622氏その2

622氏その2

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#MIXIM☆11,ミクシム☆イレブン

 

 

ここは天乃川学園。
片山恋はここでいつも通り授業をうけ終わり学校からの帰宅途中であった
恋「あーもー、今日も友達できなかった」
もう高校入学からかなりたつのに恋はクラスに一人も友達ができていないのである
恋「恋は気が小さいので誰かに話しかけれる勇気がでないのです・・・」

 

ジャリ、ジャリ

 

恋「?」

 

恋が足音をした方向に目を向けると髪を二つに束ねた女が立っていた

 

その女は人ならざる雰囲気を出しておりその恐ろしさは恋にも伝わっていた
アラクネ「天秤座を発見。近いうちに天秤座は消滅する。お前にこれをあげるよ」
その女はポケットに手をいれ何かを取り出した
それは丸い飴玉だった
アラクネ「さあ、これを」
恋は不気味に思いその場から逃げようとした
アラクネ「無駄だよ」
恋がにげようとするとアラクネに腕を掴まれていた
恋「い、嫌!放してください!」
アラクネ「おとなしくしろ。」
そういうとアラクネは恋を口の中に強引にその飴玉を押し込んだ
恋「い、嫌!うぐっ!?」
恋は吐き出そうとしたが口を押さえられ飴玉はすぐに消化されてしまった
アラクネ「よし。それでいいよ」
恋「い、一体何を!?」
恋が訪ねたをときはすでにアラクネはいなくなっていた

 

それから恋は気味が悪くなり走って家に帰った
それから部屋にいき、すぐに休んだ
恋「なんだったんだろう?あの女の人」
恋はしばらく考えていたがすぐに眠ってしまった

 

 

 

次の日の朝
恋「いってきまーす」
母「はい。気をつけてね」
恋はいつも通り歩いて学校に行った
そして授業中

 

ぐ〜

 

恋「!?」
恋のお腹の音が大きく響き渡った
先生「誰だ〜今のは片山か?」
恋「・・・・・はい」
先生「そんなに腹へってるのか。この時間が終わったら飯だから我慢しろよ」
恋は恥ずかしくて死にそうだったがまわりのクラスメートはその光景をクスクス笑いながら見ている
恋「・・・・・(恥ずかしい)」

 

 キーンコーン、カーンコーン
チャイムが鳴り授業が終わった
恋「なんで今日はこんなにお腹がへってるんだろう?」
自分でも不思議に思いながら恋は人の弁当箱よりも一回り小さい弁当を広げる
いつもの恋ならこの弁当でお腹いっぱいのはずだが・・・・
恋「あれ?全然お腹いっぱいにならない」
それどころかどんどん空腹は強まるばかり
空腹に耐えれなくなった恋は売店に向かった

 

恋は結局売店でパン5つとおにぎり3つを購入し教室に戻った
恋「いただきます」
恋はあれだけあったパンとおにぎりをほんの5分で完食した

 

だがその後の5、6限の授業で恋の空腹は復活してしまう
恋「(またお腹がすいてきた。どうしよう・・・」
 キーンコーン、カーンコーン
先生「本日の授業はここまで」
6限目の授業が終わり放課後になった
恋は授業が終わるやすぐに駆け出していった
恋が向かった先はコンビニだった

 

恋は昼食であれだけ食べたのにコンビニでもパン5つおにぎり7つ弁当3つと
すごい勢いで買っていった

 

もぐっもぐっ、ぱくぱく、むしゃむしゃ

 

恋はすごい勢いでそれを平らげていった
恋「あ〜おいしい、おいしいよ」
今となっては自分の食欲に対する疑問などなかった
あるのはただ空腹・・・それだけだった
恋「だめ!また・・・また、お腹がすいてきた」
そういうと恋はまたコンビニに入り大量の食料を購入した
食べては買う、食べては買う、その繰り返しがしばらく続いた

 

その日の夕食
恋「おかわり!」
母「また!?これで4杯目よ」
恋「うん。でもお腹がすいて・・・・・」
母「もうしょうがないわね。でもそんなに食べてると今にぶくぶくに太っちゃうわよ」
恋「・・・・うん///」

