肉塊研究所

肉塊研究所

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世界の地図には載っていない、とある複数の島々からなる国がある。
国の名前は○○○という。(いい名前思いつかなひ。orz
何故地図には載っていないかというと、この国の宗教の問題である。
この国は豊満な体とはつまり命の源と信じられており、若々しさと豊満であることを兼ね備えるというのはとても神聖なものとして崇められる。
それ故に、この国の過去の歴史を物語る資料館に収められている絵画を見ると、極めて若く、可愛らしい男女がぷくぷくに太っている絵画が大半を占めている。
そのためかこの国に住む住人はスレンダーよりも、太ってる可愛い子を好む傾向がある。
太ってる子はその脂肪自体が神聖な服であるといわれるほどだ。
国としては、ほぼ自給自足が容易く、この国の太ってる子を育成している特殊機関「肉塊研究所」出の少年少女を見たいがために、この国に世界各国から隠れて移住、又は訪れる豊満系を好む金持ちや実力者達によって齎されたあらゆる技術を乾いたスポンジのように吸収し、この国の文明はとても世界地図に載っていない国には到底思えないほどまでに発展を遂げている。
特にバイオ関係の技術の躍進は、この国の食糧事情を過剰なまでに潤沢なものとして、[肉塊研究所」の技術力もものすごい進歩を遂げた。
いつしか、永久とも思える長い長い鎖国状態だったこの国は豊満好きの世界の実力者が影で集まる世界でただ一つの特殊な国となったのである。

 

豊満である事を美徳とする世界地図に載っていない国家○○○。
○○○では、合法的にこの国のモデルとなるべく高い適正のある少年少女達が集められている。
この国の来る子供達は、孤児であったり、親が豊満系への適正を持っていて、その上子供がこの国でのモデルとしての適正が高い場合に移住してくるというケースもあったりする。

 

「ここ・・・・・・?」
大きなキャリーケースをコロコロと転がしながら、女の子のような甘ったるさのある声で一見少女にも見える少年は大きい建築物の巨大な門の前で立っていた。
名前は山野幸之助。頭髪はサラサラとした栗色の色彩をしており、目が少し悪いのだろうか、 度数はそう高くはない眼鏡をつけている。
その目は眼鏡越しでもわかるくらいぱっちりとしていて、透き通るような茶色の瞳はどんな人でも可愛がりたくなるように思える。
身体は華奢で、ショートオーバーオールに白のTシャツと男の子の服装をしていても、やはり女の子のように思えてしまう。
頬は常にほんのりと赤く染まっていて、とても可愛い。
ちなみに幸之助は自分でここまで来たのではない。
家族でこの国にお引越するけど、自分はこの国での大事なお仕事があるというわけで、 先にこの国でそのお仕事、この国でのモデルのお勉強(?)を受けるために代理の保護者につれられて、ここまでつれられたのだ。
その代理の保護者はマキといい、長身の女性で腰まで届く長い髪とほっそりとしていながら、 引き締まった感のある身体が印象的だった。
最初は怖いお姉さんかと思ったが、見た目に反してとても優しくて、今ではすっかりなつくようになっていた。

 

「あの・・・・マキさん、ここで何するの?」
そう言ってる内に巨大な門はガラガラと音を立てて開き、二人は建築物、いや施設の中へと入っていった。
「幸之助君は、この国で人気者になるためにここでちょっと色々やってもらうのよ。」
マキは歩きながら幸之助にフランクな口調で言う。
暫く歩くと、案内されたのは大きい設備のある医務室のような部屋だった。
「でも、人気者になるためにはそれ相応の身体になってもらわないといけません。幸之助君って身体弱いんでしょ?」
「あ・・・・うん・・・・・。」
幸之助は少し恥ずかしそうに頬を僅かに赤らめて頷く。
幸之助の肌は透き通るように白く、指は繊細なイメージを喚起させるようなほどで、胸部から下腹部にいたる部分もスラッとしていながら、シミやほくろといったものは一切なく、それでいて痩せすぎというイメージは無く、胸と腹部華奢でありながら、不健康ともういえない程よいラインを描いている。
「それで、幸之助君には、このお薬と注射するけど・・・男の子だから我慢できるよね?」
「う・・うん!」
幸之助は本当は注射は怖いのだが、マキの「男の子だから」で「怖い」とは言えずに即答してしまった。
「それじゃあ、まずこの薬飲んでね。」
「うん」
マキの差し出した、色んな色をしたカプセル、数種類の錠剤を幸之助はジャラジャラと水で流し込む。
「よし、よく飲みました。w 次は腕出してね。」

