行方不明の加奈さん
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もちろんだった
もちろんと言ったとき、彼女も、「あっやっぱりそうなんですか良かったぁ」と言っていた。
とてつもなく太った人間を前にするとその体形に対してやはり好む好まないがそれなりにでてくるのだそうだ
「多分、楽しんでもらえると思います」と加奈さんは言っていたが
「お、ここだな」外装はちゃんとしたホテルという感じだが中はどうなのだろう
中に入って受付に予約をしてきたことと、加奈さんのツテだと言うとすんなり奥にあるホール案内してくれた
「お、お待たせしましたレイナと申しますっ」
そこにはバニー姿になった加奈さんがおしりをこちらに向けて立っていた。
お尻をプニプニと手で揺らしたかと思うと
「ほ、本店は触る事は自由ですのでご自由にお触りくださいっ」
「か、かなさん」
自分がついそういってしまうと
お腹を揺らしながら近づいてきて必死に、にっこりしながらこういった
「個室に入ったらその名でもいいですけど、今はだめですよ〜」
「では案内しますね、ついてきてください」
ホールから出てすぐ近くの通路にある大型エレベーターにまず乗った
「はぁっはあっ、ふぅ〜最上階に行きますね〜」
上がる最中にエレベーター内で体におしりを押し付けられてきたが、これもサービスの一環らしい
最上階に着くと、息も絶え絶えに先程より大股でよちよちと必死に
本当は揺らしたく無いであろうお尻と正面のお腹そして胸を揺らしながらドアまで案内する
「ふぅ、ふぅ、ここの部屋です。どうぞ席へ」
中はベッドとソファが置いてあり奥にはまた違う部屋に通じるドアがある部屋だった。
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「ここはどういう店なの加奈さん」
「ただ触る事だけは許されてる超肥満バニーが接待するお店ですね、
趣味的に健全じゃないかもしれないですけど性交渉的な意味ではすごく健全ですよ」
「そこのベッドは?」
「私達が布団になるための装置なんです。もしくは逆でもいいんですけどね」
「それはまたすごくそそられる趣向だ」
少しの間雑談したあとお酒を少しばかり飲みメニュー表を見ていると気になる項目があった
「ねえ加奈さん、この肉風呂って何?」
「それはですね、私専用のメニューなんです」
「やってみますか?オプション10万ですけど?」
「まいったなぁ〜今お金をそんなに持ち合わせてないし…」
「今日は特別サービスでいいですよ、基本私達の任意で任せられてるんで、
どこまで払ってもらうかは」
「じゃあいきましょうか、ふんっ」
杖を使って立ち上がる
のっそりと電話が置いてある所までいき、何か電話で頼んでいるようだった
「肉風呂は二人だけじゃできないんです、他のバニーさんが必要ってことじゃないですよ〜」
「さぁこちらです」
目の前には船というか箱をまっぷたつに分けたようなものがあった
「じゃあ後藤さん…その、これはあまり見えないですけど風呂になるので
洋服を脱いで頂きませんか?パンツは脱がなくていいです。」
「後、私も脱ぎますので…失礼しますね♥」
そういうとバニーの衣装を脱ぎはじめた
服を脱いだら脱いだでやっぱすごい体してるんだな
レオタードは脱げたようだが、他の部分で苦慮してるようだ
「す、すいません、ふぅ、ストッキングを脱ぐの手伝ってもらっていいですか」
そういうとお腹を少し持ち上げて言った
「はぁ、はぁっ、足についてるストッキングを外すのお願いします」
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ようやくストッキングを外し彼女の堂々たる裸体があらわになった
二の腕も太もも、そして真ん中に垂れ下がる腹、どこを見ても実にエロい
「そういえば、乙女に聞くのはなんですけど今の体重は?」
「気になりますよね〜実は今603kgなんです。昔なら泣きたくなっちゃいましたけど
今の生活は慣れたらそれなりに良いんで、職業的には嬉しいです。
ちなみに次に体重がある人は437kgなんですよ」
「じゃあここだと」
「一番なんです、あ、来たようですね」
来たのはバニーの姿をしていない普通体形の女性店員だった顔は黒子みたいに隠している
「相手も顔は視認できない作りになってるんですよ〜」と加奈さん
ゆっくりと慎重にお尻から箱の中に加奈は入りはじめた
「んふ〜まだフィットするわね、あ、後藤さんはそっちの箱に座って」
もう一方の箱だな、よし
自分がするや否や女性店員が自分の箱の方をゆっくりと押しはじめた
そして
ぶにょっ!
加奈さんのお腹がおもいっきり当たった
「あ、後藤さん窒息しないよううまく肉を掻き分けてくださいね〜」
自分が苦慮しているうちに女性店員さんは加奈の腹肉をベルトで縛りはじめた
そうすると自分の背中のほうも加奈のお腹で包まれた
気付けば胸の間にはとっくりとおちょこが置かれ、自分の頭にはタオルが乗せられていた。