937氏による強制肥満化SS

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【登場人物】

 

 幕内 玲子
 :気が強い美人としてモデルの世界で活躍していたが、太りすぎにより首になる。
  現在(*2話以降)は元の体形に戻っているが、太っていたころの習慣で
  大食いをする癖がついてしまった。
  生活費ほしさに薬品のモニターの仕事を受けるが再び太ってしまう。
  現在のステータス:172cm 68kg B75W70H79

 

 栗栖
 :玲子の幼馴染。生化学の天才だが変人。怪しい発明をしては玲子を実験台にする。

 

 

 

 

 

ある日、どこかの企業の研究所に勤めている幼馴染から電話があった。

 

「お、久しぶり。元気にしてる?」
「元気も何も、この間あったばかりじゃない。小学生のころからの腐れ縁なんだから。」
「あ、そうだっけ?そんな気もするな」

 

まったく、こいつは昔からどこかつかめないところがある。
「何の用よ?いたずらなら切るわよ」
「おっと、今日はキミにいい話をもってきたんだ。確かキミは貧乳だったな」
「貧乳ゆうな!」
胸が小さいのは私のコンプレックスになっているのに・・・。

 

「まあまあ、落ちつけ。いい話というのはな・・・、胸を大きくしてみないか?」
「はぁ?!」

 

ちょっと興味がわいて、あいつが勤めている企業のラボにやってきた。

 

「めずらしいわね。ずっと研究室に籠っているあんたが私を呼ぶなんて」
「ふっふっふ、天才である俺がキミを貧乳から巨乳にしてあげようというのだよ!」

 

幼馴染が持ってきた話というのは以下のようなことだった。
彼は美容器具を開発する会社に勤めており、今度発売する豊胸マシンの実験をしたいらしい。
そこで、胸の無さに悩んでいる私でマシンの効果を試したいらしい。

 

「だから、貧乳ゆうな!で、でもそんなことが本当にできるなら、あんたの話にのってあげてもいいわよ」
「素直じゃないな。まあ、いいや。胸を大きくする機械はこれだ。」

 

彼が指差したさきには、人一人が入れるくらいの大きさのカプセルがあった。
「これどうやって使うのよ?」
「よくぞ聞いてくれた。まず、キミがこのカプセルの中に入る。そして、俺がこのスイッチを押す。
そうするとキミに脂肪が注入される。」
「脂肪?」
「そうだ。脂肪を胸だけに注入する。そうすると、胸だけが太る、つまり巨乳になれるってわけだ。」
「それはすごいわね」
「注入する脂肪の量はこの白いダイヤルで調整できるから、カップ数も思いのままだ。」

 

「このいくつかある赤いダイヤルは何なの?」
「そのダイヤルは脂肪を付ける部位を調整するものだ。これが胸用、これが尻用、これが太もも用だ。もともと、これは痩せ過ぎの人を標準的な体形まで太らせるマシンだったんだが、俺が改造して胸だけを太らせるマシンにした。まあ、本来の使い方もできるように脂肪を付ける部位を指定する機能は付けたままにしてある」

 

「ふーん、大きくなるのは胸だけでいいわ。それじゃ、早速してちょうだい。グラビアモデル並みのIカップでよろしく」
がちゃん
「あっ、勝手にカプセルの中に入っちまった。まったく調子がいいんだから。
このダイヤルをここに合わせて・・・と。スイッチオン!」

 

ウィーン
「ホントに胸が膨らんできた!」
「ははは、さすが天才の俺」
「でも、何だかお腹がムズムズする…。きゃっ!」
「何だ、どうした!」
「急にお腹が膨らんできたわ。お尻も大きくなってきた!?」
「何?脂肪を注入するのは胸だけに設定しといたはず。あっ、尻用と腰用の赤いダイヤルまで回ってる。」
「ウソでしょ!早く止めてよ!」
「だめだ、一回作動させたら設定された量の脂肪を注入するまで止められないんだ。胸をIカップにする設定にしたから、胸以外の部分にもかなりの脂肪が注入される」
「そんな!」

 

ビリビリッ
「何の音だ?」
「あん、スカートが破れちゃった!早く何とかしてよ」
「どうしよう。どんどん膨らんでくな。うわっ、今度は上着のボタンがはじけ飛んだ」
「見てないで助けてよぅ!うう、カプセルがきつくなってきた」
「ちょっと待ってくれ、マシンのプログラムをハッキングして強制終了させる」
「はぁ、はぁ、まだなのぉ・・・、カプセルがきつくなってきたわぁ・・」
ピーッ、ガシャン
「やった!停止したぞ」

 

ガチャ
「ふぅ、ふぅ、もぅ、えらい目にあったわ!」
「・・・・・・」
「どうしたの?私の体を見つめて」
「いや、あまりのボリュームについ・・・」
「そうでしょうね!だれだって目を丸くすると思うわ!この牛並みの大きな胸・・・・とお腹とお尻と太もも!どうしてくれるのよ!」
「ごめんごめん。アハハ」
「もぅ許さない!」
どすぅん
「うわっ、その体でのしかかるのは止めてくれ!圧死する!」
「早く元の体に戻しなさい!脂肪を注入できるマシンがあるなら脂肪を取り除けるマシンもあるわよね?」
「それが・・・まだ開発してないんだ」

 

その後、脂肪を取り除けるマシンが開発されて元の体形に戻るまで、私はデブの生活をエンジョイしました? 

 

めでたしめでたし?

 

 

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