 

恋は夕食を食べ終わり部屋に戻った
恋「・・・確かここに」
そう言って恋がひきだしからだしたのは大量のお菓子とジュースだった

 

恋は取り出したお菓子を食べ始めた

 

バリバリ、バリバリ

 

夜の静かな部屋にお菓子を食べる音だけが響き渡る
大量にあったお菓子はすぐになくなってしまった
恋「あ、もう無くなっちゃった。」
そういうと恋は一緒にとりだしたコーラをガブガブ飲み始めた
恋「あ〜やっぱりお菓子食べたあとのコーラはおいしい」
恋はそのあとも飲み食いを続けやがて眠りについた

 

 

 

そのころのビッグバンゼロ

 

城の内部でシャドーマターのうちの2人が会話していた

 

ネメシス「アラクネ、天秤座の少女に接触したらしいですが、何をしたんですか?」
アラクネ「ん?あの飴玉のこと?」
アラクネは思い出したかのように言う
ネメシス「ええ。あの少女にあの飴玉を与えてかなりたっているのにいまだに何もおきない。
     あの飴に蟲をいれていたのでは?」
アラクネ「ううん。あの飴には蟲を入れてないんだ。私があの女に与えたのは肥満薬だよ」
ネメシス「肥満薬?」
ネメシスは驚いたように聞いた
アラクネ「うん。食欲がすごく増して体がすごく太りやすくなる薬」
ネメシス「でもそれでは天秤座の少女は消せないのでは?」
アラクネ「大丈夫。ちゃんと保険をかけておいたから」
アラクネは不気味に笑った

 

 

 

 そして次の日の授業中

 

バグバク、ムシャムシャ

 

恋は授業中にも関わらず早弁をしていた
恋「{もぐもぐ、おいしい。でもばれないように気をつけなくちゃ」
1つ目の弁当を食べ終わり次の弁当を取り出そうとした瞬間目の前に先生が立っていた

 

先生「片山・・・・・授業中になにをしているんだ?」
恋「あ・・いえ・・・その・・・」
恋は突然のことに怯えて声が出なかった
先生「授業中に弁当を食べるとは・・・・この頃お前太ってきてるんじゃないのか?」
恋「・・・・・・・////」
周りのクラスメイトがクスクス笑いながら何かを言っているのが聞こえる
「確かに最近片山さん太ってきたよね」
「うん。見た目でもわかるもん」
「ダイエットしたほうがいいんじゃね?」
「太った恋ちゃんも萌え〜」
一部違う声も聞こえたが恋は恥ずかしさに顔が真っ赤になった
先生「もってる弁当全部出せ」
恋「・・・・はい」
恋がバックから取り出した弁当は全部で7つあった
先生「4限目終了まで預かっておく」
またクラスのヒソヒソ声が聞こえる

「どんだけ食うんだよ」
「あんなに食ってるから太るんだ」
「いくら俺でもあそこまで食えんわ」
先生「よし。授業に戻るぞ」

 

そして4限目の授業が終了し弁当を返してもらった

 

バクバク、ムシャムシャ

 

恋「だめ!足りない、全然足りないよ〜」
そして授業がおわり放課後─

 

恋「は〜、やっぱり私太ったかな?」
恋は自分のお腹をさわってみる
ぶよんとした脂肪が手でつかめた
恋「これ以上太ったら本当に大変。よし明日から食べ過ぎないようにしよう
そのとき恋の背後から誰かがハンカチを口にあてた]
恋「なに!?うっ!?」
恋は眠らされどこかに連れて行かれた

 

 

 

恋「うっ・・・・ううん・・・・え?何これ!?」
恋は目覚めたとき両手両足を鉄格子のようなもので押さえられていた
そしてその恋が目覚めた部屋は高級ホテルのようなとても豪華なへやだった
 「目が覚めた?」
部屋全体にモザイクのかかったような声が響く
どうやら誰かわからないように変声機を使っているようだ

