう。
「大丈夫。頑張って貴方のことを治すから!」
「・・・お願いします」
慰めようとする医者の言葉に、エリスは力なく頷いた。
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【ギシッ!】
医者が病室を出た後、エリスはベッド──通常サイズのベッドを四つ並べた物──に寝転んだ。
そしてゆっくりとまぶたを閉じる。
これからのこと。病気のこと。友達や学校のこと。
様々な考えが頭の中に浮かんでは消え、浮かんでは消えていった。
不安と言えば不安だ。だが食事を多めにとれば問題ない。そう深く考える必要は無い。
だがそれでも間に合わなかったから今入院しているのではないか。
安心しようとすると不安が襲いかかる。
暫くそうしながら、エリスはいつの間にか眠りに落ちた。
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「──リスさん。エリスさん。ご飯ですよ?エリスさん?起きられますか?」
ふと、エリスは自分を呼ぶ声で起こされた。
頭を軽く振り、ゆっくりと起き上がる。
「おはようございます。ご飯ですよ−?」
「ああ、はい・・・」
気付けば目の前には大量の食事が置いてある。
普段食べる食事よりも多い気がする。
「大丈夫ですか?あれでしたらもう少し後にしますか?」
「あ、大丈夫です」
「はい、じゃあお名前フルネームでお願いしますね」
「斉藤エリスです」
「はい大丈夫ですね。ではゆっくりと食べてくださいね。
あ、あと流動食も飲むの忘れないでくださいよ?」
そういうと看護師は部屋を出て行った。
エリスはそれをぼぅっと見届けると、食事に向き直った。
そして箸を掴み、いただきますと言うと少しずつ食べ始めた。
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「んぐんぐんぐ・・・ああ・・・甘ったるい・・・」
エリスが入院し始めてから二週間が経った。
ベッドの上で流動食を飲みながら彼女は外を見る。
外ではマラソンをする人が何人か見える。
もうすぐ初夏だ、本格的に熱くなる前にと言うことだろう。
それを見ながらエリスは自分の身体を見まわす。
『・・・太ったなぁ』
入院前から一回り程だろうか。
エリスの体は太っていた。
すらっと括れていた筈の腰は大分緩やかになり、気付けばつまめるようになっている。
胸も一回り大きくなり、胸の谷間が一層深くなった。
勿論尻もでかくなり、むっちりとした太ももが色気を出している。
どうしてこうなったかと言えば、大量の食事をしなければならない上に、運動不足だからだ。
そもそも病院は走り回る場所では無い、そしてエリスの背は非常に高い為常に屈んで移動している。
かといって病院から外に出るのは一々手続きをしなければならず、やっかいだ。
結果としてエリスはほぼ毎日病室で食事を摂っては寝ている。
完全なる『食っちゃ寝生活』である。
『今の状態でマラソン・・・できないかも』
元々エリスはその体格から学校でも体育は特別授業を受けている。
例えばバスケットやバレーボールなどは露骨に体格差が出る。
野球はそもそもどうやってもバッターは無理だし、守備では強すぎる。
そういったことから基本的には先生と個別授業をする事が多かった。
唯一クラスメイトと一緒に出来るのがマラソンだったのだ。
勿論これも歩幅が違うためタイムには大きな差があるが、
他の競技と違いそこまで気にする物でも無い。
そんな訳でエリスはマラソンが好きだったのだ。
そんなエリスを知ってか知らずか、外では気持ちよさそうに
マラソンをする人達が互いを励まし合いながら走っていた。
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「え?退院ですか?」
入院して二ヶ月。
エリスの所に嬉しい知らせが来た。
「ええ、大分落ちついたみたいだからね。
もう少し経過をみて問題ないようなら退院出来るわ」
「本当ですか!」
「正し、あの流動食は欠かさないこと。
それと食事量も気をつけてね」
「はい!」
嬉しいそうに顔をほころばせるエリス。
その頬は大分丸くなっていた。
頬だけでは無い、全体的に丸くなっている。
どぷんと飛び出た胸。その下にかなりの厚みを持つようになった腹。
足を合わせると隙間が出来なくなった太ももとその上のまるでクッションのような尻。
いつの間にか二の腕も大分太くなり、ぶよぶよと揺れている。
だが、退院が嬉しい今のエリスには余り問題では無かった。
それにもうすぐ夏休みである。
運動する時間はいくらでもある。
そうエリスは思っていた。
勿論そう簡単に行く訳が無いのだが・・・
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「はぁはぁ・・・コモちゃん・・・おはよう・・・はぁはぁ・・・」
「ん・・・その声はエリス?おはよう・・・って、あんたどうしたのその体!?」
クラスメイトが驚くのも無理は無い。
エリスの体が退院した時よりもさらに太っていたからだ。
彼女はエリスのお見舞いによく行っていた。
