真鏡名ミナ呪いの膨張記
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日が暮れて、二人は一月前にミナがあやかしを祓ったとされる山奥にいた。
「確かここでいいはずなんだけど・・・・・。うん。あそこに社あるし。」
そうミナは周りを岩壁に囲まれている朽ちた小さな社を指差した。
「・・・もしかしてアレに何かあるのか・・・な?」
「え? 何もやってないはずだけど・・・。」
社の中を覗き込んでみる二人。
社の中は埃や雑草、虫の死骸等で薄汚れていた。外側の朽ちた概観も痛々しいが中はもっと酷い。
その中に埋もれるかのように上半分が破壊された古い石像を発見した。
その石像を破壊したであろう物体は簡単に発見できた。
汚らしい社の内部で後ろの壁に突き刺さっているまだ新しい矢一本。
ミナがあやかしに止めを刺す時に放った矢である。
どうやら社の中の古い石像の上半分を粉々に破壊して壁に突き刺さったようである。
「・・・・って、これ・・・。ミナさんの・・・ だよね・・・?(汗」
冷や汗を流してプルプルと矢を指差すナコルル。
「え? ほ、ほんとだ・・・・。」
思わず壁に突き刺さった矢に触れたその瞬間。
ゴワッッ!
突然石像がその破片と共に例の怪しげな光を発し始めた。
それも二人ともギョッとするような強い光である。
スウウウウウウッッ・・・・。
「え? え? え?」
光は見る見る内にミナに殺到しミナの身体に吸い込まれていく。
思わず後退したミナは足がもつれてポテンとしりもちをついてしまう。
「ワワワワワワッッ・・・・」
何がなんだかわからず混乱してる内に光は収まり、石像がガラガラと塵となって消えていく。
「い、一体なんだったんだろ・・・。」
冷や汗をぬぐい立ち上がるミナ。
「・・・・どうやらこの石像が原因だったようね・・・。呪いなのか祟りなのかは解らないけど・・・」
塵となって消えていく石像を見てさて、どうしようかとミナを見たその瞬間。
ドッドッドッドッ・・・・・・
ミナの身体がビクッビクッと痙攣するかのように揺れ動く。
「!?」
「ど、どうしたのミナさん!?」
「え?え?えぇえぇえっ!?」
全身が燃えるように熱い。
大粒の汗がブワワワッと噴出し始め、息が荒くなる。
「ハァハァハァハァはぁああ・・・ はぁはぁ・・・・」
フワァアアアアッ・・・
ミナの胸がムクムクと膨らんでいく。
乳輪が引き伸ばされ、肥大した乳房の頂上では乳首がミリミリと乳房の肉の中に埋もれていく。
胸を押さえている衣服の紐が引き伸ばされ悲鳴を上げ始める。
肩幅もムクムクと丸く大きく太くなっていく。
二の腕が見る見るうちに太くなり、ナコルルの二の腕の太さをしのいでいく。
両手もムチムチと肉がつき始め片手にはめている手袋が肉でパンパンになっていく。
首もムチムチと太くなり、より丸くなった顔と肉と肉とで暑苦しいものになっていく。
2重顎こそは出来てはいないが、横から見ればぷよぷよした肉の塊が太くなった首にプニプニと接触してしまっている。
モリモリモリモリモリ・・・・
お腹がどんどん前に出てくる。
モコモコと膨らんだお腹、特に下腹部の膨張は下方向にも膨れ始め、
彼女の腰周りのラインを貫禄あるものへと作り変えていく。
その太鼓腹の真ん中の臍は真一文字に洞窟のようになっている・・・ が。
ツゥウウウウウウ・・・・・・ ンッッ・・・・
「んんんっっ・・・・・!?」
臍に感じるツーンと来る感覚。快楽? とでも言うのだろうか。
股間にまで届くその感覚は今度は前へ前へ、と出ようとする。
「な、何かお臍変、変だよ・・・ 前にで、出る??」
お腹、というよりお臍を両手で押さえるミナは自分の膨らんだ太鼓腹を抱えているかのようにも見える。ツーンと来る感覚が前へ、前へと飛び出してくるかのようである。
必死に抑えているミナの臍が真一文字に出来た臍による溝の中でモコッモコッと突き出し始めていた。
ズンズンと前に飛び出し始めながら膨らんでいく己のお臍。
「んあっ・・・ はぁあああっ・・・・・・・・。んんっっっ・・・」
とうとう臍による溝からモコッと臍が飛び出してきてしまった。
モリッ・・・ モコッ・・・ ムクウッッッッ・・・・・
飛び出した臍は立派な丸の形を成してふくらみ抑えている手を押しのけてきた。
ボロンッと臍による溝の中から立派に自己主張するそれは立派なでベソである。
ナコルルの臍もでベソだがミナの方が立派なでベソに見える。
でベソがあらわになったお腹は下腹を中心に更にふくらみ、そして・・・・
ビィィィィィィィッッ・・・
「わあああっっ!?」
ミナが自分の腹に気をとられてる間にも膨らみ続けていた彼女の乳房。
それを包んでいた衣服と同じタイミングでミナの腰布が限界に達しちぎれて地面に落ちてしまった。
腰布の下からはムチムチと膨れた股間やドドンと太く巨大になって安定感のある下半身が丸見えになる。