 

 「気に入ってくれた?この部屋?」
恋「気に入ったって・・・・ここは一体どこ!?あなたは誰!?」
恋は必死に両手足の鉄格子をはずそうとしている
 「いや〜それはまだ教えられないよ。まあいずれ教えてあげる。・・・いずれね・・・・」
恋「いったい恋をさらって何をする気ですか!?」

 

 「別に何をしようってわけじゃないよ。ただ君には太ってもらいたいから」
恋「え!?太る!?」
 「うん。でも心配しなくていいよ。学校には普通に通わせるし、1週間に一度だけ外出も認める」
恋「そんな・・・・」
 「うん。詳しいことは後でそろそろ始めようか」

 

  ポチっ!

 

謎の声の主はなにやらスイッチを押した
すると恋が拘束されているベットの壁からチューブが伸びて恋の口の中にはいった
恋「ん〜んんん〜!?」
恋は口にチューブがつながっているのでうまくしゃべれない
 「よし!スイッチオン!」

 

  ポチッ!
声の主がもう一度スイッチを押すと何やら生クリームのような白い液体がチューブに流れ込んできた
恋「ん〜!!?んんんん〜!?」
恋はチューブにつながれているのでその液体をどんどん飲み込んでいく

 

 ゴクン、ゴクン、ゴクン、

 

液体を飲んでいる間恋の腹はどんどん膨らんでいる
制服の上からでもはっきりお腹の膨らみがわかる

 

5分間ほどその液体を飲まされ続けた
 「よし!もういいよ。」
声の主はもう1度スイッチを押しチューブを恋の口から取り外した
恋「うぐっ、はあ、はあ、げぷっ、なんでこんな・・・」
恋は液体を飲みすぎたせいかゲップなどが出ている
 「う〜ん。さすがに今日はこれが限界か。よし明日と明後日は学校を休もう。
  あと両手足は自由にしてあげるね」
  ガチャッ
恋の両手両足の鉄格子が外れた
恋「いやっ!出して!早くここから出して!」
恋は叫びながら扉を開けようとした
恋「開かない!開かないよ」

 

 「無駄だよ。鍵かけてあるから。まあ明日と明後日は君は学校休んでここで過ごしてよ」
恋「でも、絶対警察が恋を探します」
 「うん。普通だったらそうだろうね。・・・普通なら」
恋「ど、どういうことですか!?」
 「今は言わないけど警察がきみをさがすことは絶対にないよ」
恋「そ、そんな・・・・」
恋の顔が絶望に変わった
 「まあ今日は遅いしゆっくり休んでね。それじゃまた明日」
テレビの画面が消えたような音がした。おそらく通信をきったのだろう
恋「うっ、うっ、やだ。やだよ」
恋は泣きながら眠りについた

 

 

 

 次の日の朝
恋が目覚めたときは体中汗だくだった
それもそうだろう。昨日謎の液体を飲まされたせいでさらに体に脂肪がついたのだから
時計はまだ5時を指している。声の主もまだ眠っているのだろう
恋は気分を変えるためにシャワーを浴びることにした
この部屋は外にこそ出られないがそれ以外の設備は万全であった
恋はにタオルを持ってバスルームに入った

 

  ザーーーー

 

恋は改めて裸になった自分の体を見てみた
恋「はー、恋、これからどうなっちゃうのかな」
恋は涙ぐんで自分に問いかけた
シャワーから上がってふと目をやるとそこには体重計があった
恋「(食欲が増してから全然体重はかってない。」
恋は体重計に足を乗せた
恋「嘘っ!!」
体重計の針は65を指している
恋のもともとの体重は48キロだった
つまりこの数日で17キロも太ったことになる
恋「やだ、もう太りたくない。やだよ!」

 

恋はシャワーを浴びたあと再び眠った
今までのことが夢であるように願いながら・・・・・

 

恋は目を開ける。やはり夢ではなかった。
 「あ、おはよう。目が覚めた?」
昨日の声の主だ。朝だというのにテンションが高い
 「もう9時だよ。朝ご飯にしよう」
声の主がそういうと横の壁が開きそこからコンベアーで料理が流れてきた