退院直前は試験と重なって会いに行けなかったが、その少し前のエリスと会っている。
だが、夏休み、エリスが学校から出された課題などで忙しかったため、全く会えなかったのだ。
それもそうだろう。エリスは一学期分の授業の予習、課題をこなさなければならない。
そしてその間、全く運動する間もなく家の中で缶詰になっていたエリスはさらに太っていた。
2m近い胸は大迫力で、歩く度にバルンバルンと揺れる。
その胸と一緒に揺れる腹は、まるで運動会で使う大玉転がしの玉を
もう二回りほどサイズアップしたような大きさだ。
学校指定の長めのスカートはかなりのサイズの筈なのに
尻に押し上げられてミニスカートに近くなっている。
その下に伸びる足はまるで特大のドラム缶が二本生えたような感じで、内側に擦れた跡がある。
どうやら太すぎて足が干渉するようだ。
二の腕は普通の太目の女性の腰ほどもあり、
あの腕で叩かれたら死ぬのではないか?と思わせる程だ。
頬は丸くたるんでいるが、ハーフの血か他の部分よりはスッキリしている。
顔だけ見れば少々童顔の女性にしか見えないだろう。
首も余り肉が付いていないのが拍車をかけている。
「はぁはぁ・・・この夏休み・・・勉強でずっと家に居て・・・
運動が・・・まともに出来なくて・・・
でも食べ物食べないといけないし・・・そしたら・・・」
「こうなったと・・・そういえば病気の関係で太り安いんだっけ?」
「うん・・・」
「はぁ・・・病気ならしょうがないか・・・とりあえず教室いこ?」
「そうだね・・・」
ゆっくりと歩きながら二人は教室へと向かった。
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それから暫くはあの体になったエリスの事で持ちきりだった。
だが人間の適応能力は伊達じゃないらしく、気付けばいつの間にかエリスのことを
とやかくいう人間は居なくなっていた。
まぁ元々エリス自身が明るく、身長のことも合わせてマスコット的な扱いだったのも
幸いしたのだろう。
そして秋が過ぎ、冬が明け、三学期も終盤。
「コモちゃん、おはよー・・・」
「おはよう・・・寒いわねぇ」
「そう?私はそんなでもないかなぁ」
「そりゃそんだけ脂肪あれば大丈夫でしょ」
「あ、コモちゃん酷い!」
エリスはクラスメイトと一緒に学校へと向かっていた。
手には例の流動食とカレーパンやアンパンなどがぎっしりと入った袋。
エリスは最近、この流動食を飲み物代わりにパンを食べている。
そんな彼女は夏休み明けよりもずっとずっと太っていた。
重くなった体で運動するのが辛くなったエリスは、『低血糖起こしやすいから激しい運動は
なるべく控えるように』と医者に言われた事を免罪符とし、余り運動をしなくなった。
そのくせ食事は徐々に増えており、さらに流動食をいつも持つようになっている。
その効果は絶大で、体重は驚異の600kg越えである。
2mを超え、3mに迫り行く胸は一歩ごとの揺れ方が尋常ではなかった。
片方の胸に人一人位なら収納できそうなそれは他では絶対にお目にかかれないだろう。
その胸を支えるように飛び出た腹はまさに球体だった。
いつの間にかバストサイズよりも大きくなった腹は、妊婦であったら何つ子なのだろうか?
前に柔らかく飛び出た腹は肉のエプロンとでも言うべきか、
張りがありつつもふかふかと柔らかそうだ。
そんな体を支える脚は、大樹の幹のように太く、ある種の安心感を醸し出す。
まるで巨大なソファの様になった尻は、車もつぶせそうである。
大の大人が腕を回しても回りきらない二の腕は腕の動きに合わせて暴れている。
恐らく片方の腕だけで人間一人分の質量は有りそうだ。
顔は相変わらず余り肉が付いておらず、可愛らしい顔立ちのままだ。
最も、顎と首の周りは流石に逃れられなかったのか、肉が付きすぎて一体化している。
因みにであるが、地上最大と呼ばれるホッキョクグマが、雄で体長200cm〜250cmで
体重が400〜600kgである。
以下にエリスが大きいかが解るだろう。
「しっかし・・・どうするの?扉外さないとくぐれないんだよ?」
「それはそうだけどさ・・・元々窮屈だったからこっちの方が楽と言えば楽なんだよね・・・」
「そうかもしれなけどさ・・・少しは痩せたら?」
「うーん・・・その内ね」
脳天気なエリスにクラスメイトが呆れた表情を向ける。
そんなことは知らぬとばかりに新しいパンに手を伸ばすエリス。
彼女は今だ縦にも横にも大きくなっている。
巨大過ぎる体を揺らしながら、エリスは今日も友人達と日々を過ごしていくのだった。
身長:346cm → ー → 348cm → ー → 350cm → 356cm
体重:74kg → 80kg → 104kg → 141kg → 284kg → 650kg
B: 113cm → 118cm → 124cm → 145cm → 198cm → 274cm
W: 79cm → 82cm → 98cm → 121cm → 178cm → 289cm
H: 98cm → 102cm → 118cm → 131cm → 184cm → 271cm