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オークとの生活を初めてはや3週間である。
大きな部屋の中心に彼女はいた。
彼女がサキュバスだとわかるのは肉の上の小さな羽と申し訳程度についた尾のおかげである。彼女はたっぷりと精液を注がれている。
「はぁ・・んあぁ!!あっあっ・・・ん!!!」
以前よりも彼女は脂肪を蓄えており、顎に付いた肉は顔と首と胸の境界をけし、胸は垂れながらも大きく広がっていて、男に会うまでの彼女一人分はゆうに超えていた。
お腹は何重もの層を形成し突き出して、大根よりも太い彼女の太ももを簡単にかくしていた。それでいて、消化されてないものがあるためかハリを持っていた。背中も肉を積み上げており、その肉はお尻の肉に持ち上げられていた。
お尻の肉はブヨブヨと付き、太ももとの境界を消し、広く陣どっている。
「んっ。」
ごきゅっ、ごきゅっ。
彼女は美味しそうに精液を飲みほした。
「ふぅ、ふうぅぅぅ。・・・・げええええええええっぷ。けふっ」
盛大にげっぷをだす。
それに合わせるように体の変化が始まる。
「んっ。あああああっぁっぁあ」
肉が目に見えるほどに変化していく。先ほどよりも肉は増えた。肉が増えるだけでなく鈍い音がする。肉のために背がまたのびたようだ。しかし、肉は背よりもはるかに速いペースで伸びる。
「ふぅふぅふぅ・・・ん」
彼女は満足したように肉体変化の呪文をとなえる。
さっきまでの肉は彼女の体に消え、背も鈍い音を立てながら戻る。
「う〜〜〜ん。よいしょっ」
背伸びをする。コキコキと軽い音を立てる。
「取り尽くしたようだし、体重計りますかっ」
彼女は転移の呪文を唱える。
彼女のかたわらには萎れたオークたちがころがっていた。
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家に帰ってから早速計ってみる。
―ピピっ。
「ふぅ・・えっと、667キロね」
プラス519キロ。3週間で173キロ太った計算である。
(このままいけば1000キロなんて楽勝ね!!でも・・・)
でも、彼女はこれから誰に犯してもらえばいいのだろうか。
オークのは取りつくした。前のように人間や魔物からでは効率が良くない。彼女が太るには多くのエネルギーが必要だし、エネルギーは大半が魔力だし、魔力が強い魔物は私みたいなのを見向きもしないし。
・・・待てよ。
魔王のエネルギーをもらうのはどうだろうか。今まで魔王の性行為に耐えられたサキュバスはいなくて、他の魔物も膨大な魔力を一身に受けるから、魔王は童貞なんだっけ。
なら、話は早い。
彼女は転移の魔法を唱えた。
彼女は魔王に謁見し、性行為をしないか誘った。
魔王のタイプの女性だったのと、多大な魔力のおかげで叶った。
早速入れてもらう。オークのときはされるがままだったが呪文を使った体をくねらせ彼のモノを欲した。彼はモノをたぎらせ早速挿入した。秘部のくちゅくちゅと厭らしい音と彼の突き刺す音が重なる。
どびゅっ! どぴゅるるるる……。
彼女の中に今までよりはるかに濃い白濁の液体が注がれる。
「ああぁっ。・・・・んっ」
彼女は体をびくんっと跳ね上げ、甘い声を出した。
「あぁ、もっと、もっと、濃いの頂戴っ」
はむっ。彼女は魔王のイチモツを加えた。
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「私ね、今姿ごまかしてるの」
今は事後の所謂、ピロートークである。
魔王は気づいていたらしい。驚いた様子はなかった。
「おどろかないの・・・。ねぇ、私の姿見てみたい?」
くすくすと笑いながら尋ねる。
少し迷った後、魔王は首を縦にふった。
「わかった。見せてあげる」
