巫女姉妹の大食膨張記
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――数ヶ月後
この数ヶ月の間にガルフォードはいろいろな美味い料理を彼女らに提供した。
異文化の脂っこい料理はその悉くが彼女の舌を楽しませるには十分なものであった。
カムイコタンで用意できる食材で作れそうと判断した料理はすべてナコルルのレパートリーに加えられた。
それを重ねるにつれてナコルルとリムルルの体もムクムクと大きくなっていったのであった。
「それじゃあ、いってくるね。」
「姉さま、南の果てまで旅だなんて初めてなんじゃないの?」
「うん。ミナさん、そこにいるし、船にも乗るから結構楽しみね」
「お弁当いっぱい持った? 人前でお腹なったら恥ずかしいもんねw」
「も、もうリムルルったら〜」
仲良くじゃれあう(といっても、リムルルが悪戯するという事なのだが)姉妹。
そんな二人の肉体は数か月前とは比較にならない程に肥えていた。
リムルルの小柄で細身な肢体は背丈はほぼそのままに太く丸くその姿を変えていた。
平べったかった乳房も丸く大きく膨らんだが、それよりも胸より下の変貌が目につく。
みっちりと脂肪がつき、段差を形成している脇腹は彼女の横幅を大幅に延長している。
そんな脇腹に支えられるようにしてまるで妊婦のように膨らんだお腹は迫力満点といった所か。
食が太くなってからも巫女としての使命は果たしてはいるからであろうか。
リムルルの立派な腹は贅肉というより風船を膨らましたかのようである。
臍は深い谷底を思わせるような深い穴となってしまっている。
さらにそのお腹をドンッと支える下っ腹。そして尻。
特にお尻はリムルルの肉体で最も肥大した部位であろう。
彼女の上半身が細く見えるほどに丸くパンパンに肥大化した尻。
彼女の体の線からボヨンとはみ出しており、事あるごとに左右にユッサユッサと揺れ動く。
それを支える太ももは丸太を思わせる程に太くなっていた。
当然内股は足を閉じずとも肉と肉でミッチリとしており、太腿と太腿の隙間なんてものは見当たらない。ひざ下もモコモコムチムチと脂肪で膨張しており、踝の当たりで肉の肥大による段差が生まれている。
首は太く、これ以上太れば丸くコロコロした顎と一体化してしまうであろう。
膨れた頬は林檎のようである。
肩幅も彼女の肥大に合わせて横へ横へと大きくなった。
大きくなった肩から延びる腕も肉でパンパンだ。
二の腕は「ぷよぷよ」という擬音よりも「ユッサユッサ」といった擬音が似合う膨らみ様だ。
そこから指先に至るまでも、脂肪がまとわりつき、太くなっている。
そんな彼女の全身は噴き出した汗でびっしょりだ。
ナコルルとじゃれてる内に汗が噴き出したのであろう。
胸とお腹の谷間、脇、首筋、股間から尻の割れ目。
汗が溜まりやすいであろう部位は汗と彼女自身の匂いと入り混じってなんとも形容のし難い匂いを放っている。
ナコルルにもその汗は付着する。
綺麗好きな人等であれば嫌であろう密着行為であろうが、ナコルルには嫌と言える権利はない。
彼女の肉体もまた大量の汗をかいてるからだ。
妹の肥満体と比較してやや締まりの無い肥り方をしている上に、当然妹よりも体が成長しており、脇や秘部に体毛が生い茂りつつある肉体だ。
汗をかいた時に発せられる体臭は妹の比ではない。
そのうえ彼女よりも背丈も体重も大きい分だけ大量に汗をかく。
重度の汗っかきになった事は彼女にとっての悩みの種である。
無論それだけ大量の汗を吐きだし続ける彼女の肉体は堂々たるものだ。
前にガルフォードの目の前に晒してしまった肥満体は時の流れに比例させて肥大していた。
それでもなお肌はモチモチとしており、彼女の脂肪の柔らかさを強調している。
顔は丸く膨らみ、前よりも柔らかい印象を与えるようになっていた。
それを支える首は当然の如く太くなっており、よく見ると彼女の顎と一体となりつつある。
胸はより大きくなり、彼女のたれ気味な乳房は零れ落ちてしまいそうな錯覚を見る者に与える。
その真ん中では深く陥没した乳首をその内に隠した巨大な乳輪がドンとその存在を衣服の下から主張している。
そのため外出時はサラシと巻いておくようになった。
一度衣服の下からモコッとその存在を主張する乳輪を男連中に見られて赤恥をかいたからである。
その胸をドンッと鎮座させているお腹は大きさ、その貫禄ともに妹を凌駕している。
突き出たでべその付け根がより膨らんだ腹肉に圧迫されている。
これ以上太ったら膨れた腹肉に覆い隠されるのだろうか?
