95氏による強制肥満化SS

95氏による強制肥満化SS

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〜シャロン〜
シャロンが通された部屋は厨房と食堂が備え付けられた部屋だった。
ヴェラ「シャロンさんは料理の腕を上げたいのよね。
    私の料理のレシピを参考にしながらここで練習するといいわ。
    最高の素材を用意させてもらったから存分に使ってくださいな。」
シャロン「これはなかなか市場に出回らない食材じゃないか!
     こんな素材を料理できるなんて夢のようだよ」
シャロンは渡されたレシピを参考に料理を作っていく。
シャロン「違う…こんな味じゃなかったはずだ」
しかし、なかなか満足のいく料理ができない。ヴェラはどうやって料理をしているのだろうか。
煮詰まっているとヴェラが飲み物を持ってきてくれた。おかわりが欲しいほどおいしいものだったがヴェラはすぐにいなくなってしまったため諦めて料理の続きに戻った。
そして、大きな問題に直面することになったのだった。
シャロン「この失敗作どうしよ…あの味には程遠いけど今までよりはうまくできてるのよね。
     捨てるのももったいないなぁ」
そういいながらシャロンは料理の山を見つめる。昔いた屋敷の全員が食べられるほどの量があった。
しぶしぶシャロンは料理に手を伸ばしていく。

満足いかない料理もすべて自分で平らげることが続いていった。

 

数日後、シャロンは明らかに太っていた。
体の厚みが増し前掛けの紐が腰の後ろまで回らなくなってしまっている。
旅をしていた頃に比べ血色が良くなり、贅沢な食材を食べ続けたことで顔は脂ぎっている。
シャロン「はぁ、満足のいく味付けができないなぁ…また作り直しだよぉ」
残念そうに言っているがその表情は明るい。
もともとシャロンの料理人としての腕はかなりのもので、その上食材は最高のものを使っている。
上手く料理ができないはずがないのだ。ただシャロンが料理人として自分に厳しくしているだけで、
料理の腕前は上がってきているのだった。
しかし、一度ヴェラの料理を食べたことや食材の質によって、料理に対するハードルが桁違いに
上がってしまっていたのだ。
物珍しかった補正もあり、もはやシャロンが満足のいく料理を作ることは絶望的になっていた。
そして、目標が高すぎるあまり、いつの間にかシャロンは失敗作を食べることに
夢中になってしまっていた。
シャロンの口の中いっぱいに唾液があふれてくる。
シャロン「作った料理はちゃんとたべないとね。もぐもぐ…げふっ」
シャロンは料理を食堂に運ぶこともしなくなり、厨房で生活するようになっていった。

 

さらに数日後、香辛料の食欲をそそる香りが厨房に広がっている。
シャロンは寸胴鍋の前に立っていた。カレーを作っているらしい。
以前より何倍も横幅が増えた後姿は誰も彼女がシャロンだとは気付かないだろう。
シャロンは舌なめずりをしながら、カレーをお玉いっぱいに掬い取り味見をした。
完成が待ち遠しかったようで凄まじい勢いでカレーを啜る。
シャロン「ずずーっ!んぁあ!これもだめだ失敗だぁ!」
そう言うとシャロンは大きな寸胴鍋を持ち上げ一気に飲み干した。
シャロン「んぐっ!んぐっ!んぐっ!げふうううぅーっ!」
下品にカレーを飲み干し大きなげっぷをする姿は、屋敷で料理人をしていた頃に比べると
信じられない光景だった。
シャロンは口元やぱんぱんに張りつめた服を汚く汚しながら満足そうに腹をぽんぽんと叩いた。
その腹には脂肪がぎっしり詰まっており鈍い音が響く。
贅の限りを尽くした彼女の体は見る影もないほどに肥え太っており、
やっとのことで料理をしている。
カレーを煮込む間も待ちきれなかったのか、食材を料理せずそのまま食べた形跡まであった。
もはや料理人としての誇りよりも食欲のほうが強いようだった。

