天外アナザーストーリー

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第8話〜デブ人生→肉塊人生〜

 

 

あの日から、私達の生活は激変した。
サラと一緒にいたいがために同居する事にした。
大勢の近隣の男手でもって私たちは1階の部屋に移され、そこで裸の状態のまま二人で生活する事になった。
・・・・・降りる時よく階段が壊れなかったものだ。2階の床にしても。
私達の変貌を聞いたケーラは半分驚愕半分羨望といった感情を抱いたようである。
ここんとこはケーラが溜まった私たちの母乳を搾り出してくれる。
なんだか介護され・・・・・・っていうか明らかに介護されている。
ちなみに報酬はごはんと私たちの母乳を好きに飲める権利・・・ということになってしまった。
「おいしい・・・・・」
グビグビとその時その時の気分次第で私かサラのおっぱいにしゃぶりつく姿は赤子のようだ。
そういえばアペティさんのパーティの時は私は親に抱かれた幼子みたいな気分になってたっけ。
でもそれももう何年も昔の思い出に思えてくる。
で、降りるのに手伝ってくれた近隣の男達が元になって私たちの身体の噂が町中に広がった。
・・・・・恥かしい。と、同時に照れてしまう・・・・。

 

それから数日後、私たち二人の話題を耳にしたアペティさんがやってきた。
私達の変貌ぶりにアペティさんは大層歓喜した。
「ああ、凄いわ・・・・・ここまで・・・・動くのも困難な程に太りながら肌は美しく、エロティック・・・・」
「ア、アペティさん?」
「最高のデブよ。貴女達は・・・・。」
「・・・・・・アハ、アハハハ・・・・・・。」
「今後の生活なんだけど、ここじゃ窮屈でしょう。」
「は、はい」
「う、うん」
「今日から私の家で生活しなさいな。」
「「へ!?」」
なんと私たちにベタ惚れしてしまったらしいアペティさんは、私たちにあの宴を行った広大な家の部屋をあげると言ってきたのだ。
「貴女達の食欲、性欲・・・貴女達の生活はこのマダム・アペティが保障してあげるわ」
「は、はぁ・・・・・・。」
「フフッ・・・・・・・・。本当に美しい脂肪だこと・・・・・♪」
大事なものに触れるかのようにアペティさんは私達のおっぱいに触り、揉み、母乳を搾り飲み干す。

「あぁ・・・・・美味だわ・・・・・・最高・・・・・・」
「あはは・・・・・・・・」
もう私たちの口からは渇いた笑いしか出てこない。
こんな身体ではもうこの町にはいられないだろう。
何せ出歩けないのだ。
身体が重く、歩くにしてもゴツい金属のフレームで組まれた補助器具無しでは部屋からも出れない。
せっかく壁に穴をあけて私たちみたいな体型でも通れるようにした出入り口も、さすがに移動するのを楽にしてくれるわけではない。
それに、もう2階には上がれない。
さすがにあんまりいると床が抜けてしまうのではないか?
・・・・・・もう、この町ではマトモに生活するのは困難だろう。
ケーラはいいとして、パパも巨大なデブ2人を世話するのは無理がある。
私たちはアペティの提案を飲んだ。
もう・・・・・町にいることすらできない。
さようなら。私の生まれ育った町・・・・。

 

 

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#天外魔境 第四の黙示録


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