937氏による強制肥満化SS

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夏島姉の店を出た後、二人は次の標的を探して街中を歩いていた。
相撲大会がそろそろ開かれることもあり、路上にはさまざまな露店が出されている。
「さっきの姉妹のおかげでこの体力増強薬にはいろいろな副作用があることが分かった。
飲んだ者を太りやすい体質に変える作用や食欲を増大させる作用があるなんて、
開発者の俺も初めて気づいたぞ。これはさらなる検証と改良が必要だな。
相撲大会もあと2時間ほどで開催されるし、次の被験者が最後だな」栗栖が言った。
「もぐもぐ」玲子は露店で買ったわたあめやイカ焼きを両手に持って食べている。
「おい、玲子。ハンバーガーを食べ損ねて腹が減ってるのは分かるが、
もうちょっと落ち着いて食べろよ。食い物は逃げやしないって。」
「だって、お腹がすいて我慢できないのよ。」
気のせいか、玲子はさらにムチムチと太ってきたように見える。ズボンがパンパンに張っている。
「それより、最後の実験台は誰にするのよ?相撲大会の参加者リストには誰が載ってるの?」
「えーとどれどれ・・・」栗栖は参加者リストを広げる。
「おっ、これは面白いことになりそうだ。どうやら町長も参加するらしい。」

 

楽運町町長、海原美里は相撲大会の最終確認のため、町長室で書類に目を通していた。
30代前半のきりっとした印象の美人である。ロングにした黒髪が良く似合っている。
「あと2時間で大会の開会式だ。そろそろ会場に行かねばならんな。
それにしてもこの私が力士のまねごととは。まあ、企画した本人が出ないと示しがつかんか。」
コンコン
ノックの音がした。秘書だろうか。
「どうぞ」
扉を開けて入ってきたのは太った女性とぼさぼさ頭の男性だった。
「何か用か。ここは関係者以外立ち入り禁止だ。」
太った女性が言う。
「あんたが町長の海原美里ね。町一番の美人と聞いてるわ。」
「まあな。それを言いに来ただけか?用がないなら出て行ってもらおう。私は忙しいのでね。」
「むかつく態度ね。そのプライドをへし折ってあげるわ。」
そういうと彼女は私に向かってピンクの何かが入ったフラスコを二つ投げた。
フラスコが割れて中身が出てきた。
「何だ、この不気味なスライムもどきは。」

足で踏みつぶそうとするが、スライム達はするりとかわし、ぺたりと足についた。
するすると上に這いあがってくる。
「こしゃくな。」
ジャンプしてスライム達をふるいおとそうとするが、なかなか離れない。
「ひゃっ?!」

 

肛門に冷やりとした感触があった。どうやらスライム達が体内に侵入したようだ。
次の瞬間、体がぶくぶくと膨らみだした。
胸は空気を入れた風船のように膨らみ、腹にたっぷりついた脂肪がベルトを押し上げる。
私の体形にぴったりだったスーツが拘束具のように私を締め付ける。
バツンッ
ズボンのベルトの留め金が吹き飛んだ。
それでも私の体は膨らむことをやめない。
押さえつけられていた腹肉がぼよんと前に出た。
「やめろ、見ないでくれー」
あまりの羞恥心に前のめりになる。アゴのしたにぶにぶにとした贅肉の感触があった。

 

どのくらいたっただろうか、ようやく私の体は膨らむのを止めた。
「ぜぇ、ぜぇ、こんなことをしてどうなるか分かっているのか?」
「あら、そんなボンレスハムみたいな体で何ができるのかしら町長さん?
破れたスーツからお肉がはみ出してみっともなーい。」
そういいながら太った女性は私の大きな胸を揉みしだいた。
快感にイきそうになりながら必死に抵抗する。
「あんっ、何を、ああっ、する。止めろっ、はふっ」
「お止めくださいご主人様、でしょ」
「だ、誰がそんなこと・・、ああん、お尻を揉むのは止めて」
「なら言ってもらいましょうか?はい、「お止めくださいご主人さま」」
「お、お止め、くだ・・・主人・・」
「声が小さくて聞こえないわね」女性はさらに強く贅肉を揉みしだいた。
快感で何も考えられなくなる。
「お、お止めくださいご主人様ぁ・・」
「よくできました町長さん。この様子じゃ相撲大会が楽しみね。」
そう言って彼女は私の大きなお尻をたたいた。

お尻の贅肉がぶるんと震えた。

 

 

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