背中も脇腹もムクムクプヨプヨと膨らんでおり、彼女の肉体に安定感を出している。
そんな上半身を支えるのは今の状態のリムルルの将来を暗示するかのような巨大さを誇っている。
膨らんだ尻は太ももとの間に大きく長く、深い脂肪と脂肪によってできた谷間を形成しており、彼女の膝の周辺は太ももの脂肪とふくらはぎの脂肪によってやや窮屈そうである。
そんな彼女の肉体は時折訪れるガルフォードとの付き合いと、しょっちゅう繰り返されるリムルルの悪戯によって刺激に対して過敏になってしまっている。
リムルルとじゃれあう内にナコルルの息が荒くなり、リムルルの汗を気にしない程に汗が急速に噴き出し始める。
全身は汗でテカテカと光はじめ、肌は赤く紅潮していく。
たった数か月で彼女の肉体は重さだけなら成人男子をとっくに凌ぐ肥満体になってしまっていたのであった。
妹もその肉体の肥大からしておそらく後に続くのであろう。
気がつけば、じゃれあう二人の体から湯気は薄くモワモワと立ってきた。
リムルルの悪戯に熱が入り始めるとナコルルの理性も飛んでいく。
「姉さま・・・ 暑いから・・・ 出かけるの後にしよ? ね?」
リムルルは己と姉の汗でびっしょりになった衣服を豪快に脱ぎ棄てる。
「こ、これじゃ外に出ても風邪ひいちゃうもんね・・・」
ナコルルも顔を真っ赤にしてリムルルと見たり視線を逸らしたりしながら衣服を脱ぐ。
「姉さま・・・」
「ううっ・・・」
ナコルルの柔らかい体に自分の体を埋めるリムルル。
柔らかい脂肪とムチムチと張り気味な脂肪が重なり、擦れ合い、互いを刺激し合う。
部屋中が二人の汗臭さで充満し、お互いに汗でべとべとに濡れてしまってもお構いなしだ。
お互いの脂肪を弄り、揉みほぐし、なめ回し、噛む。
体力が底を突きヘトヘトになるまで二人の奇妙な戯れは続く。
結果として日が暮れ、ナコルルは出発を一日遅らせることにしたのであった。
―――――次の朝
「それじゃあ、今日こそ行ってくるね(苦笑)」
「うん♪ いってらっしゃーい♪」
リムルルに見送られ、カムイコタンを出るナコルル。
歩き続けてカムイコタンが見えなってきた時、自分の胸に奇妙な感触を覚えた。
「(・・・・? 苦しい?)」
んっ? と疑問に思い、水を外れ森の茂みに身を隠して上着だけ脱ぐナコルル。
サラシを巻いてる彼女の胸はなんだかミチッミチッときつそうである。
「(あれ? さっきまではピッタリに巻いたはずなのに・・・)」
そう思いながらサラシを一回軽く解いてしめなおすナコルル。
ふと、自分の胸の地肌に触れてナコルルはふと疑問に思った。
「(?? なんだろう・・・。私のおっぱい、リムルルみたいにちょっとポンポンしてきてる?)」
軽くその弾力を確かめてみると、自分の胸にあった特有の柔らかさが薄らいできてる・・・ように思える。
「・・・また太ったからそうなったのかな?」
そう自分の中で結論付けてナコルルはサラシを巻き直し、ミナの待つ琉球へと向かった。
ゆっくり、じわじわと自分の胸にたまる「何か」を感じながら。
――真鏡名ミナ呪いの膨張記に続く
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