 

さらに時が過ぎ、シャロンはとうとう料理をしなくなった。
服はとうの昔に着れなくなり、その肌を惜しげもなくさらしている。
ひたすらに最高級の食材を口に運んでいる。いつの間にかヴェラが料理を運ぶようになり、
シャロンはされるがままになっている。
シャロン「ヴェラさん〜待ちきれないよぉ〜!もっと運んできてぇ〜!」
シャロンは堪え性が無くなってしまい、常に何かを食べていないと気が済まないようだ。
ヴェラ「はいはいただいま〜っと。…まるでフォアグラみたいね」
シャロンは体ぱんぱんに膨れ上がり、常に腹に食べ物が詰まっているため苦しくて自分で動くことはできない。食事の補助としてヴェラに食事が口元まで運ばれる魔法をかけてもらい、部屋には食べ物が浮かんでいる。
首は肉のマフラーに覆われ、体のいたる隙間から汗が噴き出ている。
食べ物の影響かベラの胸はずむずむと肥大化し、陥没している乳首の先からはどろどろとした液体が漏れ出ている。
シャロン「そろそろかしら…」
そういうとシャロンは部屋を出ていった。
しばらくすると厨房の床が抜け落ち、シャロンは奈落に落ちていった。

 

シャロンが落ちた先は洞窟だった。
しかし、壁は怪しげな魔法生物の肉でできているようで、
もぞもぞと蠢いて体にまとわりついてきた。
いつの間にか裸にされ、手足は肉に埋まって動かすことができなくなってしまった。
肩が触れるか触れないかの隣にはキャシーが同じ格好にされていた。
気を失っているようだ。どうやら同時に落とされたらしい。
周りを見ると丸々と肥え太った女性たちが壁に埋まっている。苦しそうにお腹を突き出している。
見ている間にも徐々に太っているようだ。
バランスを取るように他の部位も肥え、膨れ上がっていく。
口にチューブを取り付けられている者や、ふらふらと宙に浮かぶ食べ物を次々と口に入れられている者がおり、全てに共通しているのは栄養を送り込まれていること、そして搾乳機を取り付けられ、
乳を搾られていることだった。
洞窟の奥のほうに巨大な瓶が置かれ、搾られた乳はすべてそこに集められていた。
キャシー「ここは…いったい何なの!?うむっ!?」
キャシーが目を覚ましたようだ。すぐに口にチューブが突っ込まれ栄養を流し込まれていく。
キャシー「ぐる…じぃ…」
重さに耐えきれなくなりずどんとお腹が地面についた。

栄養を流し込まれていくうちにキャシーは恍惚とした表情になりしだいにおとなしくなった。
キャシーの丸見えの秘所からてらてらと粘液があふれだしてきた。
そして巨大な瓶のほうからヴェラが歩いてきた。
ヴェラ「ここは滋養の結界。太っている者に対して半永久的に栄養が送り込まれる結界よぉ。」
シャロン「なんだって!?」
ヴェラ「私は自分にかけられた呪いを解きたいの。そう、太ることができない呪いをね。
    そのためにはとてつもない栄養が必要なのよ。
    だからあなたたちの体を薬で作り変えて太らせて母乳を集めているの。
    そこのキャシーには体が魔力の生成を求め続ける薬を、
    あなたには消化吸収速さと味覚をいじる薬を飲んでもらったわ。
    おかげでふたりとも底なしに食べるようになっちゃってあっという間に太ってくれたわ。
    そしてフィオナ。彼女には素質があったわ。
    だから秘伝の体を作り変える薬を飲んでもらったわ。
    体が太るのに最適な状態に作り変えられていくのにかわいくなったというと
    喜んでいたのは滑稽だったわ。女らしい体つきになったといっても、
    ただ筋肉が落ちてかわりに脂肪がついただけなのにねぇ…