 

流れてきた料理はご飯、味噌汁、焼き魚、豆腐、納豆、サラダ、
卵焼きといったふつうのメニューだが問題はその量だった
置かれた料理はすべて大盛りでとても食べれるものじゃなかった
 「ご飯にしよう。さあ、食べてよ」
恋「恋はもう太りたくないので・・・・・・」
 「食べないの?無理だよ。だって・・・・」

 

  ぐ〜〜〜〜
恋のお腹の音が部屋に響く
恋「・・・////」
「ふふっ、お腹は正直だね」

 

 「じゃあ僕は先に食べてようかな。いただきま〜す」
恋は料理から目を背ける。
 「あ〜おいしいな。食べないの?こんなにおいしいのに」
声の主は嫌みのように恋に問いかける
恋「(本当はたべたい・・・・でもだめ!また太っちゃう!・・・」
  ぐ〜〜〜〜〜
 「ほらほら、我慢しないで、食べちゃえば?」
恋「(だめ!・・・・・」
だめと否定しつつ手は料理をつかみつつあった

 

 ガシッ!
恋は料理を掴むやすぐに食べ始めた
 バクバク、ムシャムシャ

 

恋「だめ!食べちゃだめ・・・・・・・」
心でそう訴えるも箸は料理をとり恋の口に放り込んでいく
 「あははは、すごい食欲」
恋「おいしい、おいしいよぉ〜食べちゃだめなのに〜〜〜〜」
大量にあった食事はほんの10分ほどで無くなった

 

恋「うっ、うっ、げぷっ、食べちゃだめなのに・・・・」
 「じゃあこれで朝ご飯はおわりだね。じゃあまた昼に、あとこれ置いておくよ」
開いた壁からお菓子が大量に出てきた
 「昼ごはんまでに何かほしくなったらこれを食べて。それじゃ!」
声の主は通信を切った
恋「ひっく、こんなの食べるわけ・・・・」
だが恋の目にはなんともないお菓子がとてもおいしそうに見えてくる
恋「・・・・・ちょっと・・・・・ちょっとだけ・・・」
 ビリビリッ
お菓子の袋を開けると香ばしいポテチの匂いが恋を包んだ
恋「うん・・・・ちょっとだけなら・・・」

 

 バリッ、バリッ

 

恋はポテチを食べ始めた
恋「おいしい!もうちょっと、もうちょっとだけ・・・・」
結局、恋は大量にあったお菓子をすべて食べてしまった

 

そしてすぐに昼ご飯の時間になった
 「やあ、それじゃお昼にしようか」
もうお決まりのように壁が開きそこから料理が出てくる
でてきた料理はまたもすべて大盛りだった
 「さ、食べ」 モグモグ、ムシャムシャ
声の主が言う前にすでに恋は食べ始めていた

 

あっという間に料理は無くなった
 「どう?満足?」
声の主はうれしそうに聞く
恋「もっと・・・・・・もっと食べたいです・・・・///」
恋は恥ずかしそうに小さな声で言う
 「うん。わかった。そういうと思ってデザートも用意したんだ」
デザートが次々と流れてくる中、恋はそれをどんどん食べる
 「ふふ、君が満足なら僕も満足だ・・・・」
そういって声の主は通信を切った

 

恋は夜ご飯まで食べて寝るを繰り返した
 そして夜
 「やあ、ごめんね。昨日僕、明日も休むっていったけど明日は学校行こう」
恋「えっ!?出られるの!?ここから!?」
 「うん。あくまで学校に行く間だけどね」
恋「どういうことです?」
 「うん。学校に行く時は睡眠ガスで眠らせて運ぶから。もちろん帰るときも」
恋は出られると期待していただけ最悪だった
 「もちろんだけど逃げられないよ。僕はずっと君を見てるから・・・・」
声の主は通信を切った

 

恋「そんな・・・・・・」
そのあと恋はお風呂に入って眠った

 

 

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