百刈編 鬼畜ルート
それから「蒼」は豚刈の体に新たなるステップを踏ませる事にした。
先日の余韻が今だ残るお昼時。「蒼」は仲間達を集めて嬉しそうに話を切り出した。
「今から最終段階に移す」
「蒼」の言葉は皆が待ちに待っていた時がやってきた事を告げるものであった。
「それじゃあ、『ぬるぽ』と『がっ』は予定通り頼むわ。ここからは時間が勝負だから、失敗はするなよ。」
「ヤシ」が2人に念を押す。
「例のアレは・・・まぁ必要ないかもしれんが一応ブツのある場所に宅急便で送っといてやった。黒のトランクボックスね」
「蒼」は外に出て原付のエンジンを付けようとしてた「ガッ」に向かって、まるで学生がちょっとした約束事を言っておくかのようなノリで言った。
「おぅ。」
「ガッ」はそう短く答えると外に出て「ガッ」と共にここに来るまでに使っていた原付に乗って下山していった。
ビィーッという原付の排気音が遠ざかっていくを見守りつつ、「ヤシ」が「蒼」に質問を投げかける。
「あいつらで大丈夫かねぇ。やっぱ俺がいってやったほうがいいんでない?」
「蒼」はサラリと答える。
「なぁに、ブツはちゃんと準備もしてるし、>2さん(別ルートの冒頭にほんのちょっとだけ出てた人)がいてくれるからあいつがまとめてくれるっしょ。」
ああ、そうだなぁ。とウンウンと首を縦に振る「ヤシ」を見て「蒼」は話を続ける。
「>2さんと会った時は驚いたなぁ。つーかマジで変態的なデブ専だったしなw それでいて元サッカー部でガッチリ体系だしw ブツの準備にも心よく応じてくれたし、ブツを独り占めできて 今ごろオカズには不便してないんじゃね?(ゲラゲラ」
「蒼」はそう話しつつも脇に置いてたトランクボックスをテーブルに置き、パチンとロックを外す。
中には医療用なのだろうか、なんとも素人には少しばかりよくわからない装置と、白くドロドロとにごった液体の入った点滴パックのような入れ物、そして、そこからのびる管があった。
「いや〜親父様々だなw 研究で使わなくなった器具とかで適当に作ったがこうもあっさり出来るといい子ちゃんぶって糞真面目に勉学に励んだ甲斐があったなw」
「蒼」はニタニタを笑いながらトランクの中身の装置、パック、管を手際よく接続していき、最後に管の先端に針を差し込んだ。
トランクの中に張っていた品々は数分かからぬ内に病院に備え付けられているような点滴を投与するための道具になっていた。
ただ、やはりひっかかるのが嫌に妙な雰囲気を漂わせる装置の存在だが・・・。
その問題の装置は点滴パックのような物にセットされており、その装置を通してパックの中の液体が管を通るという仕組みのようである。
「それじゃあ、始めますか。」
「蒼」は装置を持って豚刈の部屋へと向かった。
まだ全身を複数の人達に遊ばれた余韻が残っている。
すっかり変態的な快楽に目覚めている豚刈の体は僅かに残っている理性を無視してもっと太りたい、もっと気持ちよくなりたいという本能からは逃れられずにいるようである。
自然と腹の贅肉を押しのけて自分の秘部に指をあてがうが、脂肪がジャマで指が中々キッチリと届かない。
そうこうしてる内にいつもの食事の時間がやってきて、「蒼」と「ヤシ」が大量の食事を持ってきた。
今日のメニューはいかにもカロリーの高そうな油だらけのちゃんこ鍋だ。
動物性油脂の香りが豚刈の食欲を刺激して豚刈は貪るようにちゃんこ鍋を食べる。
咀嚼を最小限に留めて勢いよく胃に食物を流し込むその姿は見慣れたとはいえ、同じ人とは思えない感が強い。
ちゃんこ鍋を完食すると、「蒼」は先ほどの装置からのびる管の先端についてある針を豚刈の腹部にスッと刺しこむ。
「あえ・・・・・?」
「もっと太りたい?」
「蒼」がニコニコと笑いつつ針が抜けたりズレたりしないようテープで軽く止める。
手で押えるというのも考えたがお腹の脂肪が柔らかいのでテープでやった方が安全と見たからだ。
「う・・・うん・・・・・。ゲプッ」
豚刈はこくりと頷く。
「そう・・・・・・。」
「蒼」はそう一言呟くと、装置の「POWER」と書かれたスイッチを押す。
すると、ブーンと音を立てて管がみるみる内にパックに入っていたドロドロとした液体で満ちていき、その液体は管を通り、管の先端を通過、針を通して豚刈の腹に流し込まれていった。
「あいっ・・・・!?ぁぁぁぁああぁ・・・・・。」
お腹がむずむずと何かがゴワゴワというかたまっていくかのような感触が豚刈を襲う。
ほどなくして豚刈は失禁してしまい、お腹を押そう妙な感覚に体を震わす。
「これはね、君のそのデブな身体をもっと太らせてくれる魔法の液体なんだよ。ほら・・・なじむようにもんであげるから。」
「蒼」と「ヤシ」は二人で丁寧に液体を注入してる部分の周辺を優しく揉んであげる。
「んんっ・・・・・・はぁあっ・・・・・。」
わかる。流し込まれた液体が身体になじんでいく事を。
肌が軽く張り詰めた感触。
豚刈は自然ともっと揉んでもらいたいと本能的に思い、腹部の力を緩め、腹を膨らますようにして腹に力を入れる。
