針小肥大

針小肥大

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-17,1-

 

彼女の肥大から半年後

 

彼女と後輩は、休みの日を一緒に過ごそうと公園の一角で待ち合わせをしているところであった
季節は夏に入り彼女達に取ってまさに地獄のような季節に入っていた

 

「ぷふひぃい〜先輩、ま、待ってましたよ〜」
お腹をぶるんぶるん振るわしながら太い腕を振って迫ってくる後輩が見える

 

ベンチに据わっていたのか、汗が垂れた後が後ろのベンチから続いている

 

そういう私も、最近引っ越した自宅から、文字通り汗水垂らしながらやってきた
体中の贅肉という贅肉を揺らし、よちよちと歩き、新たに構えた新居から1kmの道を一時間かけて歩いてやっとついたのだ
そのおかげで、体中の至る所から汗がびちゃびちゃに出ており、垂れきったお腹とお尻が汗で光沢し強調される

 

「んっうう!お、おまだぜぇっ!ぶひぃいいっ!」
行ったん立ち止まると
振り袖と化した二の腕を思いっきりぶるぶるっと揺らし、その反動で、お腹とお尻の贅肉も
ぷる、ぷるんっ!と揺らして肉と肉の間についていた汗をいっきに垂れ流す。
犬が自分の体についている水を落とす原理と同じだ。
汗は特製の服に吸収されるか地面に落ちる

 

「いつもながら先輩、豪快ですね。」
「ぶふぅう〜、贅肉を垂らしているのは伊達じゃないのよお」

 

最後の仕上げと言わんばかりに顔の贅肉を揺らして汗を流す

 

「んっうう!」

 

ついに1000kgを突破した私の体は、肥大化した時より幾分重たく、顔も二周り程膨れ上がり
鏡餅みたいながいっそうもちもちした顔になってしまった。
筋肉増強剤のおかげで腕も上げる事が出来るし立つ事も出来るが、もしこれ以上肥大化が進めば
歩けなくなってしまうだろう
痩せたいと思うが、まだ体が体質変化の途上であり、体質に沿った体の体調管理が
上手くいかないので、当分は様子を見なければならないだろう

 

後輩の方も同様で、体重が400kg近くだったのが今では500kgになっており、
私と同様に幾分か人の手を借りなければできないことが多くなった

 

「せ、先輩、ここ、拭いてください」
後輩が服をたくしあげ、お尻を突き出してくる。
「あ、汗がたまっちゃってぇえ」
専用のマジックハンドを私は取り出し、タオルを掴んで彼女のお尻の間を拭く

 

「ぁあんっ♥!!…デリケートにやってくださいよお」
彼女の性感を刺激してしまったのか、まだ張りのある、大きなお尻をだるんだるんに揺らして
悶えている
「文句言わないのっ!」

 

後輩もいくらか介護をされる体になったとはいえ、その巨体を使った介護は私の体を持ち上げたり
するには最適で日常の介護はいまだに彼女にやってもらっている
ただ最近、すぐに後輩の息がすぐに切れて座ってしまうのはご愛嬌という他に無い

 

 

 

今の私達は、まともな上下揃った服を切るのは中々難しいので、ワンピースのような服を着ている
たくしあげるだけで、大きなお腹とお尻がまるだしになるため、体を常に冷やしたい私達には
もってこいの服だ

 

今日は二人でプールに行く予定なのだが、この巨体では何時間かかるかもわからないため
公園で研究所の車が私達を拾う手はずになっている。
もうそろそろつくはずだ。

 

 

-17,2-

 

「すいませんっ、写真を撮っても良いですか」
近頃、地元で有名になってしまった私達は、時折見かけられると、声をかけられる
始めは恥ずかしかったが今では、要望も応えるようにしている
まぁ主に要望してくるのはその道の人なんだけど…

 

 

「なにかしてほしい事とかはありますか」
後輩が撮影者に聞く

 

「その、お恥ずかしい限りですが、お腹を見せて写真を撮っても良いですか?
 はい、強調する感じで」

 

「わかったわ、じゃあちょっと待ちなさいね」

 

ワンピースを胸にたぐり寄せ、お尻を後ろに突き出す感じで前のめりになり、
手すりからは手を放し仁王立ちする
「はっ、はやぐとりなざいねっ、んぅううううううう!」
屈む体制だとやはりつらい
しかし腹は、通常より前方に垂れ下がる為、お腹を強調するにはこれに限る

