看板娘Lv.12
―2006年11月21日 午前1時10分―
「やっほー、看板娘〜♪ ひっさしぶり〜♪ みんなきみに会いたいってさ〜♪」
「…ふふふ…」
「…どうした?」
「あっははははっ!! 気づかない? 今はもう350sを超えたはずなのに、ほら見て、全然体型が変わってない!」
「ほほう。」
「なんだか知らないけど、あんたたちの企みはここでおしまい。失敗よ。これからダイエットして、すぐに痩せてやるんだから!」
「………(モゾモゾ…)…じゃんっ!!」
「な…何よ? その…何? …リモコン…??」
「きみがこの部屋で太るのは、運動不足とか過食とかじゃあなくて、この部屋全体が、SF(少し不思議)テクノロジーによる肥満化装置だからだ。」
「そ…そう……それが何?」
「で、この肥満化装置に改良を加えた…新機能、『脂肪ストック機能』だ。」
「『しぼうすとっくきのう』……??」
「それ、ぽちっとな。(ピッ)」
「え? 何??………あ、あれ? …なんか体がムズムズする…」
むち…むちむち…ムリムリムリ……
「あ? あれ? 太ももが急に太く…お、お前、何をしたっ!?」
「りぴーと・あふたー・みー、はい、『脂肪ストック機能』」
「脂肪…ストック……! …ストックってまさか!」
「そう、今までだと、レスがついた瞬間に1s増加だったけど、新機能は、増量分をストックして、きみの体を太らせるのは後からにできるんだ。」
ずももももももも…ムクムクムクゥ〜〜
「ふあぁあっ!? お、お腹があぁ…いやっ、お尻までっ!? か、体が膨らむ〜〜!」
「ここ最近スレの伸びが著しくてさ、自作絵を投下してるうちにレスが溜まっちゃって溜まっちゃって…ホントは300越えくらいに報告したかったんだけど…」
「あああ…うああああ…(ブクブクブク…)」
「他のひとの自作絵投下やSS投下と合わせたら、いつの間にか100ほどレスが増えてしまった…でも新機能の実験には最適だw」
「…ぃやあぁぁ… (ムクムク…) やめてえぇっ!!!」
「あと30s分も残ってる……看板娘、どこが太るのが一番いや?」
「え? ……あ…お腹! お腹がいや! かっこわるい!」
「じゃあお腹を重点的に。それ新機能『肥満箇所指定機能』作動!」
「いやああああっ! 鬼ー! 悪魔ー! ろくでな…」
ずぶおおおおおぉぉぉぉっ!!
「うわああああんっ! お腹がぁ〜〜!」
「ちょっと余ってる…最後は顔に盛るか…(ピ!)」
「(ぼにゅん)…うぐっ…う…」
「お疲れさん、これでストックは完全消費されたよ。いやぁ一気に100以上の増加とは……しかしこりゃデカいなぁ…」
「うう…ぐすっ…ぐすっ…」
「そんなにデカいと立てないだろう?」
「!? た、立てるよ! 立てる! ほらっ…んん〜〜(ぷるぷる…)」
「うおおお…立った!」
「ほら…ぜぇぜぇ…立てる…(ぐらっ)あ…きゃあぁ!」
ズッデーーンッ!!!
「…いった〜〜い…」
「(部屋が揺れた…)大丈夫か? ほら、急に立とうとなんかするから…巨デブなんだから安静にしてお菓子でも食べてればいいんだよ。」
「…ち、違う…巨デブじゃない…えっ…ないもん……ぐすん…」
「(ちょっと精神が弱くなってるかな…?) ほら、今夜はもうひとつお仕事があるんだ。」
「…ぐすぐす…ふえ?」
ゴロゴロ…
「何ぃ…? その缶?」
「これは砂糖をたっぷり入れた、極甘練乳。104さんからの差し入れだ。」
「そんなもの…そんなに…ひっく…飲めるわけないでしょ…ばかぁ…」
「前回104さんが来るって言っただろう? で、練乳を飲むところを絵にするみたいだよ。」
「…だから飲まない。」
「あ、そう…なら、むりやり飲ますことになる。そうすると、手元が狂って、きみに『ぶっかけて』しまうかもしれない。」
「…………」
「そうすると、『ドロドロの白い液体まみれ』の、非常におもしろい巨デブの絵になってしまうのだけど…」
「ぶっ! …ななな、何よ、それぇ!?」
「まぁ、飲ますのは104さんに任せようっと…ふぁ〜あ、眠い。俺もう寝るわ。お休み。」
「あ、ちょと待てぇ〜〜…うぅ〜〜、何でわたしがこんなことに〜〜…」
看板娘、現在359s(+313s)