ムクムクとふくらみポンポンと張り詰めた尻肉はあるブルンとハリのある乳房にも見えてしまう。
引き伸ばされ肉に食い込んでいる褌がなんだか痛々しさと共に妙な色気を発している。
ムク・・・・ ムク・・・・
プルップルッと肉が揺れ少しばかり全身の脂肪が膨れるとやっと彼女の膨張が停止した。
今そこにいるのは立派な爆乳と立派なお腹をしたよく太った少女である。
「はぁっ・・・はぁっ・・・」
全身を汗だくにしてその場にへたり込むミナ。
その汗の匂いはとても強く、ほんのりと甘い匂いも混じっている。
ミナの膨張の一部始終を見てしまったナコルル。
ナコルルの鼻にその甘い匂いの混じった強い汗の臭いが入り込んでくる。
ジュワッとその臭いはナコルルの脳を刺激し、ナコルルの身体を火照らせる。
「(な、なんだろコレ・・・・。なんか頭がぼーっとして・・・)」
そう困惑しながらもナコルルの身体はミナにずんずんと近づき。
衣服を脱ぎ、下の褌も脱ぎ捨て、ミナにピタリと密着する。
「へ? ナ、ナコルル。どうしたの・・・?」
「はぁ・・・・ はぁ・・・・ ミナ、何か甘くて・・・ いいにおい」
ナコルルはミナに自分の顔を近づけるとそのまま・・・・ 自分の唇をミナの唇に重ね合わせた。
ジュプッ
「(はぁ・・・ はぁ・・・ なんかいいよぉ・・・)」
「あっぷ・・・ あっ・・・!!??」
太くなった舌をミナの口にねじ込んでミナの唾液の味を味わい始めるナコルル。
トロンとした目のナコルルの舌攻めにミナも乗せられて舌を彼女の舌に絡ませ始める。
暫くの間お互いの口の中を味わった後になると余計な事を考える余裕はこれっぽっちもなくなってしまっていた。
コリッ・・・・ ムニュウッッ・・・
ナコルルのでベソがミナのでベソに密着してズリュズリュとこすりあわされていく。
「ンはっ・・・・ はぁあ・・・・・」
「は・・・ ん・・・・ っぇあああっ・・・」
やばい。物凄く気持ちいい。二人は心底思った。
ヘソとヘソが擦れズニュッとはじかれる度に股間にまで到達する快感が二人を襲った。
上下左右正面と角度を変えて二人はお互いのでベソを接触させ、密着させ、擦り合わせ、はじいた。
「す、すごい・・・ ミナさんのお臍おっきくてコリコリしてて・・・・。」
「ナ、ナコルル・・・ すごいよぉお・・・。」
さらなる刺激を求めて二人はお互いの乳房を触り、揉みしだき始めた。
ズニュウウウ・・・・・ッッ
巨大な質量、重量感のあるミナの乳房はもち米を使った饅頭のようであり、
両側から押せば立派な胸の谷間ができて乳輪が縦長にゆがむ。
ムニュウ〜〜〜〜ッッ
触ると吸い込まれそうな程に柔らかいミナの乳房は、ミナの丸い手によってふにょふにょをその形を変えていく。
中に水でも入っているかのような程の柔らかさのそれはとても暖かく、ミナを興奮させる。
「ミ、ミナさんのおっぱいとっても大きくて・・・ す、凄いよぉ・・・・・ っっはぁあん!?」
「ナ、ナコルルのおっぱい、とてもやわらかくて・・・・ 何か私の手がおかしくなっちゃ・・・ っっああっ!?」
お互いの胸の感触を堪能していた二人。
その二人の乳房に異変が起きた。
お互いの胸がどんどん張ってきたのである。
お互いの乳首がムクムクと膨らんでいく。
「あっあっ・・・・」
「んひっ・・・ あっ・・・」
二人の胸をいじる手がどんどん荒々しくなっていく。
二人の勃起した乳首がピョコンと乳房の頂上に現れる。
お互いに乳輪もパンパンに張り詰めている。
「「あっあっあっあっあっ・・・・・・」」
来る、何かが来る・・・。
お互いの股間にも何かが湧き上がってきた。
ミナは辛抱ならずに既に股間部分が汗以外のものでベトベトになってきていた褌を脱ぎ捨てた。
既に全裸のナコルルは股間からトロトロと透明の蜜をたれ落としている。
本能なのだろうか、二人はムギュッと抱き合い、お互いの豊満な胸を、お腹をでベソを押し付けあい始めた。
お互いの肉の柔らかさや心臓の強い鼓動がじかに伝わってくる。
勃起した乳首と乳首がおしあいへしあっている上に汗でヌリュヌリュと厭らしい音を立てている。
「な、なんか出る、出ちゃうよミナさぁああん・・・・」
「わ、私も・・・ ふ、ふぁあああああああ・・・・」
「「はあぁっ、はあぁっ、はあぁっ・・・」」
ヌッヌッヌッヌッ・・・・
「「はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・」」
ヌッチャヌッチャヌッチャ・・・・
「「はっはっはっ・・・・ ぁぁぁあぁ」」
ヌポッヌポッヌポッ・・・・
「「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっっ!!!???」」
ヌポンっっ・・・・。
ぷシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!