    今頃は体が栄養を求めて食欲が収まらなくなっているはずよ。
    ひたすら食べ続けてるんじゃないかしらね。
    あら、少ししゃべりすぎたみたい。それじゃあたんとお食べなさい。
    私のためにたっぷり太ってちょうだいね」
ヴェラのがりがりの後姿が遠さがっていく。
シャロンの口に宙に浮かんでいた分厚いステーキが突っ込まれた。
このままでは窒息してしまうため急いで飲み下していく。
シャロン「ぐっぷ、うむっ。げふっ」
次々に口に入ってくる最高級の食べ物に、シャロンの理性は長く持たなかった。

 

フィオナは長い時間をかけついにコンベアの先にたどりついた。
体はキャシーやシャロンの倍以上に肥え太っており、立っていられるのが不思議なくらいだった。
そこは滋養の結界だった。あれからさらに太ったのだろう。
ぎちぎちに肥え太った肉塊がぎゅうぎゅう詰めになっていた。
その中にキャシーとシャロンの姿もあり、落ちてきたときにあった隙間は贅肉で埋め尽くされ、
横腹を突き合わせていた。それでもなを栄養を取らされ続けており、こちらに気付いた様子もない。
フィオナ「これは…!」
ヴェラ「ようやく来たわねおでぶちゃん。」
背後からヴェラが現れた。
ヴェラ「立派に太ってくれたわねぇ。おかしいと思わなかった?
    今のあなたは豚としてかわいいって感じかしら。まんまと騙されたわね。」
フィオナ「貴様っ!」
フィオナは咄嗟にヴェラにとびかかろうとした。
しかし、ろくな運動もせずぶくぶく太った今ではかつての身のこなしに体がついていくはずもなかった。
フィオナは前のめりに倒れこんでしまった。大きくなったお腹がつかえて起き上がれない。
手足は巨大な腹に浮かされ地面につくこともなくバタバタと虚しく空を切っている。

ヴェラ「神速で名を馳せた剣士が無様ね…
    もうあなたは二度と元の姿に戻ることはないわ。仕上げにしましょう」
乳が貯められた巨大な瓶からチューブが伸びる。
フィオナの口に栄養が流し込まれると、しだいにフィオナの目は絶望に染まっていった。

 

そして時が過ぎた。
集められた濃厚な乳をほとんど流し込まれたフィオナは一回りも二回りも肥大化していた。
犠牲者たちが集められているスペースを一人分でいっぱいにできるほどだ。
同じようにフィオナの乳にも搾乳機が取り付けられ、
別の瓶に集められている。それを眺めてヴェラはいやらしく笑う。
ヴェラ「肉塊を超えるレベルの肥満体から生成される超高カロリーのミルク…
    これで呪いを打ち破れるほどの栄養が得られるはずだわぁ。
    このがりがりの体ともお別れよ。」
骨と皮になった手を動かしチューブを口に当てミルクを吸う。
ヴェラ「ぷはぁおいしい。味わったことのないほどに濃厚だわぁ。あら、きたみたい」
ヴェラの体に変化が起こった。体に肉が付き始める。
痩せこけた頬は肉が付き赤みが出始め、そしてあっという間に胸と尻は丸みを帯びて膨らみ、
腰はほどよくくびれができた。ヴェラは呪いを打ち破り、かつての美貌を取り戻したのだった。
ヴェラ「ついにやったわぁ。なんていい気分なのかしら」
しかし、ヴェラは異変に気付いた。ぶくんと腹が突き出す。体がどんどん太ってきているのだ。
今までは呪いで栄養が打ち消されていたが、呪いが解けた今、フィオナのミルクは栄養が高すぎた。