 

後輩も私と同様に服をたくしあげ手を腰に当てて前のめりになっていた
「わっ、わたしもきついでの早くとってくだざい、ぷふぅ」

 

私達が喘ぐ瞬間をチャンスに、シャッターを何回か押される

 

「ありがとうございましたっ!またお会いしたら、その時もよろしくお願いしますっ!」

 

「い、いいのよぉ、減るもんじゃないがらっ」
お腹をぺたぺたと触って揺らしながら答える。

 

「先輩も自分も、見知らぬ人に見てもらって喜んでもらえたらうれしいですからっ」

 

最近はこのような具合に、撮影を求められたら、様々なポースを取りながら写真を撮られていた。
太る前にはすごく気持ち悪いと思っていたSSBBWと呼ばれる人達がしていたポーズも試しに
やってみたりする
肉を強調する度に私の何かが変わって行き、今では喜んでお尻もお腹も贅肉を揺らして
撮ってもらうのが快感になってしまっている
常々、体どころか心も変化してしまったんだなぁと思う

 

「ぷぅふう、ふひぃ、や、やっぱり、こういうのはだのじいわね〜」

 

喜んでやれるようになったせいか最近ではモデルをしてくれないかと頼まれるようにもなった
まだ返事はしていないが、やってみたいと思っている
ベッドの上で撮影するそうだ。今の私はようやくこの体の扱いにも慣れてきたおかげで
贅肉を必死に揺らして、なんとか動く事もできるので、それを撮ってもらおうと思う

 

「せ、先輩はさすがです、まだ私の方がどこか気恥ずかしくて」

 

案外、後輩の方が写真に撮られるというのは慣れないらしい
そのくせ、私の写真を撮る事は好きなのだけれど。

 

「それにしても先輩っ、大胆に髪の毛をバッサリ切りましたね」

 

最近まで髪を昔の面影を残す意味でも髪の毛を伸ばしていたのだが、
思い切ってイメチェンをしようと思い髪をボブカットにした
ただイメチェン以外にも髪の毛が覆う肌が蒸れて荒れたりしたり、
髪を洗う手間も結構省けたりするというのもあった

 

ただボブカットと言っても顔が痩せていればボブカットに見えるぐらいに切ったということで
あって、今の顔ではボブカットに見えないかもしれない

 

「んひっ、首の肉の段差が見えて一段と顔が大きく見えるでしょ」
「鷲掴みしたいくらいに分厚いですねぇ、あっ車が着ましたよ」

 

 

-18-

 

車は2台やってきた
私達を運ぶ車は小型のトラックを改造した物で、別の車に積んである起重機で私を積み、
後輩も積む手はずだ。
後輩は自力で乗ることが可能なので私から先に引き上げてもらう
近頃さらに肉が増えたせいか、肉がより重力にまけて垂れ下がり段を作るようになった

 

「んぎぃっ!、きづく縛りすぎっ!」

 

「このくらいきちんと固定しないとロープがずれたりして
危険な事になったりすることもあるんですからね」

 

「んもうっ」

 

トラックにはマットが敷かれていて、私はそこに降ろされる
足を思いっきりあけて腹の肉を垂らしながら座るのだが、
肉が増えたせいで顔がお腹に押し出された胸で圧迫される
圧迫されたせいで、普段よりも更に顔が暑苦しい感じになる

 

「ぷふぅ、やっぱ段差がついたものじゃないとお腹が上に押し出されてぎづいわ」
押し出された腹肉のせいで顔の頬が餅にカエルの膨らんだ頬が合わさったようになっている

 

「暑苦しそうですね〜でも私はそんな状態の先輩が好きですけど」
「ぞういうもんだいじゃあないでじょう」

 

 

トラックの荷台に積んであるスロープを降ろし後輩が乗車する
私は最初から腹が床に垂れるぐらいまで肥大してしまったために経験できなかったことだ

 