笑いながら彼女はベットから離れ、広めの所に立った。
そこで呪文を解く。彼女の背は解く前の倍くらい伸びている。
それよりもいきよいよく肉が体をうめていく。未だに愛らしい顔の頬にぷっくりと肉がつく。
顔、顎、首、体が一体化しても肉は依然のウエストよりもついている。二の腕は肉が袖を作り、腕自体を体にのせていた。手も異様に膨れている。
胸はお腹の肉だけでなく地面で支えなければならないほどに成長し、お腹は地面に付きそこから四方に肉を伸ばし大きな山を形成していた。そのせいで足は全く見えず代わりにお尻が見える。お腹よりも大きいらしくこちらもまた垂れていた。
「ふぅ、ふぅ・・・ね。・・・おどろいた・・でしょ」
大きな肉の山から低い声が出る。
「ふぅふぅふぅ・・・魔王は・・・大きい子・・・好き?」
彼女の変化に彼は驚愕していた。
だが、彼のイチモツはさっきの行為中よりもそそり立っていた。
こうして彼女たちは三日三晩甘い夜をすごした。
サキュバスはお腹やお尻のため動けずうつぶせになり、魔王が肉をかき分け、時には呪文でよけ、サキュバスの秘部をつく。
肉によりサキュバスの秘部は以前に増して締め付ける。
「あぁぁ!・・・うんっ・・・」
喘ぎ声をあげながら彼女は必至に彼のイチモツに喰いつく。
「はぁ・・・あ!あぁぁ!・・・はやくぅ・・・うんっ!・・あついにのぉ」
ぶびゅっ!
「あっあっああああぁぁ!!!っもっとぉ!!」
どぴゅるるるる……ビューー…ドクドクドク……
「あ!あ!あ!あああぁぁあ・・・・ふぅ、ふぅ」
秘部に注がれた液体により彼女はまた肉を増やしてく。
「はぁ、はぁ、んっ。おくちがさびしいのぅ・・・ふう、ふぅ」
「はぁ、ふぅ・・もっとぅ・・ちょうだい!」
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3日間の中の彼女の変化は著しかった。背もまた伸びた。
他の肉は魔王に姿をさらしたときよりも増えに増えまくっている。
「げええええぇぇぇぷ、けふっ」
盛大にげっぷをかます。
また、肉は盛り上がりはじめる。
お腹の中のものを消化しつくしたらもっとすごいことになるだろう。
(よゆーで、1000キロこしたわね!!)
たぷたぷの腕でお腹をつまむ。以前よりも柔らかく、より多くつまめた。
さてと、このままでいるときついので呪文を唱えて、魔王が起きるのを待った。
あの後は大変だった。魔王から婚姻を申し込まれた。
だが、私には決めた人がいたため諦めてもらった。
その代わりにと、私に浮遊の呪文と洋服を作る呪文、お宝をもらった。
「彼で満足できなかったらまたくるね」
頬にキスして転移の呪文を唱えた。
さてと、
(体重計ってから会おうかしら。)
いや、よゆーだからいいや。早く彼に会おう。
私は男の臭いを探し、以前のように部屋へ侵入した。
彼は部屋にいた。約半年ぶりの再開である。
「言われた通りに太ったわ。これから一緒に○○公園にきて!!」
彼を引っ張り公園に連れていく。
公園には秤が置いてある。
そこに乗りスイッチを押した。
「いい?見てて」
いぶかしげに彼女を彼は見た。
彼女は呪文を解く。
「あっ!!!・・ふぅ、んっ!!」
途端に背が伸び合わせるように体が広がる。
みちみちっ。
「ああぁ!!!ふぅふぅ」
(お気に入りだったのに・・・。脱ぎ忘れてた・・)
もともと、露出が高い服だったため、お腹は隠されず、立派なマフィントップを形成した。
胸とお尻は早くも布を破りそうだ。
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秤には98キロと表示され、瞬く間に145キロとなるとぶちっ。ぶるん!!!といきよいよく胸があらわになる。お尻の方も限界らしくぶちぶち音を立て肉が顔をだす。
