624氏その1

624氏その1

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クラスの女子にむかつくといわれた
最初はただそれだけだと思っていた。

 

その女の家は有名な資産家、わがまま放題に育ってしまっていた。
だが彼女、美香を表立って責める奴はいなかった。
美香は性格を除けば完璧だった。
まさにでるべきところはでてひっこむべきところはひっこんでいる。
それにハーフのように綺麗で整ったな顔立ち。身長は163cm、体重52kgくらいか。

 

誰も彼女に逆らえない。
彼女の父はこの私立高校の理事長なのだ。
もし彼女に逆らえば彼女は父に嘘をでっちあげその生徒を退学にしてしまう。
私立であまりに名の知れた高校、故に不祥事には特に厳しい。
そして理事長は娘の美香に激甘なのだ。

 

だがそんなことしなくても男は誰も逆らわなかった。
それどころかファンクラブまである始末である。
皆が彼女の美しさの虜なのだ。
そのくらい異常なほどに彼女は美しい。

 

だが一人だけ彼女に興味を示さない男がいた。
まぁ、それが俺なんだけど。
皆が彼女の周りに集まろうと、俺にとってはどうでもよかったのだ。
ただそれだけだった。

 

彼女は突然俺の目の前に来てこう言い放った
「貴方を見ていると、なんだかむかつきますわ!」
じゃあ、みなきゃいいじゃん。
そう思ったがそんなことを口にすればどうなるか分からない。
なんだか妙な気分だ。
俺はゆっくり窓の外に視線を移した。

 

関わるのがめんどくさい。
ただそれだけのことだった。
なのに次に美香が放った言葉は俺を硬直させた。

 

「・・・退学ですわね。」
一瞬何を言ったのか分からなかった。
今まで退学になったやつらは彼女に表立って逆らったり、陰口をたたいたのがばれた奴だけだ。

 

「ちょ、ちょっと待ってくれよ。何で突然そうなるんだよ!」
「そうですわね・・・、とりあえず、貴方の顔が気に入らない。ということでどうかしら。」
周りの奴らがドッと笑う。

 

次の日俺は退学を言い渡された。
信じられなかった。冗談だと思ってた、いや思いたかった。
どうやら俺は美香をいじめたことになったらしい。
もちろんそんな記憶はどこにもない。

 

俺は一人、学校を去ることになった。
全校生徒の前で美香はそんな俺に近寄り教師の、生徒の、理事長の前でこう言い放った。
「私は、貴方にいじめられましたけれど、貴方のことを許しますわ。でも退学を取り消させることはできません。ごめんなさいね。」
そう、偽者であろう涙を流しいった。

 

俺の中で何かがはじけた。

 

 

「・・・あら、ここは・・・?」
目を覚ましてぎょっとする。
手足を縛られ、見たこともない薄暗い飾り気のない部屋にいたからだ。
「だ、誰か!誰かいませんの!」
返事はない。
そもそもなぜこんなところにいるのか。
私を無視したバカを退学させその日の授業を気持ちよく終え、帰宅途中・・・誰かに突然・・・
「思い出してくれたかな?俺が誰だか分かる?」
そう、この男、退学にした・・・
「あ、貴方、・・・ええっと・・・。」
もう名前も覚えていない。
「・・・そっかぁ、俺の名前すらもう覚えてないか。」
「そんなことはどうでもいいですわ!どういうつもりです!こんなことをして、ただですむと思っているんですか!」
「もう、なんもないよ。俺には。失うものなんて。」
「警察がすぐに見つけますわよ!」
「どうだろうねぇ。くっくっく。・・・それよりさ、飯買ってきてあげたよ。はい。」

男の投げたのは一つのあめだま。
それは私の口に入るやいなやすぐに口の奥に流れてしまった。

 

「な、何をしたんです!?」
「飴食わせてやっただけじゃん。ふつうの飯もいっぱいあるから。」
そういって目の前に並べられたのはなんともカロリーの高そうな大きなケーキ。
あぶらっこそうな肉。
カロリーをつめこんだだけのようなお菓子。
「ああ、飲み物も必要だな。」
そういってさらに業務用のようなアイスの容器を目の前に並べる。
「こ、こんなの食べるわけないでしょう。それよりさっさと放しなさい! そもそも、縛られていては食べることも出来ないでしょう? 貴方、そんなことにも頭が回りませんの?」
「はいはい、はなしてあげるよ。」
チャンスだ、こいつ、どうやらほんとにバカらしい。
腕が自由になるやいなや私は思いっきりこの男に殴りかかる。
・・・が、
「ざーんねん。」
関節を決められて、動けない・・・痛い!
「痛い痛い、ごめんなさい!ごめんなさい!」
だめ・・・怖い・・・。

