340氏による強制肥満化SS
『〜お菓子の森のプリンセス〜』
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「偉大なる航路」前半、「魔の三角地帯」(フロリアントライアングル)。
毎年100隻以上の船が霧の中で消息不明となり、
死者の船(ゴーストシップ)の目撃情報が後を絶たない。
海賊王への野心に駆られた海賊たちを闇へと飲み込んできた難所に、
打ち捨てられた一つの島があった。
無人と化した島に漕ぎつく小舟が一隻、娘が一人。
娘:ふう、やっと着いたぜ。
娘は我が物顔で島へと上陸する。
娘:帰ってきた、ようやく…スリラーバークへ。
娘の正体は「ゴーストプリンセス」ペローナ。
かつてこの島、海賊船スリラーバークの住人だった。
船長ゲッコー・モリアに仕え、動く屍たちを支配していた。
海賊「麦わらの一味」にこの死者の王国を暴れられ、
「王下七武海」バーソロミュー・くまの肉球で遥か彼方へすっ飛ばされ、
不時着先で「海賊狩り」ロロノア・ゾロに振り回され、
おおよそ2年もの時間を経て帰ってきたのだ。
ペロ:モリア様やあいつらはあれから敗走しちまったのかな…
ゾンビ達もどうしていることやら……
他に行く当てもねェし、ここでいくらでも帰りを待ってやらァ!
さっそくプリンセスは島の中を探索することにした。
魔の海域に取り残されたスリラーバークは2年のうちに変わり果てていた。
ペロ:なんだこれァ…!
一体なにがどうなってやがる!!
ショートケーキやチェリーパイ、バームクーヘンにチョコバー。
巨大なデザートが大樹のように生い茂り、
島のあちこちが甘いお菓子に浸食されジャングルのように変貌していた。
死霊どもが闊歩した、おぞましき怪奇の魔境は見る影もなくなっていた。
ペロ:すっかりファンシーな森になっちまったなァ…
これ全部お菓子か?
パックッ……モフモフモフ…………
不気味と思わなかった訳ではなかったが、
甘いお菓子の香りと美味の誘惑に女の子が勝てるわけもなく、
ペロ:うめェ〜〜〜!最っ高じゃねェか♪
ペローナは手当たり次第にお菓子の森を貪り始めた。
巨大ケーキの大木に乳飲み子のようにむしゃぶりつく。
クッキーとキャンディのお花畑を溺れるように泳ぐ。
リンゴとバナナにマンゴーやメロン、巨大な果物の山脈を平らげ、果汁の滝を浴びる。
甘味に飽きたら肉まんやシュウマイなど点心がゴロゴロとそびえる昆布茶の湖で遊び、
さらに暴食する。
スリラーバーク復興など完全に忘れて、
ペローナはお菓子の森の虜になっていった。
大変美味しいお菓子を散々平らげ、ペローナの食欲は満たされるどころか
みるみる増長してゆく有様だった。
暴飲暴食に明け暮れて、ペローナも満腹でとうとう倒れてしまった。
ペロ:うっぷ…………もう食えねぇ〜〜…!
苦しいのに………まだ食い足りない………。
もうお腹パンパンだぜ………あれ?
パンパンというより……ぷよぷよ?たぷたぷ?
大の字になって横たわったペローナは自分の身体の異変に気付いた。
腹回りはたっぷりとした丸みを帯び、柔らかい贅肉で膨らんでいたのだ。
ペロ:いやいや、ハラよりもっとデッケェのは………胸?
ムネェェエェエエ〜〜〜!!!?
女の胸は人並みに豊満であったが、
気が付けば「人間以上」の大きさになっていた。
ホールケーキのような太っ腹さえの上に覆いかぶさるように乳房が肥大化し、
胸元が大胆に開いた黒いドレスも布が裂けて、
だらしのない巨大おっぱいをむき出しにしていた。
さながら決壊したダムから巨大なパンナコッタ二つが溢れ出たような醜態に進化していた。
ペロ:おっぱい!おっぱいか!?なあコレ私のおっぱいなのか!!?
おっぱいじゃねーよこんなの!!?こんなの私のおっぱいじゃねーよ!!?
バケモノじゃねーか!!?私、おっぱいお化けじゃねーかア!!!
パニック寸前になって自身の身体を確かめるペローナ。
彼女を襲う現実はこれだけではない。
重くなった体を慌てて起こして、尻を触ってみる。
大きくて生暖かいクッションが尻と一体化しているような感触に
ゴーストプリンセスも恥辱を隠せない。
乳房だけでなく、ヒップの肉までも同じくらいに肥大化しており、
まさに「お化けカボチャ」といっていいくらいの巨尻に成り果ててしまった。
続いてペローナは、自身の手足を触って確かめる。
すらりと伸びていたはずの太腿にも二の腕にも風船のように贅肉がつき、
身もだえするとプディングのようにぷりんぷりん揺れてしまう。
プリンセスを自称する乙女にとっては最大の侮辱であった。
ペロ:ひぃん!?どうしよう!!?おっぱいもケツもバケモノみてェになっちまって、
ブクブクデブになっちまって、どうなっちまったんだよォ!!?
私の身体ァアアア〜〜〜〜!!?
ようやくこの場所の異常さを思い知り、
変わり果てた女の嘆きが霧の海に木霊する。
「偉大なる航路」前半、「魔の三角地帯」(フロリアントライアングル)。
お菓子でできた樹海へと変わり果てた海賊船スリラーバークで、
これまた変わり果てた娘、ペローナがいた。
……はぶはぶっ…はぷっ…ガツガツ……
ゴシックロリータのドレスもバラバラに破れて決壊し、
小山のように肥え太った身体で彼女は甘露を貪る。
ペローナ:ハア……ハア……うんめェ……
まぐまぐ……まぐまぐまぐ………んごきゅんごきゅ…………
フゴッ…フゴゴッ………ホロホロホロ………
このお菓子の森に手をつけた彼女はその甘い美味の誘惑に負けて、
底なしの大食漢になってしまった。
ペロ:……あまいの……あまいの…もっとくいてェ……!!!
……バクバクバクバク、バクッッ!!!
非常識なほどにふくよかになってしまったゴーストプリンセス。
飽食の代償として彼女の身体は異常な速度で異常に太ってしまったのだ。
ペロ:はーあ……なんでこんなことに……ムッチャムッチャ……
ダメ剣士の見送りも終えて、ようやくスリラーバークに帰ってきただけなのに……(泣)
訳わかんねぇお菓子の森になってて、甘い誘惑に負けて、
怪物みてぇにブクブク、ブクブク太っちまうなんて………ゴックン(泣)
こんな身体じゃまるでモリア様みてェだぞ…(泣)
ペロ:全部このお菓子どものせいだ……パグッパググッ…美味しすぎてナミダ出てくらァ……(泣)
こんな美味しいモンもう食べたくねェ……でもやっぱり食べちまう……はぶっっ
はあ……これから私は一生ブクブク太り続ける運命なんだな…………ホロホロホロホロロロ…………
ペロ:自暴自棄になってチョコケーキとアップルパイを頬張るペローナ。
そんな彼女の巨体はもじもじとねじれて揺れ始め、息は荒くなり、滝のような大汗をまとっていた。
食欲とは違う甘い衝動が娘に込み上げてくる。
ペロ:……………………
………エッチがしてェな………(はぁと)
ペロ:へへ………どうせ誰も見ちゃいねェし………
オナニーしちゃおっと♪
すっかりサイズの合わなくなった衣服を脱ぎ捨て、
ペローナは産まれたての赤子のようになってしまった。
やけに図体のデカイ赤子だが…。
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