この時点で215キロ。
「ふぅふぅ、まだ・・まだ・・・だがらっ」
彼女の呼吸は荒い。肉も着々とついてく。
「はぁ、はぁ・・・」
400キロを切るが太るスピードは落ちない。
「ん・・はぁ、びっくり・・・した?」
段々低くなる声で聞かれたが、男は目の前の夢のような状況にただ唾をのむだけだった。
「はぁ、はぁ、ん・・・わたしはぁ・・はぁ、どりょくしたのぉ・・・っ、はぁ、はぁ、あなたのぉ・・・はぁんっ。ためにぃ・・ふぅ」
既に秤の値は600キロを切った。
「はぁ、はぁ、はぁ・・んっ。あああぁぁ!!」
体の中から押し出される肉のせいで喘ぐような呼吸が止まらない。
今値は780を指している。785・・794・・・811・・・836・・・854・・。
892・・・908・・・913・・・。値が1000キロまでの秒読みを始める。
956・・・978・・985・・・。
―ピピっ
「うんっ・・・値はぁ・・・あぁ!!っふぅ」
彼女は精一杯値を見ようと体をかがむ。が、お腹や胸の肉に圧迫され見えない。
「はぁはぁ・・・かわりにぃ・・・ん、ふぅ。・・・みて」
彼女に頼まれ彼は値を見た。
値は998キロであった。わずかながら足りなかった。
だが男はエラーがでていると伝えた。
(1000キロの秤でエラーが出るということは、それ以上の重さ・・・。なら!!!)
「じゃあっ・・・一緒にいてくれる?」
変化が終わったためか、サキュバスはしっかりと話す。
男は首を縦に振った。
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彼らはサキュバスの財産で建てた豪邸に住んだ。
彼女はトイレや入浴、家事をするときは呪文を使ったが、普段は本来の体でいることが多くなった。
魔王に教わった呪文で彼女は可愛らしい服を着て、行為の時は肉を浮遊させ犯してもらっていた。彼の濃い精液のせいなのか、行為するたびに増え、軽く1000キロを越し、今や1324キロになっていた。
「あのね、私ね」
彼女が頬を染めながら彼に言う。
「妊娠したみたいなの」
サキュバスは愛する者の精子を自身の卵子とを授精させる体質があった。
「ほらっ、胸張ってるでしょ?」
確かにいつもにはないハリが胸にあり、乳首も肉に埋もれずに立っている。
「それにね!お腹の中で動くの!!」
男はその知らせに歓喜し、誕生を待つことにした。
しかし、妊娠には多くのエネルギーが必要である。
サキュバスは体が欲するままに男に喰いついた。
男もサキュバスの乳首もみ妊娠したときに出せるようにしてあげていた。
その数か月後には立派な女の子が生まれ、サキュバスは多量の母乳を出すようになっていった。
片方の乳には彼女の娘が豪快に音を立てながら飲んでいる。
ごきゅ、ごきゅ、ごきゅ。
口からは、母乳がもれ、彼女をぬらす。
彼女には赤ん坊特有の膨らみだけでなく、すでにむねは両方合わせてハンドボール大、お腹はせり出し母乳と脂肪ではちきれんばかりで足は閉じれずに秘部をお腹がかくす。
どうやら、サキュバスの母乳には多量のエネルギーが含まれているらしく、飲んでるそばから彼女の体は膨れ上がる。
片方の乳には大きな搾乳器がつき多量の乳が取られている。
こんな状態なのにサキュバスは痩せることなくさらに肉を貯めこんでいた。
どうやら、彼女の母乳にはインキュバスを育てるために、男性器の肥大の効果と精液の分泌の促進、媚薬の効果があるらしく、ここ最近男に犯されぱなしだったのだ。
彼女はこの生活に幸せを感じ、幸せ太りしていくらしかった。
おわり
ちなみにステータスは
身長163センチから372センチ
体重43キロから1467キロになりました。
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