「う・・・・うん。」
幸之助はビクビクと右手をマキに差し出す。
注射が怖くてビクビクしている幸之助に深呼吸するよう指示して、マキは幸之助をある程度落ち着かせる。
マキはその隙にかなり手馴れた手つきで幸之助の腕に注射の中の薬品を注入する。
手馴れた者がやる注射というのは全くといっていいほどあっさりと終わってしまうものだ。
ちょっと落ち着いた隙に注射をされて少し涙目になっていた幸之助はあまりの痛みのなさにポカンとした。
「はい。よく我慢したね〜。w」
マキは幸之助の頭を撫でる。
「う・・・・うん。」
幸之助も赤面して照れ笑いをする。
「それじゃあ、次はちょっと恥ずかしいと思うけど、服脱いでくれないかな?幸之助君の身体の詳細についてこのカルテに書き込みするからで、それが終わったら一緒にシャワーでもあびようか。w」
マキはそう言って幸之助の名前が記入されたカルテを幸之助に見せる。
「あ、うん・・・。いいよ・・・・。」
まだ誰かとと一緒じゃないとお風呂に怖くて入れない年頃の幸之助は痛くないし、すぐにシャワーを浴びるからいいやという単純な考えであっさりと衣服を脱ぎ、あっさりとブリーフを脱いで一糸纏わぬ姿になる。
マキはカルテに色々記入しながら、幸之助の裸に触れる。
「あれ?幸之助君っておちんちん大きいんだ?」

「え・・・・?大きい・・・・の?」
幸之助は己のイチモツが大きいのは恥ずかしいのかどうか判らないため頭をかしげて多少困惑する。
幸之助のイチモツは華奢な体つきとは裏腹に、当然皮は向けてないが、10歳前後にしては随分立派なイチモツであった。それでいて陰毛も生えていないのだから、驚かされる。
「(最近の子供ってのは発育がいいのもんなのかなぁ?)」
マキはそう思いつつも、幸之助のイチモツの事もちゃんとカルテに記載して、その後二人でシャワーを浴びた。
二人でシャワーを浴びる中、マキは内心思っていた。
「身長112センチ、体重は15.5キロやや痩せ型で小柄・・・。」
「幸之助君のこの姿もこれで見納めか・・・。」

 

シャワーを浴び終え、マキは幸之助を脱いだ服を着直させ、ある一室へと連れて行った。
その部屋は大きいエアコンでつねに適温に調整されており、幸之助の年代の子供が退屈しないように、おもちゃやTVゲーム等がちゃんと揃えられてる部屋だった。
「それじゃあ、今日は疲れたでしょう、少し寝たら?」
幸之助はもう寝るの?と疑問に思ったが、どういうわけか身体がさっきからダルくて眠気を感じている。
幸之助は「わかった・・・。」と眠そうに言って、そのまま寝てしまった。
そして、数時間が経過した。

 

「ん・・・・・。なんか・・・・暑い・・・・。」
幸之助はモアモアと感じる寝苦しさから起き上がった。
すると、全身がとてもきゅうくつな感触がして、動きにくい。
いつのまにかベッドで寝かせられてたようだ。
だが、そんなことよりも妙な光景が己の目に入ってきた。
ショートオーバーオールから露出している足がパンパンに膨れていいたのだ。
「あれ・・・・?」
幸之助はびっくりして一気に目がさめる。
幸之助の足はいつものほっそりとしたイメージは跡形も無く、むちむちというよりはぶくぶくに膨れてきており、結構大きめに感じていたはずのショートオーバーオールのふともも部分がぎちぎちになってしまっていた。
偶然なのか、真正面にあった大きい鏡を見ると、足だけでなく、腕、肩、胸、腹などもぎちぎちにして、シャツは汗でムレムレになっていて透けてしまっているおデブになった自分の姿があった。
幸いなのか、顔はふっくらとしたが、まだ二重顎はできていない。
胸とお腹から出ている汗は多いようで、オーバーオールからでもわかるくらい衣服に汗が染み出していた。
「お、おちんちんが・・・・。きつ・・・・い」
幸之助の大きめなイチモツはそのキツキツになってしまいオーバーオールの中でぎゅうぎゅうになってしまった己の肉でおしくら饅頭の状態になっていて、一番窮屈に感じてしまう。
「ぼ、ぼくどうしちゃったの・・・・?」

 

己の身体に起こっている事態が上手く飲み込めずオロオロしていると、今度は脱水症状のごとき渇きが幸之助を襲う。
「・・・・ぁ・・・・・ぁぁ・・・・。」
喉はカラカラになり、身体は水分の摂取を求める。
何か飲む物はないかとあたりを見回すと、○ティやけ○っぴのマグネットが張られている冷蔵庫のような箱を見つけた、幸之助は重くなった体を引きずって、何かないものかと冷蔵庫を開けると、冷蔵庫の中はコーラやオレンジジュースのような飲み物の入ったペットボトルに、ケーキやチョコバーのようなお菓子がたっぷりと入っていた。
ただ、これらの食品を良く見ると、細長いラベルに「肥満モデル育成食品:男子用」と記入されていたが、ものすごい渇きで気がおかしくなりそうな幸之助はそのコーラのペットボトルをラッパのみする。
炭酸のシュワシュワした喉越し、清涼飲料水特有の甘さ、何より単純に水分を摂取する。
これらが合わさって、幸之助の喉に潤いを与える。幸之助は必至になって苦しくなるまでコーラを飲み、コーラを飲み干したらまだ渇きは収まらないので次はオレンジジュース(のようなもの)に手をつけ、ガブガブと飲み始める。
このオレンジジュースも美味しい。幸之助はガブガブと必至にオレンジジュースを飲み干す。
ジュースはあっというまに底をつき、やっと渇きの収まった幸之助はふぅと軽く息をつく。
だがしかし・・・・・・。

