◆23Diw.I0EY氏による強制肥満化SS
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私は彼の条件を飲んだ。あきらめなかった。あのおいしいのをまた飲みたいからだ。
彼は私が条件を飲むとは思わずに吹っかけてきた。
あそこで引き下がると思ったのか、彼は驚いていた。
余計にやる気を上げる気になった。
私が太るのは結構、簡単だ。エッチしまくればいいのだ。
(とりあえずっと)
1000キロが計れる業務用の秤を購入した。
そして、服を脱ぎ、肉体変化の呪文を解く。
ぷくっ。
「ふぅ、ふぅ、ふぅ」
膨れた彼女の呼吸は荒い。体が慣れていないからだ。
「ん。・・・よいしょっ。・・ふぅ」
秤の上にのしかかる。
―ピピッ。
計測が終わる。
「ふぅ・・ええっと」
65という数がでてくる。
「ふぅ・・ん65キロね」
元が43キロだったから・・・
「プラス22キロね」
まだまだ、1000キロには追い付かない。
当分の目標は100キロごえだろう。
163センチの体はぽっちゃりと肉がついた、まだぎりぎりデブには入らないだろう。
「ふぅ・・がんばりましょ」
彼女は呟いた。
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肉体変化の呪文では太ることはできない。基本的にエネルギーを体からひいた姿になる。
彼女は呪文を唱え、もとに戻り、町にでた。
彼女は風俗嬢になった。身元を偽装した。
風俗嬢になったのは効率よくエネルギーを手に入れることと、お金を手に入れるためであった。
風俗嬢になった彼女は瞬く間に店の一番人気になった。
そのおかげで注文は途切れずにエネルギーを貯めることができた。
風俗嬢になって一週間たった。
「さてと、計ってみましょうか」
裸になり秤にのる。
呪文を解いた。
「ふぅ・・・んんっ」
ゴキ・・・ゴキッ。体から鈍い音がなる。エネルギーを効率よく貯めるために背が伸びたようだ。
そのあとから、肉が形成される。
顔にぷくっとついた肉、胸にもつきハリをもったままの肉。お腹には胸以上につき大きな臍や背中までつづく肉われを形成した。お尻には座布団のような膨らみ、太ももはそれに追従するようにお尻の肉をかき分け誇張する。
「ふぅ、ふぃー」
前よりも大きくなった呼吸音が二重顎を形成した口から洩れる。
―ピピっ。
「ふぅふぅ・・うん・・89キロかぁ」
プラス24キロである。が、100キロにはまだ届かない。
「ふぅ・・ペースあげないとね」
ぶるんと脂肪を揺らしながら、これからのことを彼女は考えた。
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彼女は最低限動かないことにした。動けば、エネルギーを消費してしまうからだ。
店をやめ、彼女は自分の部屋に客を呼んだ。風俗の時より安い料金で男たちのものを多量に摂取した。朝、昼、晩、寝るときはなく(サキュバスにはあまり必要ない)毎日毎日犯してもらうようにしていた。
そのおかげなのか、彼女の体は沢山のモノを求めた。普通のサキュバスは必要なときのみしか求めない。だから、体にある程度しか蓄積されない。
だが、彼女の体には栄養がつねに流れる状態になった。それに、合わせるように体も変化していく。常に体は媚薬効果のある臭いがし、エネルギーは今までよりも余すことなく吸収されるようになった(呪文中の体ではあまりわからないが)。
前の計測から1週間たった。
今日は休みにし、体重を計ることにした。
秤に乗り、いつものように呪文を解く。
身長が前よりも伸び、体のサイズも依然の3倍くらいになった。
顎は3重になり、胸はハリを未だに保ちながら、前に横に広がっている。乳輪も大きくなり、乳首は肉に埋もれるようになった。お腹は3つの肉で形成され、立っていても恥部を隠すくらいまで膨れる。それだけでは肉を貯めきれないのか背中に段を形成する。お尻も肉布団となり突き出している。太ももは足を軽く開いていても付くくらいに太くなる。
二の腕には肉が付いたせいでハムのようになっていた。
―ピピっ。
「ふぅふぅ・・はぁ・・ん、118キロ・・ね」
プラス49キロ。目標を軽くこえ、このペースを保てれば、1000キロなんてすぐだろう。
「ふぅふぅ・・・ふふ。あいつを見返せるわね!」
突き出た空腹のお腹をつまみ、体に蓄積されたものに嬉しさを感じれずにいた。
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「ふぅふぅ」
彼女は前と同じように生活をして、1週間たち、今自重を計測していた。
「ふぅふぅ・・ん」
彼女はスイッチを押す。これだけでも、太った彼女には辛い。
―ピピっ。
「ふぅ・・ん。・・えっと、148キロね」
プラス30キロである。が、伸び悩み始めた。
毎日犯されてもこの程度しか伸びない。
しかも、体は慣れ始めてしまっていて以前よりも量を求める。
「ふぅ、ふぅ。方法変えないとね・・」
「はぁ」と大きなため息をついた。それに合わせるように全身の肉は揺れた。
彼女は考え、そして魔界でオークに犯されることを思いついた。
ぽつりと呪文を呟き、魔界に飛んだ。
オークたちは普段サキュバスなぞ見向きもしない。彼らは自分よりも大きな女性を愛するからだ。
しかし、肉を蓄えた彼女には多くのオークが群がった。
調度、繁殖期なことや彼女の臭いの媚薬の効果で彼らは彼女をいきよいよく犯した。
肉塊に化した彼女に体格の大きいオーク犯す様子はすさまじく、彼女は前と後ろの両方を激しく攻められた。
ぐちゅ ぐちゅ ずちゅっ
「はぅ・・・ん!!あっ、あっ・・・ん!!!」
体が犯されるたび全身が答えるように波打つ。
びゅっ!!どぴゅるるるる。同時にいきよいよく出され白濁の液体が漏れる。
ごくっ、ごくっ。
体が求めるように白濁の液体が吸収される。
「はぁ、はぁ、ふぅ・・・・ん!!!」
びくんっ。体から熱いものが放出された。
「はぁ、んっ。あっ・・あっあっ」
一気に四つん這いの彼女の体が膨れる。
今まで保っていた胸のハリが消えだらしなく垂れていく。地面につくも横に肉が流れる。お腹は胸の比ではない。肉は横に流れるだけでは足りず、上に伸びる。お尻は反対に地面に付こうとだれていく。足や腕も太さをまし四つん這いが辛い体勢になっている。
「あん、ふぅ・・・ふぁ!!!」
突然増えた肉のためか、彼女はバランスを崩し、ドスンと音を立て、うつ伏せになった。
「ふぅ、ふぅ」
急激な肥満化のためか未だに可愛さを保った顔の目が涙目になる。
その様子を見ていたオークたちはさらに興奮し始めた。