「俺をなめるな。・・・じゃあ俺はしばらくでてるんで。」
「ま、待ってください、私をだして!!」
「ああ、そのうちね、じゃね。」
そういってあの男はいなくなった。
扉からでようとしたがしっかり鍵が閉められている。
そのあと、しばらく助けを求め続けたが、近くに誰かいる気配はなかった。

 

ぐーーーーーっ!
突然の大きな音、なんとそれは私のお腹が鳴らした音だった。
「私ったらなんてはしたない・・・。で、でも、こんな食べ物、絶対私は食べませんわよ。」
だが私の意志とは裏腹におなかはなりつづける。
もう限界。
ちょっとだけ。 ちょっとだけ食べよう。
うん、ちょっとならいいはず。
ぱく・・・・・ぱくぱくぱくぱく!!
「だめ止まらないわ! すごくおいしい! なんなの! だめ、足りない。おいしい! おいしいよぉ!」

 

信じられないことにケーキも焼肉もアイスも10分もせず食べきってしまった。
しかもフォークもスプーンもないので全て手づかみ、アイスは容器に顔を突っ込んで食べる始末。
「こんな安っぽいものが・・・どうしてこんなにおいしいの・・・。」
だめ・・・まだ、全然足りない。
いつもはこの10分の1でお腹いっぱいなのに。
食べ物がすぐに体に溶けていく感じ。
なにかがおかしい、だがそんな疑問も食べたい欲望によって消されてしまっていた。
食べたい・・・食べたい食べたい食べたい!
「あの!!お、お腹がすいてますの!お願いしますわ。もっと食料を!」
「・・・・何?眠いんだけど。」
「あの、食事が足りなかったんですわ! はやくもっと持ってきてくださいな!」
「はぁ? 何で命令されなきゃなんないわけ? お嬢様は口のきき方も知らないの?」
「と、とにかく! お腹がすいてすいてたまらないんですの!」
「うるさい!」
「ひっ・・・。」
「あのさぁ、頼み方、しっかり覚えたほうがいいよ。っていってもお嬢様はそういうの習わないのかなぁ。」

「そ、そんなの、知りませんわ・・・。」
「しょうがない、じゃあ俺が教えてあげるよ。{私は豚のように食べ続けなければ生きてはいけない哀れな雌豚です。どうかこの雌ブタに餌を恵んでくださいませ。} さ、いってごらん。」
「はっ?バ、バカじゃありませんの!?そんなこというわけないではありませんか! ほんとバカバカしい・・・」
グーーーーーーーーーーー!!
「・・・・・・。」
「そう、ほら、ここ、新しい餌、持ってきてあげたんだけど、食べたくないのかな?」
扉の窓から見える食糧は、見るからに高カロリーで・・・・
『とてもおいしそうに』並んでいる。

 

「あぁぁ・・・あぁぁぁ・・・。」
「食べたいの?」
「・・・食べたいです。」
「じゃあいえよ!さっき教えてやっただろ!」
「それは・・・」
ぐーーーーーーーーー!
ダメ、耐えられない!食べたい!食べたいよぉ!
「わ、私は・・ぶ、豚のように食べ続けなければ生きてはいけない、哀れなめ、雌豚です。どうかこの雌豚に餌を恵んでくださいませ。」
「そうか、で豚さん?お前の名前、なんだっけ?」
「み、美香です。」
「家畜なんだしもう名前なんていらないよな。お前は豚美とでも名づけるか。」
「そ、そんな、勘弁してください!」
「そう? じゃあ、餌はいらないんだな。これ、家畜用の『餌』だし。」
「あ、ああ、そんな、約束が・・・。」
「あげるとは一言もいってないよね?」
「くっ・・・。」

「欲しいかい。豚美?」
ぐーーーーーーーー!!
「ほ、欲しいですわ! お願いします! 豚美に食糧を恵んでくださいませ!」
「何だ、言えるじゃないか。ただし、これは餌だ、勘違いするな。」
食べれる、食べれる、食べれる、食べれる。
「あ、そうだ、豚なら豚らしく手を使わず食べないとさ。おかしいよね。」
「そ、そんな・・・。」
男は扉を開けると私に手をきつく縛る。
「さぁ、これで食べなよ。」
「そ、そんなの無理・・・」
「あのさぁ・・・いいかげん理解しろよ。」
「・・・・はい、わかりました。」
「ああ、最後にもう一個、お前は豚ってことで、これからの返事はまず『ブヒ』とでも答えろ。あ、語尾にブヒを付けるのもおもしろいな。それもやれ。よし、食べていいぞ。」
「は、はい!」
げし!!
突然蹴り飛ばされる・・・。

