236氏による強制肥満化SS

236氏による強制肥満化SS

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春になり、香織は口コミで知った超LLサイズショップに行ってみることにしたのだった。
彼女のサイズに合う服はもうアメリカからの通販でも入手が難しくなっていた。
そのことを何気なく修一に言うと、「俺も行く」と言い出した。
「そんなぁ、男がそんな店に入っていったら恥ずかしいわよ」
と答えると、
「俺は香織の後ろに隠れているから大丈夫だよ。俺なんか170キロの香織の巨体の影に隠れていれば誰にも気がつかれないよ。」
と言って無理やりついて来た。

 

香織のお目当ての店は、「SSBBW」といい、郊外にオープンした女性用スーパー・サイズ・ショップだった。
なにしろ、体重が最低120キロ以上の女性のみを対象にした品揃えとのことで、国内で唯一の専門店らしい。
このため、日本各地から、肥満女性たちが集まってくるとのことだった。
香織は充分その基準を満たしている。
しかし、背も人並みはずれて高い自分に合う服があるか香織は不安だった。

 

店に入ると、店内は、かなり太目の女性たちが何人か服を探していたが、香織のように縦にも横にも巨大な女性は一見いないように見えた。
しかし、香織は驚いた。彼女のように背が高くって横幅もすごい女性は日本にはいないのではと思っていたのに、店の奥に立っていたその女性は、香織より少し背が高く、体重も少し重そうなくらいだった。

 

香織が気がつくと、修一がその店員さんのほうに走っていって話しかけていた。
「あの〜、すみません。店員さんですか。突然こんなことを言うのは変なんですが、すごくグラマーですね。それに背も高くって素敵ですね。」
「あ、はい、っていうか、大デブですわ。体重が200キロありますし、身長も195センチもあるんですよ。でも当店は、男性の方の服はお取り扱いしていないので、失礼ですが…」
とその店員は迷惑そうに答えた。
「いや、僕は彼女の買い物につきあって来たので。」
と香織を指差した。
「まあ、お客様の彼女も大柄でいらっしゃいますわね。」
香織は修一がとんでもないことをしているのに気がついて、あわてて巨体を揺すりながら走ってきた。
「修一ったら、恥ずかしい真似をやめてよ。」
と修一の腕を引っ張り、修一の身体を太い両腕で包み込んだ。
もう香織は恥ずかしい思いで一杯で、修一を自分の腹の肉の中に隠してしまいたかった。
修一は香織の巨腹の肉に包まれ、息が止まりそうだった。
「まっ、香織、すっ、すごく気持ちいいけど、死にそうだ」
と言って必死にもがいたが、香織は顔を真っ赤にして、そんな修一に気がつくどころではなかった。

 

その身長195センチの長身肥満美女の店員は、大山芳美と言った。
「あの、お客様は、失礼ですが、身長190センチくらいで、体重は180キロ位でいらっしゃいますか?」
と芳美が聞くので、
「あっ、いえ、私は身長が187センチですが、体重は200キロを超えてしまって。」
と香織がいうと、修一がすかさず、
「香織ったら体重170キロって言っていなかったか? 30キロもさば読んでたのか。」
と叫んだ。

 

芳美は、
「身長と体重を見るだけで当てるのが、私の特技なんですが、香織さんはすごい筋肉質なんでやせて見えますわね。でも、きっと香織さんは190センチは背があると思うんですの。サイズを測らせてもらってよろしいですか?」
と香織の身長を測ると、191センチあった。
スリーサイズは160センチ、150センチ、200センチのウルトラサイズだった。

 

「また、背が伸びちゃったわ。」
と香織がうめくと、
「香織ったら、俺より20センチ以上も背が高いのか。それに体重は俺の3倍以上だよ。ヒップがなんと2メートル!」
と修一がはしゃいでいた。
香織は修一を無視することにした。
「あの、ここなら、私に合うサイズのワンピースなんかもありそうですよね。」
香織は思い切って聞いてみた。
「ええ、もちろんですよ! 私のサイズよりも小さいですし、店長に比べたら、私も香織さんもまだまだ痩せっぽちですから。でも香織さんはウエストは細いですけど、肩幅がすごいから少しお直ししないとダメみたいですね。」

 

その返事に、香織は思わず自分の耳を疑っていた。身長191センチ体重200キロ超の自分を痩せっぽちに思わせる大女が、この店の店長なのだろうか。
そう思ったとたんに奥のドアが開いて、店長の小島益美が現れた。
背は芳美より少し高いくらいで2メートル位だろうが、まず、腹回りが芳美や香織とは桁違いだった。
両開きの広いドアいっぱいに彼女の腹の肉が広がっていた。
彼女には2メートルのドア枠が少し低すぎるため、ドアを通過するために益美は少ししゃがまなくてはならないが、腹がつかえるのか苦しそうに店内に入ってきた。
そして巨大な尻が今にもドアに突っかえそうだった。

 

そして、ドアをやっと通り抜けると、凄まじく突き出した腹を左右に大きく揺らしながら彼女は近づいてきた。
「お客様、いらっしゃいませ。まぁ、うちの芳美ちゃんと同じくらいの大きさの女性がいらっしゃると、服のデザインをした甲斐もありますわ。是非お得意様になってくださいね。」と言った。

