849氏による強制肥満化SS

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地方に、ある個人営業の店がある。
地元の若い女性のウェイトレスを多数雇い、なかなかの営業を上げている。お給金も大変嬉しい額で、あまり辞める人は聞かない。
人気は肉汁たっぷりの肉饅。肉にこだわっているそうだ。

 

そんな中華飯店『宝豚天』には『VIPルーム』が存在していた。
というか個人的には『PIGルーム』といったほうがしっくりくるんだけど。

 

なぜならば
「いらっしゃいませぇ〜」出てくる料理は表と変わらない。
「ご注文はお決まりですか?」裏メニューがあるわけでもない。
「ごゆっくりとお楽しみくださいね♪」誰か人が付く訳でもない。
ただ、

 

「あ、はい!少々お待ちください!」小走りで走り回るどのウェイトレスの足音も【ドス、ドス、ドス。】で固定されている。

 

ウェイトレス全員、25歳以下の【肥満女性】なのだ。

 

「先輩。なんですか、ココ」
働き始めて早一年。ここでチーフともよばれる先輩に呼ばれ、一年間ずっと気付かなかった隠れ通路のような場所から、宝豚天の地下に降りた私は固まった。
「そりゃあ、宝豚天の地下じゃない」
「いえ、そうではなくてですね……」
地下っていっても別に横の通りから入る必要はないだろうに。
「あはは、わかってるってば。ここはね、世には余り知られたくない性癖の人、ニッチすぎて余りオカズ見つからない人とかがくる秘密のお部屋なのです!」

 

「ぅわぁ……」
先輩はにっこり笑って細めの目をさらに細くした。……対して私はなんとも言えない声が漏れた。

 

もしや、私もこの中に入れという事なのか。勝手に足が半歩下がる。
それなりに、いやかなり容姿には拘って来たのだ。肥満というワードは、かなり好きにはなれない。……優しいこの先輩も肥満女性だが。

 

「あ、別にウェイトレスになる為に云々があるわけじゃなくて、貴女には厨房のお手伝いを任せたいの。店長も貴女なら口をそう滑らせる事は無いでしょうってお墨付きよ♪」
「……安心しました」
「そ・れ・に、お給金も30%upだってさ!」
「!?」
なんと。

 

かくして、お金の誘惑に負けた私は『宝豚天』の裏の顔で働く事になったのであった……別に裏っていっても悪い点も何もないんだけど。

 

 

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