「い、痛いです・・・。あ、あの・・・」
「ほんとに家畜並みの脳になったわけ?返事は?」
「ブ、ブヒ!」
「OK。食べていいよ。」
「ブヒ! ありがとうございますブヒ!」
目の前に置かれたのは大きなハンバーガー、ポテト、ナゲット、それにコンビニで買ってきたお弁当がいくつもいくつも・・・
全部でさっきの食事の倍以上ありそうだ。
いつもなら歯牙にもかけないような食事なのにとてもおいしそうに見える。
ばりぼりばりぼり
「おいおい、少しは落ち着けよ。ほんと、豚さんだな。」
「お、おいしいブヒ!」
「はっはっは、そうかよかったな。」
私はただ食べ続けた。
こんなに食べる娘じゃなかったのに。でも、ただとにかくおいしい!

 

私がお腹いっぱいになって全部食べ終わった頃には男はすでにいなくなっていた。
そして・・・しばらくして急に気持ちが落ち着いてきた。
食欲が収まったせい?
違う、さっきまでが普通じゃなかった。
信じられないほど食べた。お腹はタプタプと揺れている。
そんなときだった、強烈な尿意・・・トイレ、トイレ行きたい!
「あの、私、ト、トイレに行きたいのですが・・・。」
「おい、言葉!」
「ブ、ブヒ!私、トイレに行きたいですブヒ。トイレはどこですブヒ?」
「そういうと思ってさ、持ってきてあげたよ。」
トイレを・・・持ってくる?
そういって目の前に置かれたのは大きなアヒルのおまる・・・
「ちょ、ちょっと!ふざけないでくださいな!! こんなトイレで、こ、この私が・・・あ、あの・・・で、できませんブヒ。」
私が叫んだ途端男の目つきが急に悪くなりあわてて言葉を直した。
「できないならいいよ。その辺に垂れ流せば?」
「そ、そんなことできませんブヒ!」

「じゃあやれよ。」
ううう、我慢できない。しょうがないですわ。
「あ、あの、私今からトイレをすませますブヒ・・・それで・・・。」
「ああ、俺のことは気にしないで。」
「そ、そんな・・・ブヒ。」
「勘違いしてるようだけど、これはもう命令だ、早くやれよ。我慢できないんだろ。」
「わ、分かりましたブヒ。そんなに見たければ、見ればいいですわ・・・ブヒ。」

 

もうやけくそで、それでもオマルに隠れるようにパンツを脱ぐ。
「うさぎさんか〜お嬢様はかわいい趣味の持ち主で〜。」
「くっ・・・。」
オマルにまたがると目の前では男がニコニコ見ている、家畜を見る目で・・・。
恥ずかしい・・・この私が、エリートを約束されたこの私が、こんな・・・
オマルにまたがって、おしっこをするだなんて恥ずかしい・・・
恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい
あぁ・・・・あぁぁぁ・・・・

 

ジョオオオオオーーーーーー!
「あぁぁぁぁぁ!」
・・・何か・・・変な感じ・・・ですわ。
「あれ?何かしょんべんと一緒にでなかったか?」
え?
当然男が近づいてきて私のあそこに手を・・・
「キャッ!」
思わずはたいてしまった。
「おい!家畜が主人に手をあげるのか?」
「ひっ、す、すみませんブヒ!」
怖い、この人、さっきまでニコニコしてたのに・・・こんなのずるい・・・。
「あや〜、ここ濡れてるじゃん、しょんべんじゃないもので。ふーん、見られて感じたんだ。お嬢様は変態だったのか。」
「そ、そんなの、違いますわ・・・・・・ブヒ。」
「じゃあ何で濡れてるんだよ、豚美?」
そういって私のあそこに・・・手を・・・
「あ、あぁぁぁあああああああ!!!」

いってしまった・・・。
「おいおい、ちょっと触っただけだぜ。ほんと、淫乱な豚さんだな。」
「うう、見ないで・・・。あぁ・・・。違う、違う・・・・・・ブヒ。」
「はっはっは、まぁいいや、大の方もそれにしなよ、たまったら変えてやるよ。」
「ううう、うううううう。」
そういって男は部屋をでていった。

 

 

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