354氏による強制肥満化SS

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『紬の憂鬱』

 

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「はぁ・・」
「また体重……増えてる!」
「ダイエット始めたのに全然効果でないわ。どうしましょう・・
 私の体重が減らないならいっそのこと・・」
そう語るムギの手にはある薬品が握り締められていた・・・

 

琴吹紬、通称ムギちゃんはけいおん部に所属し放課後ティータイムというバンドを結成していた。
その名の通り、このけいおん部、いつも練習をせず放課後にお茶を飲みながら怠けてケーキやお菓子をたべるばかりであった。ムギは、みんなに流されるままにお茶会をしているうちに余分なお肉がつき始めてしまったのである。
「唯ちゃんは、太らない体質らしいし・・りっちゃんも太らなそうだわ。
 体重を気にしてる澪ちゃんだって、なんだかんだ言ってスタイルを維持してる・・
 梓ちゃんは・・言うまでもないわ」
「けいおん部のみんなにはちょっと悪いけど、私も一度でいいから
 人よりやせてる風に見られたいの!」
そういうとムギは今日の放課後、けいおん部のお茶会で出す紅茶パックに例の薬品を混ぜ込んだ・・・

 

 

〜放課後〜
唯「ムギちゃ〜ん、ケーキ頂戴〜」
紬「はい、どうぞ〜」
澪「今日は食べたらすぐ練習するぞ!」
梓「そうです!今日こそみっちり練習するです!」
律「まあまあ、お二人さん。そう熱くならんでも・・・」
紬「今日の紅茶は、ちょっといつもと違う銘柄にしてみたわ」
律「おお、なんか変わった色だな!」
唯「まさに、東洋の神秘だね!りっちゃん」
澪「確かに、色もいいけど、香りもすごくいいよ!ムギ」
紬「そういってもらえると嬉しいわ」ニヤリ
梓「あれ?ムギ先輩は飲まないんですか?」
紬「ああ、この紅茶ちょっと貴重だから数が足りなかったの。
  私は朝食の時飲んできたから気にしないでね」
唯「いや〜 すいやせんねぇ〜 わざわざあっしらの為に〜」
律「そういわれると、紅茶が輝いて見えるww」

澪「ムギわざわざありがとうな!」
唯澪律梓「じゃあ!いただきま〜す。」
紬「どうぞ〜」ニヤッ
   ・
   ・
   ・
   ・
唯「ふぅ〜 ケーキも紅茶も絶品だったね〜」
律「うん、そうだな!」
澪「今日はいつもよりなんかお腹いっぱいになった気がするよ」
梓「さあ みなさん練習するです!」
唯律「お腹一杯で眠くなってきた。」
紬「ウフフ・・」
澪「こ〜ら、律も唯もやるぞ練習!」
唯「や〜だよ〜」
   ・

   ・
   ・
   ・
〜下校〜
唯「じゃあ、また来週〜」ノシ
梓「ムギ先輩、紅茶ありがとうございました!また来週」ノシ
紬「フフフフ」ノシ

 

 

〜夜〜琴吹邸
紬「フフフ、これでみんな私よりぽっちゃりさんになるはずだわ!
  でもあの薬、本当にうまくいくのかしら」
ムギがみなに飲ませた薬品、それは琴吹グループが開発中の栄養吸収の効率を上げる薬であった。
本来ならば、食料の得にくい地域に住む人々や、雪山登山等の苛酷な環境下で遭難した際などに利用することを目的として開発されたものだ。
だが、ムギが望めばその薬の試作品はいくらでも入手可能だったのである。
そこで、ムギは今回の作戦を思いついたのである。
今回、ムギが使った試作品は吸収効率を上げて、さらに食欲もアップさせてしまう失敗作である・・・
しかし、ムギにとってはことの他好都合であったことは言うまでもない・・
紬「これで、みんながどうなるのか楽しみだわ〜♪
  まあ、ある程度ぽっちゃりしたところで効果を打ち消す薬をあげればいいわ!
  効果は大体2日後くらいにでるはずだから・・・」

 

〜げつよう!〜
澪「律ー!オハヨー」
律「あ…澪オハヨ…」
澪「どうした?律、元気ないな。んっ!?」
律「…」ムチムチ
澪「り、律…スカートきつそうだけど、もしかして太った…のか?」
律「えっ!で、でもヒップ周りが少し太っただけだ」
澪「で、でも 律の大きくなったお尻…その、何て言うか…
  プリンとしてて形もよくていいと思うぞ///」
律「み、澪!そうかな〜 私ももしかして大人の体への一歩を今踏み出したのかも!」
澪(立ち直り早っ!)
律「でも、なんか昨日からやけに食欲あって食べ過ぎたかもな〜 気をつけなきゃな」
澪「あ、私も昨日から妙にお腹空くんだよ!お互い体重増えないようにしなきゃ」

 

