二頭氏による強制肥満化SS

二頭氏による強制肥満化SS

前へ   3/4   次へ

 

 

2063年7月18日

 

武田「局長、肥満増進の薬が神宮院の肥満化により完成するにはどのくらいの体重にすればいいのでしょうか。」

 

局長「おそらく、400kg以上だろうな。今、彼女は、何キロかね?」

 

武田「はい、現在117kgです。6月に入ってから肥育速度が多少鈍っています。おそらく低年齢化の催眠が多少甘かったようで彼女なりになんとか食欲に抵抗しようとしているようです。このままだとその目標は、かなり厳しいと思われます。そこで3か月程第八研究棟の強制肥育室に入れたいのですが、その許可を今日は取りに来たのです。」

 

局長「それは、かまわんが彼女が、我々の目的に気がつくと厄介だ。それはどうするんだ?」

 

武田「はい、強制肥育実行部門主任の佐竹がうまくやらせます。」

 

局長「わかった、君に任せるよ。」

 

武田「おい、西条ちょっと話がある。」

 

西条「はい、何でしょうか。」

 

武田「明日から彼女をある場所に移送する、明日警備主任の私と警備の人員が変装して彼女の部屋に入り、彼女を拉致する。君は覚悟しておくように。」

 

西条「えっ、そんなに突然ですか。一体、僕は何をすればいいんですか。」

 

武田「お前が食事を運んでいる時に、突入する。」

 

西条「はい、わかりました。」

 

武田はそのことを西条に伝えると強制肥育部門の佐竹の所に向かった。

 

武田「佐竹、明日からお前に肥育を任せるのだが、彼女の精神を完全に壊さないように気をつけろよ。」

 

佐竹「ええ、わかっていますよ。」

 

佐竹は強制肥育の達人である。彼は対象の口に直接チューブをくわえさせるように固定し、対象に巧みに声をかけながら精神が壊れないように栄養剤を流しこんでいく。
この栄養剤は、毎日成分が変わる特殊なもので佐竹しか扱えないシロモノだった。

 

この辺りで少し神宮院の今までの肥育の様子を見てみよう。

 

 

 

2063年6月2日

 

神宮院は、かなり危機感を感じていた。
今では、スマートだった体は、どう見ても肥満というにふさわしい体となっていたからだ。
もともと大きく自慢だった胸は、もう小ぶりなスイカ程になっており、腹には見事な三段腹、前の2倍は太い腕に足、
何よりも危機に思っていたのは、少し立ち上がるのですらめんどくさいと思うようになり、一日中テレビをみながら食事をするのが当たり前となりかけている事だった。

 

神宮院「はあ・・ どうしよう今日もあんなに食べちゃった。このままだと本当に動けなくなりそうね、食事を制限しないと・・・。」

 

しかし絶望的な彼女にも希望があった。
精神低年齢化の催眠がうまくかかっていなかったのでここ最近は、食事を多少コントロールできるようになっていたのだ。
彼女は、自分の体を見ることを習慣にすることで食欲を少しずつコントロールしていった。
もっとも痩せるなどということは、まったくなかった。

 

彼女には皮肉な事だがその頃には既に彼女は食事の量を多少減少させる事に成功したが、彼女の特殊な体質によって、一度増えた体重を減らす事は非常に厳しいものだった。
そこで彼女は、部屋の中を食事と睡眠時を除く時間の大半を歩きまわる事を心がけた。

 

彼女がこの体質をもちながら今まで抜群のスタイルを維持できた理由は、この強力な意思だった。
前述のとおりすっかり習慣となってしまった殆ど動かない生活を決意を決めた日から続けていたのだ。

 

これで彼女の肥育にブレーキがかかってしまったのだった。
しかしこの意思により彼女にはさらなる肥育が始まるのだった。

 

次の日、十時頃に作戦は決行された。
マスクで変装した武田を初めとする十数名が西条が食事を運んでいるときを狙い部屋に侵入した。
武田が大袈裟に驚く西条を上手く脅しながら連れだした。
そこにいた神宮院は逃げようとしたが、体がかなり重くなっているために殆ど動けない内に簡単に捕まえることができた。

 

そのあと睡眠ガスを吸わされて眠った神宮院を運ぶのは、相当苦労すると思っていたが、武田が一人で車まで運んでしまった。
驚いている僕たちを気にせず武田は、

 

