1話
[参加PC]
玖島楓
褐色にブラウンの髪色、勝ち気な体育会系三年生。
誰かを守るために前に出れる姉御肌。
レスリング部に所属している。
元身長174p 元体重69kg
白井麗華
やや肌が白く、髪色も色味の薄い黒。少し斜に構えた文系三年生。
クールなようで頑固者。思い込みやすい面がある。
オカルト研究部に所属している。
元身長165p 元体重55kg
熊谷望
明るく元気、ちょっとお調子者な二年生。
ズレた所もあるが、ここぞと言うところで決めるタイプ。
黒髪ポニーテールで、黙ってお澄まししていれば美人なタイプ。
写真部に所属している。
元身長148p 元体重52kg
[1話あらすじ]
人口30万人ほどの太平洋側にある地方都市『蓮多』。
物語はこの蓮多の学校、「阿里学園」で静かに始まった。
美化委員の仕事として校内の一角、学園裏の一帯を掃除することになった三人。
三人が掃除を始めようとしたところで、
普段鍵の閉まっている筈の用具室の鍵が開いていて……?
-------------------------------------------------------------------------------------
開け放たれた開かずの扉を不審に思った三人は恐る恐る中を調査。
すると、不思議な三面鏡と、地下道へ続く隠し通路を発見。
好奇心のままに梯子を降りた三人を出迎えたのは、戦時中に作られた『防空壕』だった。
蓮多に伝わる『豊穣神』伝説。
嘗て街に祀られていた『豊穣神』は、忘却の彼方に消え。
されど、封印されたソレは生贄を求め、三人を誘っていたのだ。
「姿を歪める鏡」「染み出す奇妙な水」「祟りの煙」。
次々に襲いかかる氏神の力に侵されながら、三人は最奥部へと辿り着く。
-------------------------------------------------------------------------------------
古びた御札に封印された扉の先に待ち構えていたのは
豊穣神の魂魄(意識体)を封印した「香炉」だった。
三人を贄にと襲いかかる瘴気。
それをかつての神主が残した神水と瘴気払いの札で迎え撃つ。
かするだけでも身体が膨らんでいく恐怖の中、札を貼り付けた玖島と熊谷の拳と蹴りが
香炉に残る瘴気を払い、ついにその力をそぎ落とし、封印に成功する。
―――しかし、封印しても三人の体は元に戻ることはなく。
世界は、『歪んだ三人』を『元よりそうであった』かのように出迎えた………。
-------------------------------------------------------------------------------------
『解決しても、体重が元に戻らない』
肩を落とす三人だったが、ふてくされている暇もなく。
数日後に控えた『林間学校』の為の準備を迫られる。
とはいえ、林間学校と銘打たれていても実情はちょっとしたバカンス。
少しばかり離れた島に、4日間のぷちサバイバルをする行事である。
一日の多くを遊びに使えるこの行事に、三人は憂鬱な気分を振り払って水着を買いに
近所の服飾店へ向かった。
それぞれ、お気に入りの水着を選び試着室に入ったのだが……?
三人が映った鏡に現れた謎の影。
意味深な言葉を残した影は、去り際に鏡を黒に染め上げ―――
―――その黒が晴れた後、
三人ですら気付かぬようにその体はさらに肥え太らされていた……。