〜ちゅうしょく!〜
唯「りっちゃんのお尻気持ちいい〜」プニプニ
律「やめろよ〜唯〜」
唯「それにしても、一体何があったのりっちゃん?」
律「何が?」
唯「そのプリプリのお尻とむちむちしたふとももだよ」
紬「私も知りたいわ〜」
律「ああ、これか?私もよく分かんないんだけど…ちょっと土日食べ過ぎたせいかもな。
  気をつけなきゃな〜」バリバリ
澪「おい!」
律「何?」バリバリ
澪「言ってるそばからスナック菓子を食べるな」
律「え〜 でもお腹空くんだよ。弁当午前中に食べちゃったし」
澪「まったく、律おまえは…」
唯「りっちゃん私も〜」
律「ホラ!ミルクティーもあるぞ」ングング

澪「聞けー!!!」
紬「あらあら〜」ニヤニヤ

 

〜ほうかご!〜
梓「あれ?律先輩、雰囲気変わりましたか?」
律「おうよ!魅力溢れる大人の体への一歩だよん」プリン
澪「太り気味なだけだよ」
律「なっ!」
紬「そんなことないわ〜りっちゃん!」
律「だよな〜ムギ〜」
唯「でもりっちゃん、なんか顔とかフニフニしてて丸くなったよね」
律「言うなこやつ」コツン
唯「いてっ」
澪「でも、心なしか朝よりふっくらしてないか顔?」
律「澪、お前までそんな冗談を…」
澪「鏡見てみろ」つ鏡
律「んっ?あれれ…おかしいな…」フニンフニン
澪「あれれじゃない!スカートにお腹のってるじゃないか」バッ
律「こ…これは」

澪「だから気をつけようとあれほど…んっ?」ミチミチ ブチン
律「あ〜澪もお腹プヨプヨじゃんか〜」
澪「えっ?うそ、そんなはずは…」
梓「律先輩も澪先輩もぽっちゃり気味ですよ」
唯「も〜二人とも気をつけなきゃ〜」
澪律「…」
紬「き、今日はお茶だけにしましょうか」
 (ふふふ、二人とも薬の効果が出てきたようね。
  梓ちゃんと唯ちゃんはまだ効果はでていないようだわ。
  今晩効果が発揮されるはずよ…明日に期待しましょう)

 

〜げこう!〜
唯「澪ちゃんとりっちゃんどうしたんだろうね、あずにゃん」
梓「分かりませんが、週末ちょっと食べ過ぎちゃったんじゃないですか?」
唯「私も気を付けなき!でも、いくら食べても太らないから大丈夫か〜」
梓「先輩!油断は禁物ですよ!!」
唯「は〜い。でも、そういうあずにゃんもスレンダーであんまり太りにくいんじゃない?」ダキッ
梓「にゃっ!?」///
唯「あずにゃ〜ん…」ムニュ
梓「!!」
唯「あれれ?あずにゃん胸大きくなったの?」ムニムニ
梓「///」
唯「気持ちイイ〜」ムニュムニュ
梓「もう!やめてください!」バッ
唯「ちぇっ〜」ブー
梓「じゃあ、私は買い物があるのでここで失礼します。」
唯「ええ〜 私も付いていっていい?」

梓「ええと…今日は一人の気分なので」
唯「そっか〜それじゃしょうがないな〜 じゃあまた明日ね!あずにゃん」
梓「ハイッ!さよならです。」
 ・
 ・
 ・
 ・
〜コンビニ〜
梓「最近、お腹空くからお夜食用におやつを買いだめとかなきゃ!」ピロリロ-
梓「ポテチに、チョコレートに、あ、あとカップめんとコーラも…」ガサゴソ

 

〜その夜〜梓宅
梓「ふぅ〜今日も疲れたな〜 唯先輩は胸のことしか気付いていなかったようだけど…
  実はお腹も結構来てるんだよな〜」
梓「だから、先週末からガードル付けてお腹をシェイプアップしてきたのです!」
梓「付け始めてから、お腹も引き締まってきて胸も大きくなって嬉しいばかりです!
  さて、着替えますか」ヌギヌギ
梓「今日は久しぶりにこのショートパンツはこうかな〜」
梓「よいしょっと…んっ?」ミチミチ
梓「お尻周りが少々キツい気がしますが、成長期ですから大丈夫なはずです!」
梓「あれっ、ボタンが…ふんっ、ふんっ!留まらない…先週ははけたのに」
梓「ガードルも心なしか…外してみようかな」テキパキ ボヨヨン
梓「うわぁぁぁぁん!こんなはずでは…なんでこんなにお肉がたっぷり」デップリ
梓「確かに、最近無性にお菓子食べたくなるけど…マズイよ〜」
梓「…」グ〜
梓「でもお腹空いたから、ちょっとおやつ食べて、寝る前の体操しよう!」
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 ・
 ・
梓「よし、体操も終わったし、ガードル付けなおして寝ようっと」
梓「あれれ、今度はガードルが…付かない」 

 

 

〜同じ夜〜平沢宅
唯「憂〜アイスー」
憂「ご飯食べてからだよ!」
唯「ちぇ〜」
憂「おねえちゃん、ここのお皿並べておいて」
唯「了解です」ドタドタ ポヨンポヨン

 

 

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