「お前らは、この部屋を掃除しておけ。終わったら今日は、帰ってもいい。」

 

と伝えると急いだ様子で佐竹の所へ向かった。

 

強制肥育室に着いた神宮院は、佐竹の手によって裸にされた後に目に特殊な装置が付けられた。
その装置は、映像を直接見せるモノであった。また口には、チューブが固定された。
驚く事に手足は、固定しないらしい。
佐竹曰く、手足を固定しなくてもすぐに動く気なんて失うからとの事だ。

 

運んできてから二時間程で睡眠ガスの効果が切れて神宮院が目を覚ました。

 

神宮院「い、一体誰がこんな事を! 早くコレをはずし、うぼおぉ!!」
彼女の口の中に勢い良く濃厚な味の「何か」が流れ込んできた。
ソレは5秒程で収まったが、1リットルは、流れこんできていた。

 

佐竹「おおっと そんな話方をすると苦しくなるぞ おとなしく話を聞いていた方が良いだろう・・・」
佐竹は、神宮院に施設が襲われた事などの武田から説明された嘘を伝え終えるとこういった。

 

佐竹「これからの食事は、すべてそのチューブから送られる。しっかり飲んでくれよ。」

 

そういうと神宮院の口の中に濃厚な液体が流れこんできた。
その液体は、神宮院の口に合うように作られた一種の脂肪分だった。
また中毒性があり何度も飲んでいると止まらなくなる飲み物だった。

 

彼女は、その味を案外おいしいと思いながらここから逃げる方法を考えていた。
もっともそんな事はすぐに忘れ、液体をむさぼるようになるのだが・・・

 

 

 

強制肥育17日目

 

佐竹「さあ、3回目の朝食の時間だ。たくさん飲んでくれよ。」

 

その言葉が神宮院に聞こえると彼女の口の中にゆっくりとしかし確実に液体が流れていく
液体はさっぱりとした野菜ジュースのような味で殆ど意識をしなくても胃の中にどんどんたまっていく。

 

強制肥育が始まったころは、神宮院は、ここから逃げ出す事を考えてはいたが、
あまりにも絶望的な状況なのでそれは、じきに諦めた。

 

その次に彼女は、液体を飲むことを拒みスタイルを元の状態に戻す事に挑戦したが
佐竹により液体の勢いを上げられてしまいどうしても胃の中に入れてしまう為にそれも断念した。

 

強制肥育が始まってから10日もする頃には、太ることに関して何の障害もない
佐竹にとって理想的な状況となってしまっていた。

 

液体は、1日に14回、1時間ごとに彼女の口の中に流れ込んできた。
その味は、濃厚な物からさっぱりとした物までたくさんの種類があった。
また非常に消化しやすく作られており、飲んでから10分もしない内に消化が済んでしまい
栄養として彼女の体にどんどん蓄えられていった。
またその量も神宮院が気がつかない内に少しずつ増やされていった。

 

佐竹「そろそろ時間だ。」

 

神宮院はかなり焦っていた。
最初の内は、抵抗しようとしていた大量の液体も最近は、すっかり慣れてしまい今では、時間の前になると液体を若干、心待ちにしてしまっている自分に気がついたからだ。

 

自分が太っていく事に関する考え方も変わっていった。
今でも嫌ではあるが、初めの頃よりも抵抗感が薄れていっているのだ。

 

助けもいつか来るだろうと思っていたが一向に来ない。
もしかしたらずっとこの場所にいる事になるかもしれない。

 

そんな事を考えている内に彼女の口の中に液体が広がってく。
それをやめようと考えているが一向に自分の喉は動き続け、液体を飲みきってしまった。
「あぁ、おいしい・・・」そんな事を考えてしまいはっとして太りたくない、これはおいしく無いと自分に言い聞かせるが20分もすると次の食事を求めてしまっている。

 

 

 

2063年8月4日

 

神宮院凛
身長159cm体重146kg
バスト等は、次回より計測が困難になる為中止とする。
バスト161cmウエスト132cmヒップ157cm

 

精神状態
自分が太る事によるストレスにより過食傾向あり
肥育用高カロリー液をかなり好むようになっている。

 

 

前へ   3/4   次へ


トップページ 肥満化SS Gallery(個別なし) Gallery(個別あり) Database