624氏その2

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<さとみ’s side>
ついに、ついに土曜日がやってきたよ!
本当ならすっごくうれしいんだけど、前日にかかってきたゆうくんからの電話で、少し不安にもなってる。
服装やら持ってくるものまで指定されたからだ。
服装は上は太る前まできていた服の中から特に薄いものを指定された。
これだと汗ですけたら中がみえちゃうし、なにより、すごくきつくてお腹の肉ははみでちゃう。
食事のペースは中々変えられないため以前ほどじゃないけどそれでも今も順調に太り続けているのだ。
前測ったときは80kg普通に超えてたし・・・ もう90kg超えてるかも・・・。
下は超ミニのスカート、中は何もはくなという命令。
これはきつい、短いスカートをはくと大根足が顔をだしとても恥ずかしい。
私も、以前はデブが超ミニスのカートをはいてるのを見ると哀れむような視線を送っていた。
だから、分かる、デブにとってミニのスカートは究極のアンバランスなのだ。
しかもパンツははくなときている。
少しでもめくれれば中が見えてしまうのにはくなという。
歩幅も小さくしないとそれだけでめくれあがりそうだ。
持ってきてほしいものに中学で使ったスクール水着、というものもある。

これはよく分からない。
何に使うのかな?
着るわけじゃないよね、中学のころは高校での太る前の私に比べると確かに少し太っていたけどそれでも今の私とは比べ物にならない。
こんなの着たらピチピチで大変なことになるよ。
だが、とても意図が分かりやすい命令もあった。
アソコにリモコンバイブを装着してくること。
このバイブは無線タイプでリモコンはゆうくんが持っている。
ある程度近くに来たときゆうくんがスイッチを入れると動き出すらしい。
一度、これがあそこに入った状態で達したことがあるけど、こんなのが振動したら、私、普通じゃいられなくなるよ。
でもゆうくんにそういう趣味があるなら受け止めてあげなきゃ、じゃないと将来お嫁さんになったときも私と、我慢して付き合わなきゃいけなくなるもんね!

 

「それじゃあ、行ってくるね〜!」
「いってらっしゃいさとみ!車に気をつけなさいね〜。」
「は〜い」
玄関を閉めようとしたとき・・・
「待って!お姉ちゃん!」
突然妹の美奈が顔を出す。
「どうしたの、美奈?」
「お姉ちゃん、本当にその格好で出かける気なの?」
「え、そうだけど。」
「そ、そんなミニのスカートで・・・?」
「う、うん、そうだよ!に、似合わないかな?」
そういってクルンと回ってみせる。似合わないのは分かってる。
でも、今は気づいてないふりしなきゃ、じゃないといろいろ突っ込まれるもん。
「え? ・・・えっと、まぁ、お姉ちゃんがそれでいいのなら・・・、い、いいんじゃないのかな・・・。」
そういう美奈の目は明らかに哀れみに満ちている。
ふん、いいもーんだ。あんたには恋人はいないだろうけど、私はこれからゆうくんとデートなんだからね!

 

ゆうくんと待ち合わせ場所に着いた。
結構有名な待ち合わせスポットでそこそこ人がいたのでゆうくんがどこにいるか分からない。
「ゆうくーん!」
呼んでみたけど返事はない。
探して歩きまわっているとよく他の人とぶつかった。
「いたっ・・気をつけろデブ!」
「キャ! もう、危ないじゃない、あんまり幅とらないでよね!」

 

すっごいムカツク、何よ、以前の私から見たらあんた達だってデブよ!

 

虚しい心の中の反論だった。
いいもん!私にはゆうくんがいるもん。
見つからないけど・・・・
もしかして!・・・すっぽかされた?