「うんじょっ!うんじょっ!んっううううう!」
後輩が必死の形相でスロープを登る。
「はあっ、はぁはぁはぁ、ぶひぃっ!」
彼女も歩行はお腹が邪魔で足を左右に動かして歩くのだが、登るのはかなり骨が折れるのだ
下手したら実際に折れるかもしれないのだが、転ばないよう慎重に一歩一歩、
ぎしっぎしっとスロープを軋ませて登ってくる
歩く度に腹が服の上からでもわかるくらいに揺れており、そのたびに
「ふひっ!ふひぃい」
と声を上げる
私と違って、お腹が床に着くか付かない程度に肥大している分、なかなか揺れている。

 

到着した頃には、汗を大量にかいておりとても暑苦しそうだ

 

「ふぅっ!、腰にきますね」

 

後輩は自力で歩ける為、荷台に乗ると、置かれている椅子に座る
登ったばかりでとても体が熱いため、腹をめくりタオルで拭きはじめた

 

「こ、この体も先輩に負けないぐらい肉の強調がすごいでしょう、ぷふぅ、んぅぅぅうう!」
お腹を片手でなんとか持ち上げ、隙間にタオルを入れて拭く
後輩が自分の体の贅肉を拭いている間に車は出発した
おそらく彼女の体を考えればプールに着くまでの二十分間は体を拭くので精一杯になるだろう

 

降りる時は逆に楽そうだが、彼女の場合前のめりに倒れないように注意しなければならない
そのため降りる時は、同僚の手を借りて降りるようにしている

 

「んっ、んんっ!」

 

「ぷふぅ」

 

後輩の声と私の息づかいがこだますなかトラックはプールに着々と進んで行った

 

 

-19,1-

 

プールに着いた後、降りるときに
後輩が男性職員に腹肉をくっ付けながら恥ずかしそうに降りる手助けをされている事以外
特にこれといった事も無く無事にプールの更衣室に到着した
私達の体形では普通の更衣室には入れない為(入れたとしても自由に動けない)
プールに器具を入れる搬出口を臨時に借りて更衣室として使っている

 

 

私は一人で着られないので、後輩に手伝ってもらう
歩行器を使わなければ立っていられないため
上手く歩行器を使いつつ着替える
ワンピースは脱ぐだけで大丈夫な為特に手間はかからない

 

持ってきた水着を出す前に、お互いの裸体につい目がいってしまう

 

「な、なによお」
「いつまで成長し続けるのかなぁと、例えばこの胸です」
「あうっん♥」
巨大なお腹をまたいで垂れ下がっている巨大な乳輪と乳首をぷにぷにっと手で押し上げられる
「このままじゃあ下手したらおっぱいも床に着いちゃいますよ」
「ぷふぅ、もうおっぱいは感じるってわかってるでしょっ、
 私の胸の心配よりあんたのお腹の心配をしなさいよ」

 

「あははは、もう屈むと簡単に着いちゃうんですけどね…
たしかに宙にぶるんぶるんと垂れているのは私も気に入ってますし、
今ぐらいが体中を揺らして生活するにはいいんですよね」

 

「ほ、ほら、こ、こうやって、揺らすとなんだが可愛くないですか、私のお腹、んしょっ」
腕と足を大の字に広げて、腰を屈めお腹を揺らす
腰を揺らしてお腹を振るわしているのかお尻も、プルプルプルっと揺れているのがわかる
お腹は今にも床につきそうだが、上手く調節しているのだろう、
ぎりぎりの所で留まっていて尚かつ重力で餅のように垂れさがっているのが良くわかる体勢だ
かなりつらいのか
「あ”あ”ぁっ」
と色っぽい声で荒げる
「ぜ、ぜ、ぜんぱいっ、どうですっ、なかなかいけるでしょう」
火照っている顔はなんとも色っぽく、以前より顔が集中的に太ったせいで大福のような形に
なってしまった顔が汗を垂らし、顔は笑顔でいようとしていてどこか苦痛の表情もあり、
見ているこちらをどことなく興奮させた

 

「あ、あんた勝手に絶頂しすぎよ、後、その行為は可愛いとうよりはむしろ色っぽいかもね
 ってさっさと着替えるわよ、やるなら着替えてからでも遅くないわよ?」

 

(後輩が私に親身なのはうれしいけど今日はプールに来たんだから、
 あんなことやそんなことをしている暇はないのよ)

 

 

歩行器にくくり付けてきたバッグから水着を取り出し、付けてもらう為に後輩に手渡す

 

 

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