926氏による強制肥満化SS

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ある日の昼休み、僕とエルシィは売店にいる。

 

「で、今回の駆け魂の持ち主はあいつなのか?」
「はい!間違いありません!」

 

僕は売店でオムそばパンを買っている金髪ツインテールの少女を見て言う。なんで駆け魂は一度とりついた女にとりつくんだ・・・・・。
青山美生・・・僕の2人目の攻略相手だ。もともと大財閥の令嬢だったが、父親が亡くなり会社が人の手に渡ったため、現在は貧乏な暮らしをしている。
さて・・・・・今の美生は性格に変化があるのか・・・・?

 

「ちょっと!そこの庶民!!邪魔よ!」
「うおっ!!」

 

僕が考えていると美生が大量のオムそばパンを持って席に座る。こいつ、僕のことはまったく覚えてないようだな・・・。まあ、そのほうがやりやすくていいな・・・。
今回は前回のような失敗をしてたまるか!!
僕は美生の隣の席に座る。まずは会話して仲を深めるんだ・・・・・。

 

「庶民の分際で、私の隣に座るとはどういうつもり!?」
「一緒にお昼ご飯食べようと思って・・・・・」

 

すると美生は露骨に嫌そうな顔をする。僕だって好きでやってる訳じゃない。

 

「ふんっ!!勝手にしなさい!」
「ありがとう・・・」

 

以外にも美生が納得してくれた。これで会話がすすめやすくなる。

 

「あのさ、いつもそんなにオムそばパン食べてるのか?」

 

美生が買ったオムそばパンの数はざっと見ただけで20個以上ある。一日でこんな量を食べられるものなのか?それとも歩美のときのように駆け魂の影響で大食いに・・・・?

 

「いつもじゃないけど・・・・・。時々すごくお腹が空くのよ・・・・それでこうやってオムそばパンをいっぱい買うの。」
「そうなんだ。」

 

やはり駆け魂はとりついた女を大食いにそれに太りやすくしているようだ。だとしたら・・・歩美のときのように美生も危ないかもしれない・・・!!

 

「そんなに食べてたら太るよ。今からでも量を減らしたほうが・・・・」
「うるさいわね!!減らしたいけどお腹がすくのよ!だから食べないと・・・!!」

 

そういうと美生は大量のオムそばパンを一気に食べ始めた。すごいスピードで次々と食べていく

 

「おい!美生、やめろ!!それ以上食べるとお前も・・・・・!」
「うるさい!おいしい!おいしい!おいしい!」

 

僕は必死に止めようとするが美生は狂ったように食べ続ける。すると美生の身体がぶくぶくと太り始めた

 

「ふう!!食べないとぉ!!食べないと!!おいしい!おいしいよぉ!!」

 

美生は食べ続けどんどん太っていく。気が付けば、身体が贅肉でパンパンになっている。
美生が太りすぎたせいか、座っていた椅子も悲鳴をあげ、潰れてしまう・・・
もう・・・手遅れなのか・・・・・・。

 

「ふぅ・・・・・はぁ・・・・・お、おいしがった・・・・・」

 

すべて食べ終えたときの美生の身体は、もう見れるものではなかった。もともとかなり小柄だった体格は脂肪だけで大きくなってしまった。声も太りすぎてしまったせいでかなり低くなっている。すると美生が自分の変化に気づいたようだ。

 

「ふぅ、はあ、え!!な、何よ、これ!?こんな身体・・・嫌ぁ!!」

 

美生は突然太ってしまったことでパニックになっている。どうやら食べているときも自覚はなかったようだ。

 

「ふぅ、ふぅ、ちょっと!!そこの庶民!!見てないでなんとかしなさいよぉ!!こんな姿、庶民の前で晒すわけには・・・・・・嫌!!、嫌!!見るな!!庶民ども!!」

 

・・・・・・・・・・

 

僕は騒ぎがおさまったあと、エルシィと協力して美生を家まで運んだ。
結局駆け魂は美生がぶくぶくに太ったあとにでたようだ。
どうやらこの駆け魂・・・心のスキマは関係がないようだ・・・
取りついた女を限界まで太らせて満足したら出ていく、それが今回の駆け魂の特徴だ。
こんなのをどうやって出せというんだ!とりつかれた女を太らせずに・・・・。
そんなことができるのか・・・・・・・?

 

〜青山美生編終了〜

 

 

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