 

と、思ったとき、突然アソコのバイブが振動し始めた。
「キャヒン!」
視線が私に集まる。
私はうつむいて内股でモジモジしながらスカートが振動しないよう押さえゆうくんを探す。
このバイブが動いたってことはゆうくんは近くにいるということだ。
で、でも、これ、き、きつい・・・。
トゥルルルルルルル!
突然電話がなる、ゆうくんからだ!
「も、もしもしぃ! ゆうくん! ど、どこにいるのかな?」
「それがさ、目的地には着いてるんだけどなかなか見つけられなくてさ。」
あれ? 人は多いといってもゴチャゴチャしてないし、ここに来てたら私はゆうくんをすぐに見つけられると思うんだけど・・・。
「それでさ、俺に分かるようにさ、学校でよくやってるようにスカートもちあげてそれで探してくれないかな?」
「えぇぇ!? ・・・で、でも、それじゃあ、中が見えちゃうよぉ? ば、バイブだって動いてて・・・それにいっぱい人いるの! だ、だから、そ、そんなの無理だよぉ!」
「お前は俺の奴隷だろ? じゃ、よろしく。」
そういって電話は切れてしまった。
だめだ、もうやるしかない!

じゃないとゆうくん、口利いてくれなくなるかもしれない・・・。
スカートの前をめくり上げゆっくりと歩き出す。
周りの人の視線が一気に集まる。
ううう・・・はずかしいよぉ・・・。
「ゆ、ゆうくぅぅん。どこ〜〜、ゆうく〜〜ん。」
あそこは丸見え、陰毛も正面から見ればはっきり見えるし、何より、あそこにはバイブが挿入されているのだ。
「うわっ!」
「へ、変態!」
「お、おい!すごいぞ!」
み、見られてる・・・。は、はずかしいよぉ・・・。
私は同じ位置に立っていられず周辺を遅めの駆け足で歩き回る。
その間もバイブは振動を続けるのだからたまらない。
「ゆ、アヒッ!ゆうく・・・ヒャン!・・んあああ!ふあっ! ゆ、ゆうくーヒン!」
もうはっきりと言葉を出すことも出来ない。
いつのまにやらバイブは止まっていたようだがそれでも私の股間は疼き、そのことに気づかなかった。
トゥルルルルルル!

こ、今度はメール?
えーっと、何々?
『前だけじゃ分からないから後ろも見せてくれ』・・・。
む、むむむむ無理だよ!
で、でも前より考えて見たらはずかしくはないよね・・・。
私は後ろも見えるようにスカートをたくし上げた。
「うわ、本当でデブの露出狂だぞ!」
「すっげーー! あんなのがいるのかよ!」
「ママ〜あのお姉ちゃん、スカートが・・・。」
「見ちゃダメよ! 早くはなれましょう!」

 

ううう、やっぱりはずかしいよぉ・・・。
早く見つけて〜!
「ゆうきゅーーん? ど、どこなにょぉぉお?」
もはやろれつも回ってない。
そのときまたメールが届いた
『後ろの裏路地』
そこにゆうくんがいるんだ!
「ゆうくーーーん!」
見つけた! ゆうくんだ!
突然あそこに振動が走る。
ずっと動いていたと思い込んでいたバイブが実はすでに止まっていた。
今まで、見られた快感がバイブのためだと思ってたため勘違いしていたのだ。
それが突然動き出した!
「あひいぃぃぃぃ! ゆうきゅーーーん! ヒャーーーーン!!!」
私はゆうくんの前までスカートをたくしあげたまま来たがそのまま達して、地面に足をついた。
でも・・・とまらない!!

「ゆ、ゆうきゅん! と、とまってなひよ! バイブ! まだ動いてりゅよ!」
「あれ、そうだっけ。そんじゃあ・・・よっと。」
突然振動が強くなる!
「ち、ちがっ・・・そっひは、強・・・! あ、ひ、ひゃ、んああああああああん!!」
そのまま二度も達してしまった。
「ゆ、ゆうくん。な、何で〜?」
「別にバイブは見つかったらやめるなんていってないだろ。」
「そ、そういわれてみれば・・・、あ、でもでも! ゆうくん目的地に来て探してるっていうのは・・・?」
「あれ嘘。」
「そんな、あっさり!」
「まぁまぁ、気持ちよかっただろ?」
「そ、そんな、すっごく恥ずかしかったんだから!」
「まぁまぁ、それより、まずはお前の行きたがっていたところに行くぞ。」
「え?あ、うん!」
すぐに元気になれるのが私のいいところ!単に単純なだけなんだけどね・・・。

 

 

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