針小肥大
-16,1-
ここニ週間近く後輩が休んでいる、どうやら急病だったとのこと
(私の介護に無理させ過ぎちゃったかな…)
介護を今してくれている同僚には悪いがやはり後輩ではないと物足りない
今日は久々に出勤してくるらしいので、会うのが楽しみだ
なるべく、気づかいしてあげなきゃと思う。
最近だと「私もこんなやわらかい肉が欲しいなぁ」なんて言ってたし
存分に触らしてあげようかしら
コンコン
「せ、せんぱ〜い」
ドアの向こうからノックと共に後輩の声が聞こえる
「お久しぶり〜、入って良いわよ〜」
「わ、私の姿を見ても、お、驚かないでくださいね」
そう言った途端に、ドアからのっそりと、大きなお腹を垂らした女性が出てきた
私より随分と痩せてはいるが、それでも足の膝までお腹の肉が垂れている具合だ
よちよちと不格好に歩いており歩く度に、尻と腹を揺らしている
「た、たははは、私も先輩の事を見てたらつい羨ましくなっちゃって」
笑っている声は、多少野太くなってるかもしれないが後輩の声そのものであり
ツインテールの髪型も顔に肉が付き過ぎたせいで小さく見えるもののまさしく後輩の髪型だ
「先輩が肥大化したときのウィルスの注入量を見積もって、
どのくらいの濃度で注入すれば良いか考えたんです
おかげでなんとか先輩の介護ができる程度の肥大化で済みました、
それでも400kg近くはあるんですけどね
…ふひぃ〜ちょっと座りますね。
この体になったおかげで少しは先輩の苦労もわかるようになりました」
「あ、あんた馬鹿じゃないの!!」
肥大化した後輩でも叶わない肉の顔を揺らして声を発する
「この身体で、苦労してる人間もいるっていうのに好きでなるやつが何処にいる…
いや海外にはいるけど。遊びじゃないのよ、あんたは上手くウィルスを調整して
その程度の肥大化で済んだのかもしれないけど私なんか今のあんたの二倍は
あるんだからね、正直化物よ、なりたくもないのになったっていうのにあんたはぁ…
っはぁはぁはぁ」
今の私ではこれくらい話すと、自然と息が途切れはじめる
「わ、わたしは、先輩がその身体までに肥大化してしまったことはたしかに悲劇かも
しれないですがそんなに柔らかい肉に包まれて大きな体に変貌して、それはそれで
人によっては魅力的に見えるんです
だ、だから私はその凄く実際に目の当たりにしたら魅力的に映るような身体になりたくて
自分が肥大化して困らないレベルで太ろうと思ったんです。
ぎゃ、ぎゃくに先輩には自信を持ってもらいたいです
でないと私、この身体にも自信持てなくなっちゃうじゃないですかあ」
「わたしのようになりたかったら、どうせなら私以上に太れば良かったんだわ」
「それは、私…この体で先輩の介護を続けたかったんです、
そりゃあ自力で歩きたいなって気持ちも考慮しましたけど
自分の足で立ちたい!って気持ちはなにより先輩が理解してると思います」
(まったくこの子ったら…それにしても魅力的ねぇ…この体がねぇ)
魅力的と言われるとそれはそれで嬉しい。
「…当分許さないわよ…そのかわりその体で私の事を支えなさいよね」
「はいっ!」
後輩が近寄って、お腹に抱きついてくる
「ぷふぅ、久々の腹肉っ!」
後輩の腹の肉が私の肉にべっとりとやわらかく、くっ付く
間近で後輩を見ると思った以上に太ったのがわかる
顔は小振りのスイカ2つ分が頬に肉付き目が狭められ、首はなくなり垂れている
二の腕は、成人女性二人分のウェスト並はあろうか、手に至っても豊かに肉がついている
胸は牛の乳に負けず劣らずというところか、どるんっとお腹の上に垂れていて
そのお腹は段を形成して垂れており、その巨大さは大人1人がお腹に入っているかのようだ
お尻も割と大きく、ひらべったく巨大な餅のようなゴワゴワした巨大尻がプリっと揺れていた
その体を支える足は、丸太のように太く、そしてぶよぶよしていた
「あんたの贅肉もやわらかいじゃない、私程じゃないけど」
「ふふふ、若いから弾力があるんですよ」
「あんた、なにげなく若いアピールしないでよ」
「すいませーん、ふひぃっ、じゃあ、いつもどおり体を起こしますよ」
「あれ起重機は使わないの?」
「使いますよ、でも先輩の体を起こすくらいは」
私の両手を掴むと、思いっきり後ろのめりに後輩がなり、その自重で私の体が前のめりに
引っ張られる
「んひいいいいいいっ!よいしょっつ!、こ、こうすれば、機械はいりません」
気が付けば汗まみれになっている後輩が呟く
髪が乱れていて、荒くてエロい激しい息づかいが聞こえる。
たしかに他人から見たらエロいのかもしれない
「ふぃ〜、これからはこんな感じで私の自重を、ぷふぅ、使って介護していきたいなぁと思います」
「た、頼むわね」
「はいっ、じゃあ先輩、次は上の服を脱いでくださいね」
Tシャツを脱がされると、後輩が体を拭き始める
「それにしても先輩、この三ヶ月近くでより女性らしい体形に変化しましたね」
肥大化直後は、ただ垂れ下がり、男女どちかが太ってもわからない程にだるんだるんな形で
肥大化してしまっていたが時間が立つごとに体の各部位の形に変化があり、垂れていた胸も
垂れている事には変わりないが弾力が多少もどり、胸の厚みが増しのっぺりした感じから
ふっくらと膨らみ厚みが増していた。
他の部分も同様でハリやつやがでてきていた
ただその代わりに、肥大化時より80キロ近く体重が増大しており体重は900キロを突破していた
「そーお?、なんだかそれはうれしいわ…女性らしいかぁ〜うぷぷ」
脇腹の肉を掴んで胸を揺らしてみると、ぶるんぶるんと波が良く伝わり震えて
胸が前よりおおきくなって弾力が増えたのがわかる
尻も揺らしてみると、先週よりこころ無しか、いい感じにタプタプしてるような…
全面鏡に映っている自分を見つめて少し微笑む
拭き終わった後輩が、シャツを持ってくる
私の汗を拭いたのはいいが、後輩が逆に汗まみれになっていた
どうりで熱気がむんむんと強まっていたはずだ
「ふひぃぃっ!終わりましたよ〜先輩、次は自分自身の番ですね、ちょっと待っててください」
後輩が私と同様に垂れて垂れまくった身体を拭くのを眺めながら
(後輩ちゃんも肥大化したし、どうせならいつか二人で海外の
肥大化専門の洋服店に行って、おしゃれな服を買いたいな〜)
と思いつつ、今後の生活を思案してゆく彼女であった