926氏による強制肥満化SS

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 〜プロローグ〜

 

「これでこのゲームもクリア・・・僕にとけないギャルゲーなんてない!」

 

僕の名前は桂木桂馬、6月6日11時29分35秒生まれの17歳。
僕が好きなのはゲームの女子だけだ。現実なんてクソゲーだ!

 

「さて、次のゲーム、次のゲーム・・・・」

 

今日はなぜだか知らんがエルシィがいない、これでゆっくりゲームができる。
僕は次やるゲームを取り出し、ゲーム機に入れる。

 

「神に〜さま〜!!大変です〜!!」

 

突然エルシィが部屋のドアを開け入ってくる。
またか・・・・このバグ魔め・・・。

 

「せめてもう1個くらいゲームやらせんかいっ!!」
「う〜すいません・・でも大変なんですよ!にーさま!!」

 

毎度、毎度、騒がしいやつだ・・・。こいつのせいで僕のゲームライフが台無しだ。

 

「で?何が大変なんだよ?」
「それが・・・・今まで駆け魂が入っていた娘の中にもう1度駆け魂が入ったんです〜!」

 

どういうことだ・・・・?僕が過去に攻略した女はもうココロが満たされたはずじゃ・・・・?
僕が考えているとエルシィが話を進める。

 

「しかもその駆け魂、取り付いた女の子をみるみる太らせていくらしいんです!」
「太らせる・・・・?」

 

なんで駆け魂が女の子を太らせるんだ・・・。わけわからん。

 

「女の子を太らせるなんてとんでもないです!早速捕まえましょう、神にーさま!」
「ちょっと待て・・・・うわあああ!!」

 

そう言うとエルシィは僕を連れて(空を飛んで)学校に向かった。

 

 〜高原歩美編〜

 

今、僕はエルシィに連れられ学校のグラウンドに来ている。今日はゆっくりゲームができるはずだったのに・・・。
まあ今もしてるんだが・・・PFPで。
「にーさま、ゲームしてないで聞いてくださいよ〜」
「で?ここに来たってことは駆け魂が憑いているのは・・・・」
僕はグラウンドを走っているクラスメイトの一人に目を向ける。
「はい♪駆け魂がいるのは高原歩美さんです!」

 

高原歩美・・・僕のクラスメイトで以前、僕が最初に攻略した相手だ。
今回はどうするか・・・・?

 

「にーさま、歩美さん練習終わったみたいですよ。」
「よし・・・とりあえず後をつけるぞ、エルシィ!準備しろ」
「了解ですっ♪」

 

歩美は同級生の寺田京と一緒に帰っている。こいつも僕のクラスメイトだ。
ちなみに今の僕らは羽衣の力で周りからは見えていない。
「今日も練習つかれたね〜京」
「帰りたい焼きでも食べてこっか」
歩美と京が話している。どうやらたい焼き屋に寄って帰るようだ。
ええい!はやくルートを進めてくれ!
歩美と京はたい焼きを食べながら帰っている。
「じゃあね、京また明日!」
「うん、バイバイ」
やっと別れたか・・・ん・・・・?
「にーさまどうしたんですか?」
「歩美のやつ・・・商店街の方に戻っていくぞ・・・」
後は家に帰るだけなのに、どういうことだ・・・?
僕らも歩美の後をつけて商店街に向かった。

 

「すいません!たい焼き10個下さい」
戻ってきたのはさっきのたい焼き屋・・・しかもあんなに食うのか・・・
そう考えている間にも歩美はパクパクと大量のたい焼きを食べている。
「にーさま〜!歩美さん、あんなに食べちゃすぐ太っちゃいますよ!」
「僕に言われても知らん!駆け魂の作用か何かだろ・・・」

 

「ぷは〜美味しかった〜♪」
話してる間に歩美はすべてのたい焼きを食べ終わっていた。
よくみると歩美のお腹はかなり膨らんでいる・・・。
「あはは・・・ちょっと食べ過ぎちゃったかな・・・?」
歩美は自分のお腹をさすって言う。

 

「ん・・・?おかしいぞ!」
「何がですか?にーさま」
「よく見ろ!歩美の身体が・・・」
見ると歩美の身体がぶくぶくと太り始めた。
「い、いや!何・・・?」
歩美は突然のことに戸惑っている。
大きく膨らんだお腹に制服が耐え切れずボタンが飛び散る。そして大きなお腹が顔をだす。
お腹だけにとどまらず腕や足にもどんどん脂肪がついていく。
そして制服を着てられなくなり、下着姿になってしまった。
「い、いやぁぁぁぁ!!見ないでぇぇぇ!」
ぶくぶくに太った歩美が絶叫する。周りの人の注目が歩美に集まっている。
こんなことをいうのも何だが、以前の歩美の面影はほどんどない。
だらしなく垂れ下がった腕と足、そして大きく太り上がったお腹・・・・。
とても陸上少女とは思えない。
「ひっく、なんで、なんでよぉ・・・・こんな身体じゃもう走れないよぉ!!」
歩美は大きなお尻を地につけ泣き出す。

そして歩美の身体から白い煙のようなものが出た。駆け魂だ!
「エルシィ!駆け魂がでたぞ!」
「はい!」
エルシィは駆け魂を勾留した。

 

その後僕とエルシィが協力して歩美を家まで送った。あの身体だと歩くのも大変そうだからな・・。
その間、歩美はずっと泣いていた。
これが今回の駆け魂か・・・。

 

〜高原歩美編終了〜

 

 

 

〜高原歩美編後日談〜

 

歩美から駆け魂は出たが、結局身体が元に戻ることはなかった。
あれから歩美はあんな身体になってしまったというのに陸上部員として活動していた。
もちろん、あんなに太ってしまったのだからすべて元通りというわけにもいかない。
太りすぎてしまったことによってリレーメンバーからははずされ補欠に成り下がってしまったらしい。
それでも歩美は走り続けている。ズシン、ズシンと重たい身体を揺らしながら・・・。

 

「ふぅふぅ・・・まずは痩せて、身体を元に戻さなくちゃ・・・・」

 

体操着からは大きなお腹が丸見えで、身体中汗まみれだ。見た感じ三桁は軽くいってるみたいだから元に戻るのはかなり先の話になるだろう・・・・・。

 

「ちょっとぉ桂木ぃ、何見てんのよぉ、ふぅ、ふぅ・・・・」

 

走り終えた歩美が僕に向かって因縁をつけてくる・・・。まったく・・・こっちの気も知らないで・・・。

 

「あんたも私のことデブだって笑いに来たのぉ!?」
「違うよ・・・・ちょっと様子を見にきただけだ・・・じゃあ、僕はこれで・・・」

 

最初こそ心配だったが今は立ち直りつつあるようだ。もう心配いらないな・・・。

 

「ちょっと、待って・・・・」
「・・・何・・・・?」

 

歩美が僕を引き止める。まだ何か言いたいことがあったのか・・・?

 

「あの・・・・この前は、あ、ありがとう・・・・・」

 

歩美は顔を赤くして言う。僕とエルシィで太った歩美を家に運んだときのことだろう。

 

「練習・・・・頑張れよ・・・・。」
「うん・・・ありがとう・・・。」

 

僕はグラウンドをあとにした。今回の駆け魂は今までのやつとは違う・・・。
女の子たちを太らせず駆け魂を出す・・・それが僕の役目だ。

 

〜高原歩美後日談終了〜

 

 

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