 

修一は、目測で、益美の体重を推測しようとしたが、こんなに巨大な人間が日本にいたことに、大きな衝撃を受けていた。
彼女の身体は香織より一回りも二回りも太く、体重が想像もつかない。
修一は、目の前で揺れている益美のドラム缶サイズの超巨大バストから目が離せなくなっていた。
益美の大巨乳は、片方だけで香織の巨乳2つぶんよりも大きいように見えた。
ポカンと口を開き、呆然とそびえ立つ益美の巨体を見上げる修一に気が付いた芳美が言った。

 

「びっくりなさったでしょう? 店長と比べると私もまだまだ細身だわ、って思えるんです。だからますます肥ってきちゃって。」
「そうですか、香織よりも大きな女性が日本に居るとは思っていなかったです。世の中ひろいもんだなぁ〜!」
興奮気味に返事をしたのは、修一だった。

 

「あら、私のお腹の下に、どなたかいらっしゃるのかしら?」
益美の巨腹の奥から声が響いてきた。
そして益美が修一を見下ろそうと身を屈めると、修一の前の壁のような益美の巨腹がさらに突き出して修一を軽く吹き飛ばし、修一は香織の腹にしがみついた。

 

「あらあら、失礼致しました。ご免なさいね。お客様を腹の肉で吹き飛ばすなんて。びっくりなさったでしょう。本当に、ご免なさいね。ホホホホホッ。最近ますます中年ぶとりがひどくって。体重が500キロを超えちゃったんですわ。」
「でも良かったですわ。ぶつかったのに気がつかなかったら、こんな可愛いボーイフレンドさんを踏み潰しちゃったかもしれないから。ホッホッホ」
「体重が500キロだなんて、僕の8人分じゃないですか。し、信じられないな! そんな人間が地上にいるとは思っていませんでした。」
と修一は、目をまん丸に見開いて言った。
「まあ、ひどいわ〜。人を人間じゃないみたいにおっしゃって。オッーホホホホホホッ!」
と益美は明るく笑い飛ばした。
「修一! 失礼よ! 店長さんに謝りなさいよ!」
香織は、まるで我が事のように、血相を変えて声を上げた。
「ウフフフフフッ。この方、香織さんの彼氏なの。ハンサムでうらやましいわぁ。ちっちゃくって可愛らしいから、大柄な香織さんで少しは慣れていても、私のお腹がいきなりぶつかったら驚いちゃうわよね。」
と全身の贅肉を大きく揺らして笑った。
「これからも是非ごひいきにしてくださいね。」

 

「だけど香織さんって、すごい筋肉質ですわね。こういう体型の人って、いつか爆発的に肥るんじゃないかと思うんですわよ。」
と益美が言った。
「私も若い頃シンクロスイミングの選手でボディービルダーのような身体をしていたんだけど、足を怪我してギブスを1ヶ月はめていたら体重が100キロ以上も一気に増えちゃって。それであとは雪だるま式にこんなになっちゃって。」
と言って益美は脇腹をドスンドスンとたたきながら大声で笑った。

 

そして、香織の服選びが始まると、修一は退屈で退屈で仕方がなく、もう店長をただチラチラと見つめるしかすることがなかった。
そして、素敵な服をたくさん買って幸せな気分で香織は店を出た。

 

「今日はびっくりしたな。」
と修一が言った。
「私もびっくりしたけど、修一ったら、ずっと店長さんを見つめておちんちん膨らませてたでしょう。もう恥ずかしいんだから。」
と彼女は言った。
「なあ、香織。香織もあの店長さんと同じくらいの体重になるかな。」
と修一が信じられないことを言った。
「何言っているのよ。私いやよ。益美さんはいい人だけど、あそこまで肥ったら大変なことになるわよ。」
と言った。
「だって、香織ったらすごい筋肉質じゃないか。確かに水泳とかで身体を鍛えた女性は肥るみたいだし、いつかは店長さんぐらいに肥るかもしれない。」
というと、修一は彼女と手をつないで歩きながらしばらく黙っていた。
香織は修一のチンチンがズボンの下でいつまでも小さくならないのをみて、
「修一ったら、あんなに肥った人が本当に好きなの?」
と香織が聞くと
「俺はもう香織一筋だよ。どんなに香織が痩せっぽちでも、香織が大好きだよ。」
と答えた。香織は
「だから、わたしは痩せっぽちじゃないってばぁ。」

と言って笑った。

 

電車を二人の家の近くの駅で降りると、
「なぁ、香織、今日は俺の家に来ないか?」
と修一は突然言い出した。
「えっ、」と香織が言葉に詰まると、修一は立ち止まって香織の腹に腕をまわし、「俺は香織が大好きなんだ。」とつぶやいた。
「香織が欲しい。良いだろ。」
と畳み掛ける修一に香織はコクッとうなずいた。
「でも、…」
と香織は心配そうにささやいた。
「こんなデブが修一にのっかったら圧死しちゃうんじゃない?」
そして心のなかでささやいた。
「なんでもっと早く誘わないのよ」。

 

 

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