 

「ぐうぅううう・・・・・・・。」
元気な腹の虫は2リッターのコーラ、オレンジジュースを胃の中に収めているというのに、空腹を訴えてきた。
幸之助にその事を疑問に思う余裕はなかった。
食べるものなら目の前にある。いっぱい。
幸之助はまず最初に特大のショートケーキを食べ始め、パクパクと軽快に胃の中に放り込む。
チョコレートバー(○ニッカーズみたいの)を2〜3本まとめてぱくぱくと食べていく。
冷蔵庫は大きいサイズのではないため、幸之助は10分程度でぺろりと冷蔵庫内の食べ物を食い尽くす。
当然、お腹は食べた事でふくらみを増しており、より服を圧迫してくる・・・・・・。
はずがどういうわけかまだまだ胃袋は余裕があるようだ。
「僕・・・こんなに食べれたっけ・・・・?でも・・・・・まだちょっとお腹すいたなぁ・・・・・。」
幸之助は冷蔵庫の周りの棚を開けてみたら、今度は大人数の団体が来るのかと思える程の大量のスナック菓子が山のように詰まっていた。
幸之助の大好きな大福もたっぷりとある。
幸之助は棚からお菓子を引きずり出し、ムシャムシャと大福をほおばり、パリパリとポテトチップスを口の中に押し込み、アーモンドチョコをバリバリと食べていく。
「はぁっ、はあっ・・・・おいしい・・・・」
幸之助はいきなり己がものすごい大食いになったことよりも、これまで感じた事の無いような食べる事の喜び(?)に半ば酔いしれていた。
回りがお菓子の空袋や空箱で目立ってくると、幸之助はやっと満腹感を感じ始めた。

「ふぅ・・・・・やっと落ち着いたよぉ・・・・・。」
幸之助はほっとする。
が、その時だった。

 

どくん

 

「?」

 

ど く ん

 

まるで全身が心臓にでもなったかのような振動が己の身体に伝わってくる。
凄い、全身の血の流れが急速に強く、激しくなるような感覚。
全身が急激にほてり始め、呼吸も荒くなってくる。
「ふぅ・・・・・ふぅ・・・・・ふぅ・・・・ふぅ・・・・・。」
何かお腹や胸、顔、足、股間、全身のあらゆる部分がむずむずしてくる。
窮屈でピチピチになっている事からくる窮屈さよりも、むずむずした感触の方が強くなってくる。
「え・・・・?え・・・・・・?」
幸之助は混乱するだけであった。

 

がたん

 

ドアが閉じられる音に幸之助が反応するとそこには買い物袋をぶら下げたマキがいた。
「あ・・・・・もうお薬の効き目でちゃったんだ・・・・。」
マキは多少意外そうな表情をする。
「ま、マキさぁああん・・・・・。お、お薬って、僕に何かしたの・・?」
幸之助は震える声で聞いた。
「幸之助君、君はね、これから新しい自分に生まれ変わるんだよ。これはね、きみがこの国のモデルになるためには必要なことなんだ。」
そう言ってマキは優しく幸之助の頭をなでで幸之助を少しでも落ち着かせようとする。
当然幸之助は混乱気味なので話の内容が理解できていない。
「ぇ・・・・・あ・・・・ぅ・・・・・・。」
幸之助は全身の各所からくる疼きにたまらずお腹やふともも、胸、二の腕などをもみしだく。
そして

 

バッキーン!

 

幸之助はハッとして、視線を斜め下に下ろすと、オーバーオールの金具の一部がはじけとんでいた。
「あ・・・・・あわ・・・・・。」
幸之助がパニック状態であることに無視するかのように、幸之助の身体が2度目の膨張を始めて行く。その膨張のスピードは緩やかだ。
全身の血液が沸騰し、それが全身を駆け回っているのがよくわかる。
皮の下(の肉?)が何か渦巻いているようなうずきの広がりに足並みを揃えるように、かすかにみちみちむくむくと音を立てて幸之助の身体は僅かずつ膨らんでいく。
バキン!パキン!とうとう片方の金具も金属の悲鳴を上げた果てにはじけ飛んでしまった。
すると、今度はうずいている全身の各所の中でも、胸(特に乳首)、お腹のうずきがよりいっそう酷くなってきた。
「は・・・・・ひぃん・・・・・ふぅう・・・・・・あぁん・・・・・。」
初めて感じる「性的快感」という名の感覚。
幸之助は始めての性的快感を今この状況下で感じてしまった。

 

 

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