◆23Diw.I0EY氏による強制肥満化SS

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『サキュバスの肉塊妃』

 

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-1-

 

「お腹が減ったわ」
ぐうぅと鳴るお腹を触りながらサキュバスは獲物を探した。
サキュバスは雄の臭いをある家の部屋から嗅ぎ取った。侵入を試みる。
「ん?この部屋、窓開いているわ。ラッキー」
窓から侵入し部屋を見渡す。そこには『SSBBW集〜その18〜』と書かれた樽のような少女のイラスト集や『ぽっちゃり(表紙を見る限り100キロはくだらなそうな子)との甘い日常』というエロ本などが乱雑にあった。
(この部屋の住人で大丈夫なの?)
サキュバスは心配になった。
でも・・・。
部屋に満ちている甘い雄の臭いには耐えられない。
この人のせーしが飲みたい・・・。空腹のせいだけではない。数々の男性を襲ったサキュバスにはわかるのだ。この部屋の主のものは極上であると。
バタンと扉が開いた。
そこには当たり前に男がいた。さえない風貌である。
「こんばんは、突然だけど、あなたのせーし。頂戴」
サキュバスは魅惑の呪文をかける。
これは相手の動きを封じ、あいてのモノをそそり立たせるものであった。
男のモノがこれでそそり立つ。

 

 

はずだった。
「・・・えっ、嘘」
サキュバスは驚く。今まで数多くの男を落とした自分の呪文が初めて効かなかったからだ。
「しょうがないわ、実力行使といきましょうか」

 

 

-2-

 

サキュバスは服を脱がし、モノをくわえた。
ぐちゅ。・・ぐちゃ。・・ぐちゅ。
静かな部屋に甘い音が響く。

 

 

ぐちゅ。

 

また、サキュバスは驚愕した。
男のナニが全く立たないのだ。
(・・いつもなら・・。)弱気な考えが頭によぎった。
(・・いいえ、あきらめないわ!)
サキュバスは持てる限りのテクニックを駆使した。
何分かかかってようやく立たせることに成功した。
あと少しである。
口の中の「ぐちゅ。」と鈍い音の後、どぴゅ!という音を立てはじめた。
(っつ!なにこれ・・・嘘っ!)
今までにないくらいの濃いものが口を満たす。
ごくんっ、ごくんっ。
飲み込む音を立てはじめる。
(おいしぃ・・もっと!!)
飲む音の感覚が狭まる。

 

 

・・・・ごくん、ごくん、ぷはっ。

 

もともと、くびれていた彼女のお腹は、いっぱいに男の精子が入り、はたから見れば妊婦のような体に似合わない膨らみを持った。

 

 

-3-

 

男は事が終わった後倒れた。いつものことである。
いつもは、この間に逃げていたが・・
(もっと、もっと欲しい)
サキュバスはこの男が起きたらあるお願いすることを考えはじめた。
「・・ふぅ」
満腹のお腹をなぜながら、男が早く起きないか待っていた。
数分経つも起きる気配がない。
「ふぅ・・・ん!!!」
体から熱い何かを感じる。
「んっ」

 

ぷくっ。体全体が膨らみを持つ。
彼女の取ったエネルギーが消化できずに脂肪として取り込まれ始めたのだ。
「ああぁぁっ!!」
エネルギーが中から外へ出ようと脂肪が出来るスピードを速める。
露出の高い服からあふれんばかりに肉がおし出る。
ミチミチと洋服が音をあげる。
彼女のDカップの胸がせり上がりE以上のサイズになる。
お腹の膨らみは依然よりも増え、服を破り胸よりも膨れ上がった。
お尻もお腹と競うように膨れ上がった。

 

どすん、尻もちを盛大につく。
「ふぅ・・ふぅ・・」
体の急激な変化に絶えれず、彼女は喘ぐように呼吸するしかなくなっていた。

 

 

-4-

 

(あれを・・・使わないと!!)
彼女は呼吸を整え、呟くように肉体変化の呪文を唱えた。
呪文の効果からか今度は体の肉が吸い込まれるように消えていく。
「ふぅ、ふぅ・・・・はぁ・・はぁ」
破かれた服に包まれながら彼女は以前の姿に戻った。
「はぁ・・・本当にすごいわね」
彼女はつぶやき、そのあと新たに呪文を唱え、服をなおした。

 

・・・彼女は男が起きるのを待った。

 

男が頭をこすりながら起き上った。
「おはよう、部屋の主さん」
男は目をぱちくりしている。
「さっきの夢だと思ったでしょう?」
くすくすと、笑いながら言って
「ねぇ、お願いがあるの」
サキュバスは話を切り出した。
彼女の話を要約すれば、一緒に住んで男の精子を飲ませて欲しいというものだった。
その代わりに、私にどんなエロいことをしてもいいからと。
普通の人ならどんなにすぐにイエスを出すだろう。
可愛らしい顔にDカップの胸、くびれた腰、軽く肉のついた尻を持っていたからだ。

 

しかし、男は首を振った。
理由を聞けば、彼は太った女性しか愛せないし、意味がないというのだ。
だから、君には魅力はないし、一緒に住む価値はないと。
「そんな・・・」
彼女は絶句した。

 

 

-5-

 

「だったら、この体から、あとどれくらい太ればいいの?」
彼女は飲めなくなることがいやらしい。
彼はそんな彼女に四本の指を立てた。
4キロだろうか。彼女は考える。
(いや、違う。)
あのイラストやらから考えると40キロか。
「わかった、40キロくらい太ってあ・げ・る」

 

だが、彼は首を振る。
「ん?40キロじゃないの?じゃあ400キロ!」
またも彼は首を振る。

 

(じゃあ・・。四本指の意味は?)

 

グルグル考えている中に、彼はぽつりと言う。

 

__4桁だよ。

 

「えっ」
四桁と言うことは、1000キロのことで1000キロは1トンで・・・

 

桁の大きさに驚きが後でやってきた。

 

「・・・・嘘・・でしょ・・?」

 

 

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