「「〜〜〜〜ッッンアンンンンッッ!!」」
身体から湧き上がる強い快感。それが頂点に達した瞬間、二人の乳房から白い液体が大量に噴出した。
無論、母乳である。股間は潮を噴き、二人の腰を抜かす。
へなへなと二人もつれるようにしてぐったりと倒れる。
股間は透明の蜜。上半身はお互いの母乳。さらに全身の汗と唾液。
お互いの身体をお互いの肉体が放出した体液でベトベトにしてしまった二人の肉体。
その身体には地面の泥も張り付いてもはや何がなんだかよくわからない状態である。
「はぁはぁはぁぁぁぁ・・・・・ い、一体これって・・・・。」
「うう・・・・・・。何の臭いなのかよく・・・わからない・・・。」
全身を色々な体液でベトベトにしてしまった体を地面に投げ出し、
二人は暫くの間猛烈な快感の余韻に呆然とするのみであった。
それからチャンプルは自分の家をギッシギッシと響かせて体を重ね合わせる行為に及ぶ二人を
ほぼ毎日見せられる毎日を送ったとか。
それからナコルルも故郷に帰った後、立派なデブになってしまったミナは一人古文書を漁り、
あの社にあった石像が何だったのかを調べ、数日かけてやっと真実にたどり着いた。
どうやらはるか昔、周りの雄豚たちから熱烈な求愛を受ける一匹の立派な雌豚がいたそうな。
その雌豚はまるで人の言葉を解してるのではないかと言われるほど頭が良かったらしく、
人間達の間でも注目の的であったそうな。
それから暫くして一番のお気に入りである一匹の雄豚と子作りに励み、大量の子を孕み丸々と肥え、立派な子豚達を産んだそうな。
だが、不幸な事に産んで間も無く巨大な嵐が豚の親子を襲い、周りの人間達の住まいが無残にも破壊されていく中、雌豚はわが子を己の身体を持って守ろうとしたが、わが子共々高い岸壁から落ちてきた土砂の下敷きになって死んでしまったそうな。
死しても尚わが子を守り続けるその姿にとても感動した一人の彫刻士は鎮魂の為にささやかではあるが、小さな石像と社を建てて祀ったとあった。
そしてその雌豚の霊はわが子を死なせてしまった無念からであろうか。
その社に触れた女性を立派な身体、つまりは豊満な体にしてしまう呪いをかけてしまうのだそうな。
その為か当時は石像に触れた途端にたいそうふくよかな身体になってしまった女性が続出していたようだが、元々山奥にあった為、いつしかその社の存在は忘れられていたということだ。
そして長い年月が過ぎ、社も石像も朽ちてその霊の力が弱体化した所にミナがその石像を破壊してしまった為、その石像に宿っていた雌豚の霊が残り少ない力を飛ばしてミナとじわじわと豊満な肉体に仕立て上げ、それから一月後に当の本人であるミナが間近に来たのを好機と取って最後の力を振り絞ってミナを太らせたという推測に至った。
調べるのに使った古文書を片付けながらミナはため息をつく。
うつむけばその司会は巨大な乳房と巨大なお腹とでベソで足元がまったく見えないのだ。
お腹はボデン、と身体のラインからはみ出しており、なんだかでベソに先導されて自分の体からお腹が離れているようにも見えてしまう(錯覚である)。
座るとムチムチと太いフトモモの上に堂々と鎮座し、ズシリとした重みが己の肥大を再認識させてしまう。
チャンプルにとってはいい遊び道具か枕の類でしかないようで、よく自分のお腹に寄りかかられたり、ぼよんぼよんと無駄に揺らされたりする。
正直チャンプル相手でも恥ずかしい。
胸からは日に数回胸が母乳でパンパンに張り詰めるようになり、
母乳を吸い上げてくれたナコルルが故郷へ帰ってしまった今となっては、
胸が張り次第、人のいない所で胸を揉んで母乳を噴出す作業がかかせなくなってしまった。
その母乳はとても甘く、ミナはその噴出した母乳を容器に溜め込んで全て平らげている。
乳首もいつもは肉の中に埋まっているが、一度飛び出せば立派な形の乳首がボロリと出てくるのがなんとも恥ずかしい。
首や肩幅も肉でドデンと太くなり、このまま太れば立派な二重あごになるだろう。
尻肉の肥大は日々のかわやでの用を足すのにも不便するようになってきた。
今は大きな腹の肉や尻肉、背中についた肉をグイグイと押しのけて拭く所を拭いているのだが、
今よりももっと太ってしまえば、何か道具を使う必要が出てくるだろう。
ふと、あのときよりさらに肥えてきた己の身体を見て、これからどうしようかとうな垂れるミナでしたとさ。
おしまい
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