太鼓腹はググッと脂肪が自己主張するかのように前に押し出され、弾力も柔らかいものからやや弾みのある弾力へと変わっていく。
「くっ・・・・んあっ・・・・・・ふえぇっ・・・・・・・・・」
腹部から下に来るビリビリとした異質な気持ちよさ。
もっと揉んで欲しいと要求するかのようにお腹の脂肪をたぽたぽと揺らす。
10分程度でパックの中の液体は無くなり、針が抜かれ、豚刈は注入された余韻でお腹をさする。
「さすがにちと張った感覚あると思うけど、すぐなれるからw」
「・・・・あぁい」
「蒼」の言葉に豚刈はあいまいに答える。
豚刈を放置して地下室から出た二人は管を捨て、新しい管を取り出して次の注入に備えていた。
「まぁ、十分太ってるからこれで調整しないとなぁ。もう時間もないし。」
「微調整ってやつ?w」
「そうそう」
「蒼」と「ヤシ」は和気藹々と話を弾ませる。
「さすがにたるみがあるから少し張りを出してあげないと・・・・。」
「まるでアートでもやってるかのようなノリですな」
「そうですが何か?」
アハハハと二人は笑い飛ばした。
一方、「ぬるぽ」、「ヤシ」らは「>2」と合流してブツの準備に取り掛かっていた。
「蒼」や「ヤシ」が豚刈に行っていたとの同様に「>2」と一緒に高カロリーの食い物を食べさせ、液体を注入する。
薄明かりから見えるそのブツとは女性であった。
豚刈と同様に見事なまでの肥満体だが、身長が豚刈よりも大分高いのでより一層デブに見える。
「っはぁ・・・・・・・・・・・あっ・・・・・・・・・も、もうやめ・・・・・てぇぇ・・・・・。」
その肥満女性は3人に対しこれ以上の肥満化行為をやめてくれと懇願するが3人は一切無視。
嬉々として女性に大量の食物を摂取するよう強制し、「蒼」からの電話の指示に従って液体を注入する。
「・・・・・お・・・ねがいぃ・・・・・もうやめてぇえええ・・・・。」
ピンクの長髪の隙間から涙が脂肪で膨れに膨れた頬を伝うのが見えたが、3人にとってはただのオカズのネタにしかならなかった。
2週間が経過した。
2週間前より張りのあるデブになった豚刈をワンボックスに乗せて例の公園へと車は向かった。
当然のごとく豚刈はアイマスクで視界が真っ暗な状態だ。
例の公園とは、前に豚刈が秘密のショーで弄ばれたいわくつきの公園。
豚刈は2週間前の事を思い出すだけでも、股間をぬらしてしまう。
公園に到着し豚刈がワンボックス複数の男達によって荷物を降ろすかのように前と同じく公園の真ん中に降ろされる。
豚刈が降ろされると、正面から車の排気音が聞こえてきた。
ガチャッと車のドアが開けられる音がすると気配からして複数の人達がエッサエッサと声を立てて豚刈に密着する形でその運んでいたいたであろう物体を置く。
お腹がその物体にピトリと密着する。
やわらかい・・・・・・。
そして暖かい。
間違う訳がない。これは立派な脂肪の感触だ。
自分の体が大量の脂肪を身に纏っているのだからすぐにわかった。
混乱する暇もなく「蒼」の声が公園内に響き渡る。
「それじゃあ、みなさん感動のご対面です〜w」
豚刈のアイマスクが一気に剥ぎ取られ真っ暗だった視界が晴れていく。
正面にいたその肥満体と目が合う。
脂肪で全身は見事なまでに膨れあがっているが、乳房のふくらみからして女性だろう。
自分よりも身長は高い。
そのせいで自分よりも巨大な肉の塊に見える。
自分のお腹と密着している腹の脂肪は張ってる感のある自分の太鼓腹と比べると、脂肪を注入される前の自分のお腹の脂肪を思い出させるかのような柔らかさがある。
その脂肪は脇までたっぷりと侵食しており、足を圧迫しているのが見える。
たぽたぽと脂肪のついた太ももはまるでドラム缶のようで、豚刈自身以上であろう。
2の腕から指先までは丸々とした脂肪で包まれており、脇からは大量の汗からくる湯気が全身からくる発汗によって沸き立つ湯気より目立ってモワモワと出ている。
挙句の果てには脇をちゃんと閉じれないため、脇の脂肪に腕がよりかかっているようである。
胸はスイカサイズという比喩も合わない位にまで巨乳・・・・いや爆乳というべきか。
乳輪は巨大に発達しており、立派に勃起した乳首がなんともエロティックだ。
そしてどういうわけかわからないが、豚刈はおそるおそるその女性の顔を凝視する。
首はもはやないものといえるくらいに脂肪で包まれており、その脂肪は3重顎を形成している。
目はすっかり脂肪で細くなり、口も頬の肉に大分圧迫されている。
ボサボサに伸びたピンクの髪がなんとも痛々しい。
「もしかして・・・・。」
つい先ほどまで2週間前の快感がまた味わえる事への期待感が、 今目の前にいるのが誰なのかを思い出すために思考を総動員させる。
が、そうするまでもなくしの肥満女性が震えた声で豚刈に聞く。
その声は脂肪のせいかやや野太くなっていた。
「・・・・・・モモ・・・・ちゃん?」
その言葉を聞いた瞬間豚刈の記憶が呼び起こされる。
「ゆ・・・・・ゆきえさんっ!?」
そう、「蒼」の言っていたブツとは豚刈・・・いや、百刈と呼ばれてた頃にレズと思わせる程に慕っていた幸地ゆきえだったのだ。
#たかまれ!タカマル,百刈芽衣,幸地ゆきえ