デブライブ!school debudol project

デブライブ!school debudol project

 

 

#1「太れ!私たちの腹ーー」

 

 

理事長「音ノ木坂学院は3年後に廃校とします!」

 

穂乃果「えぇ〜!廃校!?」

 

 

私、高坂穂乃果!音ノ木坂学院の2年生!
いきなり発表された廃校を救うため、私達にできることはなんでもやらなくちゃ!私、学校が大好きだから!

 

穂乃果「と、言うわけでなんかないかな?例えば…歴史があるとか!」

 

海未「それはどこの学校も同じでしょう。ふむ、部活の成績、などはどうでしょう?」

 

ことり「調べてみたけど、どれもぱっとしないのばかりだよ〜…(><)」

 

穂乃果「うーん、難しいなぁ…」

 

海未「時代の流れですし…廃校は致し方ない所もあるのでしょう…」

 

穂乃果「海未ちゃんは悲しくないの!?学校がなくなるんだよ!」

 

海未「悲しくないとは言っていません!」

 

ことり「なんとかして私も廃校は阻止したいけど…」

 

海未「私たちに出来ることなんてたかが知れています。生徒会に任せるのが一番かと」

 

穂乃果「海未ちゃんもことりちゃんも冷たいよ!もういい!私1人でなんとかする!」

 

海未「あっ!穂乃果待ちなさい!」

 

 

穂乃果「とは言ったものの…」

 

アイシテルバンザーイココデヨカッター

 

穂乃果「誰だろう…綺麗な声…」

 

穂乃果「音楽室からかな?行ってみよう」

 

 

音楽室

 

穂乃果「すごい…綺麗な声…」

 

真姫「だれ!?」ビクッ

 

穂乃果「お、驚かせちゃってごめんね…あなたの声とっても綺麗だったから…1年生?」

 

真姫「…そうですけど」

 

穂乃果「廃校になっちゃうんだよね、この学校。あなたは、音ノ木、好き?」

 

真姫「…別に。なんで知らない先輩にそんなこと言わないといけないんですか?」

 

穂乃果「悲しくは、ないの?」

 

真姫「………」

 

穂乃果「ごめんね、突然…私、もう行くね。あなたの歌、すっごく素敵だったよ!」

 

真姫「…アリガトウゴザイマス」ボソッ

 

穂乃果「あんなに素敵な歌を歌う子がいるなんて…やっぱり音ノ木はなくなってほしくないよ…」

 

穂乃果「よし!家に帰ってもう一度考えよう!」

 

 

穂むら

 

穂乃果「ただいまー」

 

雪穂「あ、おねーちゃんおかえり〜」

 

穂乃果「うん…って、それ、UTXのパンフレット?」

 

雪穂「そうだけど…なに?」

 

穂乃果「雪穂もしかしてUTX受けるの!?音ノ木坂は!?」

 

雪穂「だって廃校になるんでしょう?そもそも行けないじゃん」

 

穂乃果「おばあちゃんもお母さんもみんな音ノ木坂なんだよ!?」

 

雪穂「なくなるものはしょうがないじゃん」

 

穂乃果「雪穂の薄情者…」

 

雪穂「そんな事言ったって廃校になるんだから…」

 

穂乃果「だから私がなんとかする!」

 

雪穂「お姉ちゃんが?どうやって?」

 

穂乃果「…それは…これから考える!」

 

雪穂「やっぱり思いついてないんじゃん!」

 

穂乃果「う…」

 

穂乃果「で、でも!大丈夫だから!」

 

雪穂「はいはい」

 

穂乃果「と、とりあえず!部屋で案を考えるから邪魔しないでよね!」

 

雪穂「思いつくといいね〜」

 

 

部屋

 

穂乃果「…あー!思いつかない!」

 

穂乃果「やっぱり私には…廃校を救うなんて無理なのかな…」

 

穂乃果「でも…音ノ木坂…無くしたくないな…私は…あの学校が好きだから」

 

穂乃果「…よし!明日UTXに行ってみよう!」

 

 

翌朝

 

穂乃果「はぇ〜…すっごい大きい…」

 

ここがUTX…
何かイベントでもあるのだろうか?
目が回るような人混みの中。UTXのモニターに写し出されたのは…

 

…デブだった…!!

 

一番背の低い、ショートカットの女の人は、身長が低いのに体重は一番重いぞ!と思わせるように突き出た丸々とした綺麗なお腹、スカートにギリギリ収まるか収まらないかの巨大なお尻、二人と比べれば若干控えめな胸だが、それでも普通の倍くらい。顔なんて余裕で埋まってしまう。そして、かわいい顔に似合わない醜い二重あごが特徴的だ。

 

穂乃果「…すごい人だなぁ」

 

髪の長いロングの人は、お尻がスカートから完全にはみ出て、スカートの意味をなしていない。
そのせいでパンツが丸見えになっている…恥ずかしくないのかな?
お腹は前の人と比べて垂れており、だらしなさを感じさせる。
…多分2段か3段はあるだろう。

 

肩にかかるくらいのセミロングギリギリの人は、胸がとにかく大きかった。この世の全てを挟んでしまえるような…そんな巨乳。自重でお腹に垂れており、ヘチマのようになっている。
それを支えるお腹も前の2人に負けず劣らず大きい。
お尻は…この人だけ見えないや…ほかの2人に場所を取られすぎている。

 

 

穂乃果「…こんな人たちが、人気があるの…??」

 

??「ちょっとアンタ!」

 

穂乃果「ひぃっ!なんですか!?」

 

??「さっきから聞いてれば人気スクールデブドルのA-RICEも知らずにここに来て果てに侮辱するの!?」

 

穂乃果「そ、そんなつもりは」

 

??「いい!?A-RICEっていうのは超人気のスクールデブドル!あんたなんかが気安くバカにしていい相手じゃないのよ!」

 

??「そもそもあなたスクールデブドルの良さを分かってるの?」

 

??「徹底的に太ることで女性らしさを追求しつつも華麗にキレのあるダンスと歌で人を笑顔にするのがスクールデブドルなのよ!」

 

??「何も知らないアンタにとやかく言われる筋合いはないわ!」

 

…この人のマシンガントークに圧倒されてしまったが、この人も相当目立つ格好をしている。マスクにコートにマフラーにサングラス。
ツインテールにほんのり脂肪がついた顎、太っているくせに控えめすぎる胸、ぽてんと乗ったお腹…
良くいえばぽっちゃり、くらいだろうか。
…それでも充分デブなのだが。

 

穂乃果「わ、分かりました…失礼しま〜す!」

 

??「あっこら待て!まだ話は終わってない!」

 

でも、これだ!これならいける!
なろう!スクールデブ…ドル!

 

…大丈夫…学校を救うためだから!

 

 

次回 #2「デブドルを始めよう!」

 

#ラブライブ


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