ヴェラ「いやああああああああ!もういいのよ!止まってええええええええ!」
ヴェラの体のくびれは消え、無様に丸くなっていく。
急激な体重の増加にどずんっ!と尻餅をつく。まだまだ体重の増加は止まらない。
体中から贅肉があふれだす。もう自分の足元は見えなくなっていった。
ローブははじけ飛び肌色があらわになる。
ヴェラ「いやよ!もういやああああああ!」
ズムズムと体が膨れ上がりフィオナと同じほどまで太り切ったとき、
ようやくヴェラの肥満化は収まった。
ヴェラ「ぶふぅーっ!やっどおぢついたわぁぁ…苦しぃぃぃぃ〜ここから出ないと…」
肩で息をする。もうヴェラの肩と呼べる部分は肉に埋まっていた。なんとか魔法を使い体を浮かそうと試みる。
必死にもがくヴェラだったが、突然フィオナのミルクが充填されたチューブが口に突っ込まれた。
手足が壁に取り込まれる。
ヴェラ「ぐっぷ!(しまった!この結界は太っている者に栄養を送り込むんだったわ。
    私も太っている者になってしまったのね。なんとかしないと)」
必死に魔法の解除をしようとしていると、さらにフィオナ以外の肥満体達のミルクのチューブまで
口に取り付けられた。

ヴェラ「ぐぷ、おえっ!んごごごごおおおおおーっ!
   (他のチューブまで!嫌!嫌よ!これ以上太りたくないのおおおおおおおお!)」
呪いで栄養が打ち消されていた体は今まで飢えていた栄養が吸収するために異様な働きを見せていた。
みるみる内に体に栄養が吸収されていく。
次々と生成される贅肉が行き場を失いゆさゆさと体を震わせている。体が喜んでいるようだ
ヴェラ「んむっ…んむっ(早く飲まないと呼吸が…あぁ…このミルクおいしいわね…もう…だ…メ…)」
ついに美味な上に極上の栄養を流し込まれ続け、今まで禁欲的な生活を強いられてきたヴェラの理性は吹っ飛び、結界のなされるままになった。

 

ヴェラ「ぶふぅ、ぶふぅ…もっと…」
シャロン「くちゃ、くちゃ…うっぷ」
キャシー「ぐびっ、ぐびっ、ぐびびっ…」
フィオナ「ごくごく…」
ヴェラは一心不乱にチューブを吸い続けている。
シャロンはだらしなくよだれを垂らし、ぶるんぶるんと突き出たお腹を揺らしながら食べ物を咀嚼していく。
下品なげっぷを気に留めるものはもう誰もいない。
キャシーとフィオナの目はどこか虚ろで、飲みきれなくなった乳がだらだらと垂れている。
いつまでも太り続けているようで体中の肉が快感に震えている。
手足を拘束され身動きが取れず、食べること以外に何もない空間の中では、
彼女たちは太っていくこと快楽以外には何も反応を示さなくなっていった。
あれから時間が経ち、フィオナ以上の栄養を送り込まれたヴェラは一番の肥満体をさらけだすことになった。
体はどんどん肥え太っていき腹、胸、尻がそれぞれ自己主張するように巨大化していった。
大きさの変わらない頭は洞窟の上からみると肉塊のなかにちょこんと点の用に見える。
胸は形が崩れまいと母乳がどんどん生成されパンパンに張りつめている。
洪水のようにあふれ出た腹からは湯気とともにすさまじい汗が流れだし異様な匂いを放っていた。

尻も負けじと大きくなり体がつぶれないようにバランスを保っている。
中はどの肥満体よりも多く上質な脂肪が詰まっているだろう。
フィオナたちも結界で肥育され続け、かつてのヴェラ程度にまで太ってきている。
体を密着させきれないほどに太ると結界が自動で広がる仕組みだ。
行き場を失った脂ぎった贅肉に圧迫され、体が早く解放されようとどんどん栄養を吸収し、
脂肪を蓄えている。
もはや人の形を失うまでに太り、ぶるぶると全身の肉を揺らしながら食の快楽におぼれていく。
屋敷を探検しにくる冒険者たちも、ひとたび屋敷内のものを口にすればその魅力に取りつかれ、
結界に取り込まれるようになった。肉の犠牲者ははいつまでも増えていく。 

 

 

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